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斎藤緋七(さいとうひな)さん

http://slib.net/a/23194/

出没地 大阪市内 天王寺〜阿倍野周辺。
趣味 アクセサリー作り。 読書 食べ歩き。
職業 会社員
性別 女性
将来の夢 食べても太らない身体になること。
座右の銘 コンタクトです。

投稿済みの記事一覧

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この上ない理想の夫

18/06/08 コメント:0件 斎藤緋七(さいとうひな) 閲覧数:398

「男の人のトレンチコート姿が好き。私、ケンジント○のロングトレンチコートが好きなのよねー。あれ、着てる人がいい。」 と、40オーバーの姉は言う。 「バー○リーじゃないとダメなの?」 「出来たらバー○リーがいいなあ。」 「25万はすると思うよ。」と言うと、 「もう!現実的なことを言わないでよ!」 と、怒られた。 「はよ、現実的に考え始めないと、今年四十五でしょうが。」 姉は15歳年が離れている私に言・・・

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お前の生霊を飛ばしてくるな!

18/06/08 コメント:0件 斎藤緋七(さいとうひな) 閲覧数:383

「百合子、おーまーえーなー!」 お昼休みにお弁当を食べてると隣のクラスの元カレ、相馬が怒って教室に入って来た。 「なによ!なんか用?」 私と相馬は幼馴染なので別れた後も、なんとなくは友達関係が続いていた。 「飛ばしてくんなよ!」 「は?なにをよ?」 「生霊だよ!お前毎晩、生霊になって俺の枕元に立ってるんだよ。自覚あんのか?」 「自覚はないけど。生霊くらいでガタガタ言わないでよ。ちっちゃい男ね!」 ・・・

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浮かばれない!

18/05/07 コメント:0件 斎藤緋七(さいとうひな) 閲覧数:518

深雪ちゃんが死んだ。心臓発作。 深雪ちゃんは「発見」が遅くて死後1週間で大家さんに発見された。 私は息をしていない深雪ちゃんとこのハイツの狭い部屋で過ごしていたことになる。 ちなみに、今の季節は、2月、冬。 寒さの影響か深雪ちゃんは死後1週間もたつのに、綺麗なままだった。 私はロシアから空輸された、 マトリョーシカ人形なんだもん。 深雪ちゃんは、家庭のある従兄弟のおっさんとつきあっていたの。 し・・・

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ある恋の物語

18/05/03 コメント:0件 斎藤緋七(さいとうひな) 閲覧数:306

「この人だあ!」 あまりにもタイプの男の子を見つけて、俺は天から大声で叫んでしまった。 現在、俺は生まれ変わる事を許された「たましい」。 ふんわりふんわりと浮きながら空から下界を見つめ、 次にどこに生まれようかと毎日思案している。 前世、「大阪」って土地に住む日本人だったから、 「今度も日本人、大阪人に生まれたい。」 と言うといけ好かない元「江戸人」や、すかした元「京都人」がとめやがる。 ・・・

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in the earth

18/05/02 コメント:0件 斎藤緋七(さいとうひな) 閲覧数:593

アユミは裏庭の片隅に穴を掘る。 産んだ赤子を横に寝かせている。 赤子の父親のユウタも穴を掘るのを一緒に手伝ってくれている。 「ふう。」 ユウタは一息つく。 「これくらいの深さでいいわよね。」 アユミは言った、 10時間程前に自宅のトイレで女の子を産み落としたばかりだ。 「さあ、埋めようぜ。」 「そうね。 ……どっちが首を絞める?」 「…生き埋めでいいんじゃないか?そのうち、窒息死するだろ。」 「そ・・・

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熟れた実の味

18/04/06 コメント:0件 斎藤緋七(さいとうひな) 閲覧数:527

お嬢さん、よく来たねえ。 あたしが浩の祖母のタキだよ。 今は、浩の唯一の肉親さ。 なーんにもないが、今日はゆっくりしていくといい。 え? 「浩と一緒になる話がしたい」って? お嬢さん、あんた、案外、気が短いねえ。 まあ、その話はおいおいするとして、とりあえずはお茶でもお飲み。 少しおちつくといいさ。 浩、お嬢さんに村を案内しておあげ。 あたしはここで待っているからね。 おや、もう帰って来たの・・・

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姥捨て山

18/04/05 コメント:0件 斎藤緋七(さいとうひな) 閲覧数:596

私は「ゴミ」だから、仕方がなかったのさ。 「お母さん、この道を進んで。川を渡って、いいね。」 私は79歳だった。 「仕方ない、私はもう働けない、ゴミみたいなもんさ。」 息子は、「ごめん。」としか言わない。」 村の誰かに言われたんだろ。 あんなゴミ、生かせておくなって。」 「山神山の山道に辿りつくのは困難だが、先には、夢のような土地が広がっている。」 優しい息子は私を可能性のある山神山の入口まで連・・・

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卒業式

18/04/05 コメント:0件 斎藤緋七(さいとうひな) 閲覧数:736

パパ。 そんなに私とママの事が嫌いですか? 「PTA」って不倫相手を見つける新しい出会いの場なの? パパ、瞬くんの事、 もう私より可愛いのね。 私は瞬くんに負けたの、 そして、ママは瞬君のママに負けたの。 私の渚っていう名前、 パパがつけてくれたんだよね。 相原って言う名字、 私とママはね、まだ使ってるの。 ママはね、 結婚前の名前だった「小林」に戻りたいって、今もしょっちゅう言っているんだよ。 ・・・

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女狐とまぬけな狸たち

18/03/08 コメント:0件 斎藤緋七(さいとうひな) 閲覧数:642

光がその日寝た女は「親友の恋人」だった。
「真珠、好きだよ。」
一度は言って見たかった台詞を言って後ろから抱きしめたら、
するりと腕からすり抜けられた。
「心にも無いことを言わないで、私は単なる好奇心だわ。あなたもそうでしょう。」
確かにそうだ。
好奇心。
18歳の性欲。
「私は、汚い物が好きなのよ。」
少し汗をかいた真珠は言った。
「貴・・・

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黒い救急車

18/03/07 コメント:0件 斎藤緋七(さいとうひな) 閲覧数:715

紙子は子供の頃から一人、家の中で浮いていた子供だった。
仲の悪い両親と両親に取り入るのがうまく要領のいい妹。
紙子は家族にどうしても馴染めなかった。
それだけではない、
紙子だけが両親から虐待を受けて育っていた。
妹は見てみぬふり。
なのに大人になった今、
雑用や面倒なことは全部紙子にまわってくる。

月日は流れ、父も母もいっそう年を取り、母は・・・

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半陰陽

18/03/06 コメント:0件 斎藤緋七(さいとうひな) 閲覧数:685

「ね?ライファ、あの女の人生をズタズタにする何かいい方法があるかしら?。」
隣にいるライファが、
「地下牢に死ぬまで入れますか。」
と答える。
ライファは后・アリシアが信頼している幼馴染だ。
「それは何年か先の話よ。あの女を娼館で働けるだけ働かせて、復讐はそれからの話よ。」
「私の知り合いに、高利で金を貸す金貸しがおります。話をして見ましょう。」
「お願い・・・

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金・金・金

18/02/08 コメント:0件 斎藤緋七(さいとうひな) 閲覧数:662

勇人は「別れさせ屋」をやっていた。
もちろん、『金をもらって』だ。依頼者は圧倒的に男が多い。
新しい彼女が出来たから古い付き合いの女とはおさらばしたいと言うのが一番多い。
その日も友人の一人、智に依頼された。
「勇人。親友割引で頼む。」
「割引なんかしないぞ。有里は一途だから。料金も高くなる、
一番別れ際タチが悪いタイプだ。」
今月に入って2件目の依頼だ。・・・

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さようなら、私が殺した私

18/02/07 コメント:0件 斎藤緋七(さいとうひな) 閲覧数:636

「妹は恨みを買うような子じゃなかった。」

早紀子と死んだ妹の有美子は双子の姉妹だ。

誰もまだ気が付いていない。姉妹がいれかわっている事、生んだ親も笑ってしまうくらい私たち姉妹はそっくりだったから。



私、早紀子は有美子を殺した。

妹を殺し、妹になりすまし妹の人生を生きようとしている。

世間では、私、早紀子が死んだ・・・

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米$の身体

18/02/06 コメント:2件 斎藤緋七(さいとうひな) 閲覧数:637

ジュースの中に入れた薬がまわって抵抗できない「女」の喉元がひくひく動いている。私は先端を当てているアイスピックをもつ手に力を込めた。「お願い、空ちゃん…お母さんが間違ってた。」「間違ってた?ナニを?言って見なさいよ。」 「体外受精で子供を産んでもらったお礼にブラウンさんに『あなたをお礼に上げたこと』ブラウンさんが『情がうつちゃったからどうしても一人欲しい』って言ったから。」 「あんたさあ。」 実の・・・

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My Baby

18/01/15 コメント:0件 斎藤緋七(さいとうひな) 閲覧数:475

お腹の赤ちゃんは今日も元気に暴れまくっている。 「イタイ、痛いってば!」 思わず、声が出てしまう。 「本当に元気だなあ。やっぱり男の子じゃないか?」 TVを見ていた夫が隣の部屋からお腹の赤ちゃんに話しかける。 「はやく、出て来いよ〜。」 結婚5年目にしてはじめて授かった子供、みんな、赤ちゃんの誕生が待ちどうしくてたまらないのだ。 「元気で生まれて来いよ。パパは待ってるぞ。」 夫は言う、30歳離れ・・・

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純白

18/01/15 コメント:0件 斎藤緋七(さいとうひな) 閲覧数:488

「由貴がSEXをしているわ。」
朱美はクスクスわらう。
私は笑っていいものかどうかわからなかった、というか固まってしまって笑えなかった。
「分かるの?」
「感じるのよ、胸がね、ざわざわするの。あの子馬鹿だからほいほい男についていくのよ。安い女。」朱美は吐き捨てるように言った。紺野由貴と紺野朱美は双子の姉妹だった。
「あの…なぜ、由貴を助けようとしないの。双子の姉妹でし・・・

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上条家の丙午の嫁

18/01/13 コメント:0件 斎藤緋七(さいとうひな) 閲覧数:647

玄関のチャイムが鳴る。 「またか。」 十三日トミカは台所で飲んでいたビールを慌てて隠す。 昼間から、ビールなんか飲んでるところを親戚連中に見つかったら、何を言われるか分からない。 「十三日さん?いないの?」 姑・繁の声だ。 「いますー。」 「なんだ、いるんじゃない。」 繁、登場である。 また、鍵を開けて勝手に入ってきている。 ここは「息子の家」だと言う事を夫の和喜側の親戚はまるで分っていない。 「・・・

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カナシイ サケ

18/01/12 コメント:0件 斎藤緋七(さいとうひな) 閲覧数:575

 「あの子が人妻?うそだろう!」  長吉芳樹40は驚いた。  「年、25だって。」  情報を仕入れてきた鈴木は言う。  「25で人妻、子供はまだらしいよ。」 『あの子』とは最近アルバイトで入ってきた女性職員の夏生の事だ。夏生は小柄で眼が大きく胸も大きいのが目立つ。素肌が綺麗ですっぴんでも美しく、顔が小さくて、足が細い。幸運な事に、配属されたのは芳樹のナナメ前の席である。そしてあろうことか、芳樹は人・・・

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A・婆・ズレ に 乾杯

18/01/11 コメント:2件 斎藤緋七(さいとうひな) 閲覧数:826

亜美の姑の木根子は、「あばずれ」だ。
 この前、暇だったので、グー○ルで検索してみたら、
「あばずれ = 品行が悪く厚かましい者」と書いてあった。
 いきなり「あばずれ」と言うワードを調べたのかわからない。
ただ、姑の木根子の言動を見ていたら、頭に「あばずれ」と言うワードが浮かんできて、急に検索したくなった。解らない事はすぐ調べるのが亜美の性質なのだろう。
 「私く・・・

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