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第五十六回 【 自由投稿スペース 】

恋愛・ちょっといい話・伝説・不思議な話など、
小説・エッセイ等の散文であれば
スタイルは問いません。
体験や事実に基づく必要もありません。

ステータス 終了
コンテストカテゴリ
投稿期日 2015/05/11〜2015/06/08
投稿数 12 件
賞金
投稿上限文字数 10000
最大投稿数
総評

投稿済みの記事一覧

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初恋

15/06/09 コメント:0件 森氏蛙夢吐

こず恵の連れ合いが昨年亡くなった翌年の春のある日。武蔵野の雑木林の中は、昔日と同じように木漏れ日に輝いていた。
「まだ、あったのね」
こず恵は目の前に広がっているカタクリの群落を懐かしそうに眺めた。
「あの頃と同じだわ・・・・・」
ここは五十数年前、あの人に連れてきてもらった処である。その時も、林内にカタクリの群落が薄紫色の花を光の中で輝かせていた。こ・・・

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鯫-Sou-

15/06/03 コメント:0件 j d sh n g y



母親の骨
【清】 銭陳群 《江山船謡》より

食鱼投鱼骨,江鱼见之泣,
・・・

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あなたの時計は正確?

15/06/02 コメント:0件 11doors

あるバーのカウンター席で、30代前半の女性、渡辺香織が、マスターと談笑していると、吉野達彦があわてて現れる。

「あらっ、達彦。もう7時すぎちゃたわよ」
「えっ〜? そんなバカな、あと1分あるんじゃ…」


達彦は、店の中央の柱にかかる、大きな時計をみる。


「うっ、うそ! 1分過ぎてる」


香織はニコッと笑い、青ざめる達・・・

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お化け坂異聞

15/05/31 コメント:0件 森氏蛙夢吐

T市東寺方の宝泉院の下の坂は、その昔、竹が生い茂り、昼でも暗い所だった。坂の下には老婆が棲み、通行人を襲って食べてしまうという伝説があり、お化け坂と謂れていた。

その坂の中程にある東荘に昨年の夏、若い男女が入居してきた。引っ越しは静かなものだった。隣近所の人には感じの良い夫婦と見られていた。男は若月薫、女は若月千里と名乗っていた。

今日も暑い日である・・・

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たったの5分

15/05/28 コメント:0件 11doors

僕の家はマンションなんだけど、いろんな人が住んでて、楽しいんです。なかでも、お隣の302号室には、ヴァレリーさんっていう、すごくキレイな外国人の女性が住んでて、英語教室を開いてます。僕のお父さんもお母さんも、せっかく近所に外国の方が、来られたんだし、僕も英語を勉強したらいいって、一日一時間、土曜日と日曜日以外は、毎日通ってます。

それに、僕と同じクラスの恵梨ちゃん…、あっ、ちゃんとし・・・

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かたおもい

15/05/27 コメント:0件 三条杏樹

真っ白なキャンバス。
使い古して先のぼさついた筆。

こんなに絵を描くことに緊張するのは初めてだ。幼い頃は食べることも寝ることも忘れて没頭していたというのに。宿題も勉強もそっちのけで、算数のテストで0点をとったときはさすがに怒られた記憶がある。


大学卒業と同時に絵を描くことをやめた。
小学校の頃、コンクールで入賞したことがきっかけで火がついた創作活動。・・・

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15/05/27 コメント:1件 j d sh n g y



母亲的骨头
【清】 钱陈群 《江山船谣》

食鱼投・・・

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相談屋ケイジロウ 新宿バッハ 3

15/05/18 コメント:2件 メラ

 *全開までのあらすじは、どうぞ『メラ』のページからご覧ください。
 

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 それから数日後。サトウが死んだという噂が巷で飛び交った。サトウと昔から親しかったケイジロウに、何人からもサトウについて尋ねられた。
 元々裏の世界を生きてきたサトウ。本名すら知らないのだ。実際の彼の行方は分からなかった。概ねの多くの意見としては、爆発でバラバラになり、遺体も見つか・・・

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一等賞

15/05/17 コメント:0件 Hanabi

安倍晋之助は俺の幼馴染だ。
幼稚園で知り合い、小学校はずっと同じクラスだった。
一時期は毎日のように二人で遊んだものだ。

安倍はなかなか頭の切れる奴だった。
いつも何か新しいことを思いついては、俺を驚かせた。
将来は総理大臣になるんだという奴の夢を、俺は大いに笑ったものだった。

しかし、そんな友情も中学に入るとすっかり変わってしまった。
入・・・

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漢字一文字の旅 連載39

15/05/16 コメント:6件 鮎風 遊


 旅はなにも距離を彷徨(さまよ)うものではない。
 脳の中でも歩ける。

 旅は道連れ、世は情け。 
 皆さまからの熱い情けを受けて、連載10で煩悩の数108漢字を終えました。
 そして、連載11より再スタートさせてもらいました。
 これからも御一緒に、果てることがない旅が続けられたら嬉しいです。 

 この〈自由投稿スペース〉で、お付き合い・・・

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籠の鳥

15/05/14 コメント:0件 

「お母さん、行って来るね!」
 制服を着て、鞄を肩にかけた少女がリビングに顔を出す。彼女の名前はサヤ。小柄で整った顔立ちをしている。ブラウンの瞳よりも目を引くのは、後ろでひとつに纏めた美しい金髪である。纏めているにもかかわらず、毛先は腰にまで達している。見た目は10代後半。近くの高校に通っている。
「行ってらっしゃい」
 そう返すのは彼女の義理の母親、エリである。背が高く、ごく普・・・

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ゴミの惑星

15/05/11 コメント:0件 W・アーム・スープレックス

空の上から、明るいピンク色の胴体を輝かせながら何台ものゴミ取りロボットが、降下してきた。
まちにまったプロジェクトがいままさに、幕を切っておとされようとしていた。
『ゴミ一掃作戦』と命名されたこの計画は、文字通り惑星上にたまりにたまったゴミを収集して焼却までを行うロボット『ゴミクー』(ネーミングは一般公募)数万台を地上の各地点に配置することからはじまるのだった。
惑星調査船ではじ・・・

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