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R・ヒラサワさん

出没地
趣味
職業
性別 男性
将来の夢
座右の銘

投稿済みの記事一覧

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超予測変換

18/11/22 コメント:2件 R・ヒラサワ 閲覧数:71

 最近はスマートフォンの性能も随分と良くなった。普及率もどんどん上がり、持たない人が少数派に追いやられるばかりだ。使えるアプリも増え続け、便利な世の中になったものだと思う。
 ワープロの様な文字編集専用のテキストエディタなどは、小説を書く人によく利用されるようだ。それらと連動する文字の変換機能も重要な性能で、特に『予測変換』などは入力がスムーズに行えるようになって便利である。
『超予測・・・

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アイちゃん

18/10/22 コメント:2件 R・ヒラサワ 閲覧数:108

「アイちゃん」
 小学生ぐらいの女の子が声をかけてきたので、私はニッコリと微笑んだけど、その後は何もしなかった。そもそも『アイちゃん』は、私の本当の名前ではない。
 会社の人に同行して、コンパニオンの様な格好で笑顔を振りまきながら、パンフレットを配るのが私の主な仕事だ。
 これまで小さなイベント会場にしか行った事がなかったが、今日は国内でも有数の大きな展示会場に来ている。異業種の・・・

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あなろぐ

18/09/24 コメント:0件 R・ヒラサワ 閲覧数:111

「ヤマキ商店です。いつものパック、昨日の二倍で」
 エースフード最大の取引先である『ヤマキ商店』は、こだわりの商品作りで抜群の集客力を持ち、自社製や仕入れ商品全てを完売させる事で有名だった。その為、いつも製造開始の直前に注文が入る。今日はシンプルな注文だったが、駅近の店舗は販売数が倍になる事も珍しくはなかった。
 カナコが勤めるエースフードは、食用の素材をすり潰した『調理用ペースト』を・・・

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ANSWER

18/08/20 コメント:2件 R・ヒラサワ 閲覧数:327

 アキコが二十歳ぐらいから知るショッピングセンターは、オープンから既に三十年は経つだろう。ここにはしばらく来なかったが、最近また利用するようになったのは、十年以上連れ添った夫と別れた事がきっかけだった。
 夫の浮気が原因で離婚してから半年。今年で五十歳になるアキコにとって、熟年離婚は簡単な事ではなかった。
 夫が提示した慰謝料によって、経済面の不安がある程度解消された事と、何より、自分・・・

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片想い

18/07/23 コメント:0件 R・ヒラサワ 閲覧数:186

 僕が通う高校で、同じクラスにいるミヅキは、教室の中でほぼ真ん中あたりに座っている。でも、その存在感で言うと、ずいぶん端っこの方にいるって感じの、ミヅキはそんなおとなしい女子だった。
 ちょっと地味で目立たない、何となく控えめな、そんなところがとてもいい。だから僕の中でミヅキは間違いなく、ど真ん中に居る存在だった。
 一方の僕はと言うと、存在感はミヅキとほぼ同じで、やっぱり端っこの方だ・・・

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あとがき

18/07/01 コメント:0件 R・ヒラサワ 閲覧数:260

―著者あとがき―  この作品は私にとって、実に三年ぶりの著書となるが、俗に言う『産みの苦しみ』を実感したのは今回が初めてであろう。振り返ると此処に至るまで、様々な出来事が我が身に降りかかってきていた。  まずは愛犬の家出に始まり、続いて妻の蒸発。挙句の果てには、住んでいたマンションを追い出される羽目にまでなった。 一時期、私はホームレスの状態になった。ホームレスと言っても、車の中で寝泊まりをして・・・

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サクラ

18/06/25 コメント:4件 R・ヒラサワ 閲覧数:393

「サクラって言うと印象が悪いかもしれないけど、あれだって立派な演技なんだよ」  大事な出番の前、ユカの頭の中に芸能事務所の社長の声が響いた。  日曜日である今日、大型ショッピングモールのイベント会場の付近で、ユカはそっと待機していた。視線の先には『サクラ』の依頼主である餅屋の主人の姿があった。 「ウチの団子は旨いんだよ。ほれ、あんたも食べてみなよ」  餅屋の主人はユカに『サクラ』の依頼をした日、店・・・

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ハロウィンの夜

18/06/25 コメント:0件 R・ヒラサワ 閲覧数:280

「すると、君もその男性が仮装をしていると思ったって事なのかな?」 「ええ、そうです」 「一目で分かる程のあぶら汗をかいていたというのに?」 「ですから、それも最近のメイクだったら簡単に出来る事なんで……」 「ハロウィンなんて、厄介なものが流行ってしまったものだな。年々参加する人数が増えてるそうだし、コスチュームやメイクもどんどんリアルになってきてるそうじゃないか」 ベテランの刑事は目撃者と名乗る連・・・

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