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有朱マナさん

出没地
趣味
職業 学生
性別 女性
将来の夢
座右の銘

投稿済みの記事一覧

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後の祭りは 熱く せわしく 華やかに 

15/09/05 コメント:0件 有朱マナ 閲覧数:939

ステージ裏にいる私のところに後輩が駆け込んでくる。
「先輩大変です!文化祭実行委員長と連絡がとれないです!」
「後夜祭ステージまで残り3分しかないのに」
 よくある連絡がとれないという事件。だが、これとばかりにやめてほしいと思う私。時計を見る。刻々と後夜祭のステージ発表スタートまで迫る。

 …♪♪♪
着信音が鳴る。
「はい、長岡です。どうされましたか浅・・・

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珈琲を甘くして

15/08/22 コメント:2件 有朱マナ 閲覧数:944

 何がきかっけって、それはある人がコーヒーの匂いを漂わせていたからだと思う。

 コーヒー嫌いの私。幼い頃から苦いものが嫌いだった。何でもかんでも。一見甘そうに見えるビターチョコレートだって。ミルクとお砂糖入れれば飲めるでしょ?など聞かれるが、無理です。

 ある人、仮にAとしよう。Aはいつも私の隣でコーヒーを飲んでいる。しかもブラック。何処へ行ったって。
「おいしい・・・

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身動きのとれない白い天使達

15/08/04 コメント:0件 有朱マナ 閲覧数:908

 少女は物凄い形相でこちらに向かってくる。
「私をはめたでしょ?」
ユリエはレイの顔を睨み付けて言った。レイは何のことだか全くわからない。…いや、本当はわかっていたが、敢えてわからないフリをしていた。
「何のことだろうか?」
「…とぼけないで!レイ、横矢先生が他のクラスの子をヒイキしているって言ってたじゃない?」
「そういえばそうだったね」
レイの目線は窓の外を・・・

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皆はあの子に夢中なり

15/07/18 コメント:0件 有朱マナ 閲覧数:981

 虫みたいなヒソヒソ話が教室で煩い。
「やっぱ、イオリちゃんは可愛いよね。」
「イオリちゃん、今彼氏いないんだって。」
「えー、じゃあ、俺もらっちゃう〜」
「お前なんかもらえるわけねーだろ」
「顔だけで良いなら、やっぱりサヨだけど、あいつはな…」
「…可愛げがないとでも言いたいんだろ?お前は」
「…本人に聞こえる笑」
クラスの男子のこのような会話は、・・・

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恋の大掃除〜思い出エトセトラ〜

15/07/04 コメント:1件 有朱マナ 閲覧数:944

 4月から社会人。私は引っ越しの準備で大忙し。東京に引っ越すのだ。だから、今まで使っていた自分の部屋は綺麗にしておきたい。たとえそれが実家であっても。
 私は次々自分の部屋の隅から隅へと綺麗にしていく。机の引き出しの中だって忘れない。いらないものも捨てなくてはならない。次帰ってきた時のために。机の一番下の引き出しにある“開かずの間”さえ、開けなくてはならない。
 “開かずの間”には、鍵・・・

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the twinkle of the world

15/06/16 コメント:0件 有朱マナ 閲覧数:944

私は罰ゲームとして、閉鎖された動物園へやってきた。罰ゲームといっても、ただの罰ゲームではない。一般的に仕組まれたイジメというものだ。
私、マユはそれを受けてこの閉鎖された動物園に来るよう言われ、言ってきた人達に会ったは良いが、気づかないうちに園内に取り残されてしまった。この動物園は迷子になることで有名だった。方向音痴であるマユは、どうすることもできない。あっという間に夜を迎えてしまった。<・・・

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姫、時間旅行する

15/06/06 コメント:0件 有朱マナ 閲覧数:1018

 あの人は我に問う。
「未来の何処へ行きたい?」
「千年後だ。」
頼子は答える。
「それは何故?」
「我は絶対この世に生きてはいないからだ。」
そして、霧のようなものが立ち込め、頼子の周りを覆い、やがて意識を失った。
「制限時間は12時間ですよ。」
遠くから、消えるように聞こえた。

 頼子が起きた時一番驚いたことは、そこが「江戸」と呼ば・・・

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リアルの夢、夢のリアル

15/05/20 コメント:0件 有朱マナ 閲覧数:1074

―君は誰? 
―内緒。
 二人のやり取りはいつも曖昧。誰と会っているかなんてわからない。だけど、会っている自覚はある。不思議な空間で、夢の中で。

 目覚ましの音が聞こえる。一日がスタート。そして今日も時間切れ。今日も彼女の名前を聞けなかった。彼女は誰なのか、僕には不明。
 毎日ではないが、夢を見る度に彼女が出てくる。白いレースのジャンバースカートを着た髪の長い女の子・・・

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海の声が微かに聞こえる

15/04/30 コメント:1件 有朱マナ 閲覧数:1166

海の声が微かに聞こえる。押し寄せる波の音。海風。潮の匂い。今日の涙を拭ってほしくなる。そんな場所。

 夜の九時、誰もいない海岸に、私はいる。特に何かする訳でもない。海を見に来た訳でもない。何となくここに。砂浜を歩き、丁度良いところで座り込む。砂は以外にも温かい。まだ春だというのに。
 靴は砂だらけ。いつもと一緒だ。靴の中だって砂まみれだが、そんなこと気にしない。それでも、夜の・・・

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ファミリー

15/04/23 コメント:1件 有朱マナ 閲覧数:1082

薄いピンク色の身体を持った二等親の生物が三匹ベッドの上で寝ている。スヤスヤと。つぶらな瞳を開けながら。ご主人の帰りを暗い部屋の中で待っている。

 …ガシャ
「ただいま」
私は仕事を終えて家に帰ってきた。家の中には誰もいない。一人暮らしのため、部屋は明かりが点いていない。真っ暗。
 私は明かりを点ける。そしてベッドにいるものに対して言った。
「ただいま、こぶ・・・

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ほんのり赤い果実

15/04/18 コメント:0件 有朱マナ 閲覧数:1010

 「果物で何が好き?」
 「苺だよ」
 「じゃあ、ケーキ屋さんではショートケーキだね」
私、リセは、ショートケーキが好きな女の子という設定らしかった。
  
 リセには、10歳年上の兄のレンがいる。年が離れているせいか、小さい時からお世話してもらっていた。幼稚園の頃は、迎えに来てもらうこともあった。小学生の頃は、勉強を教えてもらった。リセにとって兄は大切な存在と同時に・・・

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