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第121回 【 自由投稿スペース 】

恋愛・ちょっといい話・伝説・不思議な話など、
小説・エッセイ等の散文であれば
スタイルは問いません。
体験や事実に基づく必要もありません。

ステータス 終了
コンテストカテゴリ
投稿期日 2017/12/11〜2018/01/08
投稿数 5 件
賞金
投稿上限文字数 10000
最大投稿数
総評

投稿済みの記事一覧

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牙をむく未来

18/01/07 コメント:0件 本宮晃樹

 耳もとのアラームがけたたましく鳴り響いた。例によって核爆発が一インチとなりで起きたかのような爆音だ。引き続いてオペレータの無慈悲な一言。「非常呼集。ポイントSにてガンマ線量上昇中。隊員は十分以内に最寄りの発着場に集合してください」
「最寄りの」というのは単なる修辞的な表現にすぎない。〈アンチ・フューチャー〉所属の下っ端は一人の例外もなく、亜軌道シャトル発着場の付近に住まわされている。マスか・・・

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今年も君と、これからも貴方と

18/01/01 コメント:0件 徒然

「うっわ人すっごい…こんないるんだ。」
夜11時52分、俺と加奈子は神宮の境内に到着した。
近くの駐車場は全部満車で、仕方なく若干遠くの駐車場に停めた事からいくらか予想はついたが、境内は札幌駅の改札前に劣らないくらいの人口密度を誇っていた。
予習が甘かった反省点はあるが年越しを車内で迎えなかったから良しとしよう。
隣に目をやると加奈子は口をぽかんと開・・・

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つながる想い

17/12/30 コメント:0件 yuri

 バンッと机を叩く音が、会議室に響いた。
「これが、今この世の中には必要なんじゃ!」
 近藤功夫は重たい腹を揺すって熱っぽい眼差しを社員に向ける。
「しかし、社長。それなりにコストもかかりますし。それに第一、こんなことに何の意味があるんですか?」
 近藤の右腕、山下が険しい表情で眼鏡を持ち上げる。他の社員達も同様に、難しい顔で黙りこくってしまった。
「意味はーー」

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僕はもう、僕の魂で君を呼ぶことしかできない。

17/12/29 コメント:0件 

君が僕の隣から居なくなってから、2ヶ月が経った。

家族や友達には悪いけど、全てを失った今、僕が求めているのは君だけだ。君さえ居てくれればよかったのに。

僕は今まで、別れたりよりを戻したりを繰り返す友達のことをバカだと思っていた。そんな関係で、本当に大切にできてるって言えるのかよって。
でも君を失って、初めて知ったんだ。彼らは別れる度に相手の大切さに・・・

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人生勘定

17/12/24 コメント:0件 徒然

闇も深い深夜3時、ナースコールが目を覚ます。末期癌の実松さんの個室からだ。時間も時間である事から、私は少し強張った。

「はい、どうしました?」

「おぉ今日は若えのか。今日いっちゃん偉いやつに変わってくれや。」

予想より遥かに声色が明るく、安心した私は同じく当直の竹内主任に変わった。勤続25年を越す竹内さんは落ち着いたいつも通りの雰囲気のまま受・・・

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