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甘宮るいさん

 小説家を目指して、日々練習中。恋愛ものとミステリー系と哲学的な感じの話を書くのが好きです。リアルとの両立をがんばりたい。ツイッター@Rui0123amamiya/HP→https://tukikage0123.wixsite.com/amamiyarui

出没地 温泉旅館,公園
趣味 カメラをはじめました、それから読書。
職業 大学生
性別 女性
将来の夢 小説家
座右の銘

投稿済みの記事一覧

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息をやめた後の僕より。

18/07/05 コメント:0件 甘宮るい 閲覧数:452

「息子は一昨年の春に病に倒れ、それ以来入退院を繰り返していました。ですが6月20日の午後、家族の見守る中、静かに旅立ちました。享年18歳でございました。
息子は大変静かな子でしたが、部活にも勉強にも熱心でした。よく、家の手伝いもしてくれました。家族の誕生日には、決まって手紙とお花とプレゼントを贈っていました。サプライズをされたときには、驚いてもう嬉しくて……。本当にいい息子でした
息子・・・

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浮遊する恋

18/05/25 コメント:0件 甘宮るい 閲覧数:444

 先輩のものだった、2つ上の彼女が誰のものでもなくなった。
 恋をしたのは春のことだった。随分と前の、入学式の日だった。一目ぼれに近かったけれど、一目ぼれではなかった。
 彼女は移り気な人だった。不安定で、美人局な人だと知った。
 街に薄暮の迫る頃、駅前でずっと待っていた彼女から「予定が入った」と連絡がきた。何度目かのことだったから、何とも思わないはずだった。先輩と別れた彼女にど・・・

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笑い上戸の泣いた様

18/01/29 コメント:0件 甘宮るい 閲覧数:890

 今日までの3年間が満足だ、ってお酒に浸された脳みそでも自信を持ってそう言える。小さな私たちのバンドには、多すぎる思い出ができた。ただ、この脳みそでも今日でこの居酒屋に集まってする打ち上げが最後だと思うと、耐え切れない寂しさが襲った。
「笑いながら泣いて、大丈夫かぁみっちゃん」
 ひろまろは、私の肩を叩いてそう言って笑った。ドラムみたいに響く、少し低い音のする引き笑い。
「武田の・・・

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