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第六十回 【 自由投稿スペース 】

恋愛・ちょっといい話・伝説・不思議な話など、
小説・エッセイ等の散文であれば
スタイルは問いません。
体験や事実に基づく必要もありません。

ステータス 終了
コンテストカテゴリ
投稿期日 2015/07/20〜2015/08/17
投稿数 4 件
賞金
投稿上限文字数 10000
最大投稿数
総評

投稿済みの記事一覧

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飼い犬

15/08/05 コメント:0件 村瀬

 彫り師は、慣れた手つきで少女の首筋を撫でた。

「春那は僕のキャンバスなんだからね」

 タトゥー独特の青みがかった黒色で全身を塗り潰された少女は、嬉しそうに顔を赤らめながら頷いた。

 季節は夏。とはいえ、真夏というには少し早すぎるだろう。この春那と呼ばれた少女は、肩から胸元にかけて大きく開いた洋服を着ていた。見せたいのだ、男の作品を。

「今日・・・

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この国の人は知っている

15/08/02 コメント:0件 三条杏樹

文字における創造ははるか昔から存在した。それは今なお残る我々の教養の根幹として使われている。
文学とは、書いた当人の世界を、読者が自らの中に映し出すことで成立するのである。故に文字から感じる生々しい感性は個人によって異なる。
架空の物語を考え出すことができるのは人間だけであると言われている。チンパンジーが手話を扱おうと、ゴリラに死の概念があろうと、人間と一線を画す理由はそこにある。想像・・・

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友という意識の変化

15/07/30 コメント:0件 笹峰霧子

 一人っ子の私は他の人より「友」というものにやたら執着していた。そのくせ自分の満足のいく友は一人もいない気がしていたのである。
他の人たちが友との距離をどのように捉えているのかもよくわからなかったが、なんだかつるんで仲良くしているように思えて仕方がなかった。
現在住んでいる住居よりもっと田舎に住んでいたころは各年代に於いて私はそのような感じをずっと持っていた。


 ・・・

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青い花(永遠に幸せになりたかったから)

15/07/13 コメント:9件 松山椋

 友だちがほしかった。
 いや、確かに恋人がほしいというのもある。大学を卒業した年に付き合っていた女の子と別れてから、それこそひと晩の付き合いこそあれど、基本的にひとりきりで日々を過ごしていた。
だけど普通の恋人では我慢ならなかった。同じ大学で知り合った同い年で、たまたま実家が近くて、休日には一緒に食事をして、映画を観て、夜は抱き合って眠る。そしていつか結婚をして平凡な家庭を築く。子供・・・

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