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第二十三回 【 自由投稿スペース 】

恋愛・ちょっといい話・伝説・不思議な話など、
小説・エッセイ等の散文であれば
スタイルは問いません。
体験や事実に基づく必要もありません。

ステータス 終了
コンテストカテゴリ
投稿期日 2013/12/23〜2014/01/20
投稿数 15 件
賞金
投稿上限文字数 10000
最大投稿数
総評

投稿済みの記事一覧

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先生のいない教室

14/01/17 コメント:0件 東京浪漫大学

 僕は中学生だ。僕には権利がある。
 たとえ腰ぬけだろうが、自分の正しいと思うことをする権利。
 先生を敬う権利。勉学に励む権利。恋をする権利。
 
 一番尊敬するクラスの担任の横尾貴博先生が、そう教えてくれた。
 お前には権利がある。俺たち先生を敬う権利。勉学に励む権利。恋をする権利。先生はためらわずはっきり、そう教えてくれた。
 
 七月十五日。横尾先・・・

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出会うか、出会わぬか

14/01/15 コメント:0件 ゆめ

今までにどれだけの人と出会って生きてきたのだろうか。

自分は、特に価値がある人間だとは思わない。かといって、その逆でもない。普通だ。
特に何を考えるでもなく、近所付き合いも程々に、毎朝仕事へ行く時には自転車屋のおっちゃんへの挨拶は欠かせない。

今日も仕事が終わったのでいつも通り特急電車をまっていた。
相変わらずの人、人、人。
いつもと違うのは、自分が帰・・・

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ノワイエ

14/01/14 コメント:11件 朔良

 AM1:45。かららん、と古風な呼び鈴が鳴った。
 常連の増田さんがひょいと顔をのぞかせる。
「ママ、まだ大丈夫?」
 らしくもなくそう聞いたのは『ノワイエ』のオーダーストップはAM1:30だからだ。
「ええどうぞ。いらっしゃいませ」
 ママの薫子さんが穏やかに微笑む。バーテンダーの西嶋君もグラスを磨く手を止めてぺこりと頭を下げた。
 増田さんはほっとしたよう・・・

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ブラックアウト

14/01/08 コメント:0件 よたか

 体を動かすエネルギーは2種類しかなくて、糖分と脂肪なんだ。そしてこの2つのエネルギーって特性とか使われ方とかかなり違ってる。

 有酸素運動とか、無酸素状態とかいろいろな蘊蓄があるんだけど、一番知っておかないといけないのは、脳と眼は『糖分でしか動かない事』なんだ。

 僕がはじめてそれを実感したのは、高校の部活の時だった。

 自転車競技部に居た僕は、授業が終・・・

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アンドロイド

14/01/04 コメント:0件 rug-to.

「…はぁ」
『ドウシタンデスカ?』
「あー、ちょっと、職場で嫌なことがあって」
『ガンバッテマスネ!』
「…うーん、そう胸を張れるほど頑張れてたら、こんな風に落ち込んだりしないんだけど」
『ナヤミゴトナラ、イツデモハナシテクダサイ』
「はは、聞いてもらって、何になるの。何が変わるの」
『タイヘンソウデスネ』
「…うーん、大変って言っていいのかな。例の・・・

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絵女房

14/01/02 コメント:6件 yoshiki

 巨勢 金岡(こせ の かなおか)は平安時代前期の宮廷画家で、何でも話によると屏風に目玉のない虎を描いたそうだ。目のないのを不服に思った他の画家が目を入れると、たちどころに屏風から躍り出た虎に食い殺されたと言う。

  *  *

 江戸時代。あるところに絵の名人がいた。かの巨勢 金岡を髣髴とさせる絵師である。しかし、優れた画家であってもいたって庶民的で気さくな人であった。・・・

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手紙〜父が残したもの〜

13/12/27 コメント:0件 ナツ

    私はどこにでもいるごくごく普通のサラリーマンだ。明るい妻と可愛い娘が2人。とても幸せな毎日を送っていた。
    
そんな中、体の不調が気になり出したのは暑い夏の日だった。はじめは夏バテだと思って軽く流していたが身体中のだるさが耐えきれなくなって、夏風邪かと思い病院に行った。
    診察を受け薬を貰っ・・・

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雪迷宮

13/12/27 コメント:18件 泡沫恋歌

 わたしはかつてとても怖ろしい写真を見たことがある。
 それは新雪と思われる深い雪の上を足跡が三歩だけ残っているというものだった。
 足跡は始まりもなく、終わりもなく、たった三歩で唐突に消えてしまっている。この足跡の主は何処から来て、何処へ向かおうとしていたのか? 
 それすら分からない。
 たった三歩の雪の中の足跡――そのことを、私はずっと考えていた。

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クリスマスが誕生日

13/12/25 コメント:2件 こぐまじゅんこ

 ぼくは、四年生。もう九回誕生日があった。もうすぐ十回目の誕生日がくる。
 ぼくの誕生日は、なんと十二月二十五日。クリスマスの日だ。なんでクリスマスに生まれたんだろう、とぼくはいつもくやしくてたまらない。
 まず、プレゼントは、クリスマスと誕生日とまとめてわたされる。それでも、二年生くらいまでは、お父さんもお母さんもクリスマス用と誕生日用にわけて買ってくれていた。やっぱり少しかわいそ・・・

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奇想

13/12/24 コメント:8件 yoshiki

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 ――物憂い秋のある日の事であった。

 広い路に銀杏並木がどこまでも続いて、風が吹くとまるで赤や黄色の折り紙が万華鏡の中で煌くようであった。その路をダウンコートを羽織った男が歩いている。頬に艶があり、彼が青年である事がわかった。低い煉瓦塀が路沿いに長く続いてその塀が切れたところに大きな西洋風な建物の門があった。
 そこで青年は足を止めた。そこに老人が屈み込んでい・・・

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Sweet Xmas

13/12/24 コメント:0件 ナツ

    街灯さえどこかロマンチックに感じるこの季節。イルミネーションなんて、コンセントから伸びた延長コードに繋がれてだだ光っているだけなのにどうしてかロマンチックに感じる。
    その通りに構える小さなケーキ屋のアルバイトの坂田舞美はクリスマスケーキの予約の受付のノルマに追われていた。ノルマ達成までまだ8個もある。ケーキなんてこの近くには大きなデパー・・・

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漢字一文字の旅 連載18

13/12/23 コメント:4件 鮎風 遊


 旅はなにも距離を彷徨(さまよ)うものではない。
 脳の中でも歩ける。

 旅は道連れ、世は情け。 
 皆さまからの熱い情けを受けて、連載10で煩悩の数108漢字を終えました。
 そして、連載11より再スタートさせてもらいました。
 これからも御一緒に、果てることがない旅が続けられたら嬉しいです。 

 この〈自由投稿スペース〉で、お付き合い・・・

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ジンセーゲーム

13/12/23 コメント:0件 ナツ

    ある朝目覚めたら足が消えかかっていた。寝ぼけてるのかと思い目をこする。足は元に戻っていた。

 「びっくりしたでしょ?」
後ろから突然声が聞こえた。そいつの声はいたずらした後の子供のようだった。
  「でもね〜、もう少ししたら全部ああなっちゃうんだよね〜」そこには見た事ない生き物がいた。羽が生えてて飛んでいる。ぱっと見天使のよ・・・

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イケイケ商店街

13/12/23 コメント:2件 W・アーム・スープレックス

 日本全国だいたいどこも、商店街はさっぱり不振、シヤッターをおろした店舗が目立ち、買い物客もめっきり減って、まさに閑古鳥が号泣している。
 ここ、ひなた商店街も例外にもれず、せっかくリニューアルした通りにも客の姿はまばらで、どの店もひまをもてあました商店主の、手持無沙汰な姿だけがうかがえた。
 ひなた商店街とおなじまちの商工会議所につとめる良夫のところにも、さえない顔の商店主たちが毎日・・・

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村八分

13/12/23 コメント:0件 ポテトチップス

村八分(むらはちぶ)
江戸時代以降、村落で行われた私的制裁。村のおきてに従わない者に対し、村民全体が申し合わせて、その家と絶交すること・・・(コトバンクから引用)


隣町に建つ『スーパー植松』の駐車場に、一台の真新しい白い乗用車が止まった。
木戸満男は珍しい車だなと横目で見ながら、自分の軽自動車のドアを開けた。
「木戸さん、どうも」と、誰かに声をかけられた。<・・・

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