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つけもンさん

よく分からないままに、、、

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投稿済みの記事一覧

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浦島太郎

17/04/23 コメント:0件 つけもン 閲覧数:471

冷たい床、タイル張り。
白い壁、壁にもたれつづける僕。
狭いなかに、飽和するメチルアルコールの匂い。
「もう助からない」と誰かが呟いた。それを聞いても、もう何も感じない。目をつぶって思い出す君の後ろ姿、あの声、どんな服きてたかまでは、もう忘れちまった。心臓は動いたまま、歩きつづける。君が死んだら、僕も諦めがつくだろうか。そんなことを思い続けて、もう2ヶ月たった。

未・・・

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感謝の雨

16/05/26 コメント:0件 つけもン 閲覧数:944

とおい昔、山ンの向こう、暗い森のなかに小っさい祠がありました。春には、小鳥の賛歌が聞こえ、夏には、草の匂いがむわっとして、秋には、村からの捧げもンがあって、そして冬には、キーっンとした静けさがありました。そのわけは、祠には水の神様が祀られておったからだと思います。よく、雨降らない日が続くと、村から雨乞いのために、酒やら魚なんかを捧げたりしたものです。
しかし、今となっては、祠の周りは荒れたま・・・

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逃避行と呼びますか?

16/05/23 コメント:1件 つけもン 閲覧数:910

まさゆきは口笛を吹くのを止めた。よく、何か諦めたときや、決心がつくと、急に世の中を達観してるみたい感じがして、気分が楽になって口笛を吹いた。だか、母の言いつけを思い出したからであろうか、

「夜、笛をふくと蛇がでるわよ」

まるでプログラミングされてるかのように、母によく言われたもんだ。小うるさいと思っていたこそ、今となっては、懐かしいものになるというのはご愛嬌みてーな・・・

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まだ暑くないほうがいいや

16/05/22 コメント:2件 つけもン 閲覧数:722

「慣れないものね、どうも礼服ってのは」

母はクローゼットの奥から引っ張りだした礼服にスプレー型の消臭剤をかけながらこう呟いた。

今日は、叔父の三回忌であった。
叔父は8月のなかごろに死んじまった。
小さい頃は、叔父の家の庭にブランコがあったためもあったし、また父が、母と離婚したためおらず、結果的に母が仕事で遅くなる時は、そこによく預けられていた。
しか・・・

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