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第十八回【 自由投稿スペース 】

恋愛・ちょっといい話・伝説・不思議な話など、
小説・エッセイ等の散文であれば
スタイルは問いません。
体験や事実に基づく必要もありません。

ステータス 終了
コンテストカテゴリ
投稿期日 2013/09/30〜2013/10/28
投稿数 15 件
賞金
投稿上限文字数 10000
最大投稿数
総評

投稿済みの記事一覧

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Halloween night

13/10/13 コメント:9件 泡沫恋歌

 Part1 憂鬱な魔女

「Trick or treat! Trick or treat!」
「お菓子くれないとイタズラするぞぉー!!」

 小さなお化けたちが家々の玄関を叩いてお菓子を貰いながら、町をのし歩く。
 今夜はハロウィン。万聖節(Hallowmas,All Saints Day)の前夜祭なのだ。
 この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女・・・

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『なにか』の話

13/10/11 コメント:0件 *七*

「ただいまー····」
そう言って部屋に入ってきたそいつに、心の中で おかえり と告げる。
「心の中で」な。これ重要。
オレ、しゃべれねーし。
しゃべろうとしたら、口はおろか、指先すら動かんかったわ。
ってかそもそも人間じゃねーし。ましてや生物じゃねーよ。生きてねーわ。心臓ないし。

見た目的にいうと動物なんだが・・・

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猫になるはなし

13/10/11 コメント:0件 時見 一


ある時僕は猫になった。・・・

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閉室(初投稿です)

13/10/09 コメント:0件 Novice

 ある若い男が、不意に目を覚ました。部屋を見渡してつぶやく
「ここはどこだ?」
それを聞いて、近くにいた紳士が、優しい声で尋ねた
「あなたは、この部屋のことを知らないんですか?では、なぜ入ってきたんです?」
若い男は、少し考えて言った
「なぜと言われても、確か、誰かに連れられて来たような気がするんですけど、よく覚えていなくて。気が付いたら、もうこの部屋にいました。ここ・・・

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五つの約束

13/10/07 コメント:8件 こぐまじゅんこ

 しおんちゃんは、小学二年生。
 二学期になってから、お母さんと五つの約束をしたんじゃ。

一、毎朝 パジャマに着替えたら たたむこと
二、学校に行く前に 花瓶の水をかえること
三、学校から帰ったら くつをそろえること
四、夕ご飯を食べたら お皿洗いを手伝うこと
五、ねこのミケに ごはんをあげること

 しおんちゃんは、毎日毎日、五つの約束を守・・・

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競技場の熱波・出会い

13/10/07 コメント:0件 棚丘えりん

 これでもかという程に照りつける太陽と、立っているだけで汗がダラダラと流れる気温の中、私達は草下陸上競技場に来ていた。今日は地元の新聞社が開催している大きな記録会で、県内の中学陸上部は大体全部集まっていると思う。記録会というのは、予選、決勝と勝ち進んで行く大会ではなくて、純粋に記録を計ってくれる大会。だから、普段は出場枠が足りなくて、人気の100Mに出れない私みたいな選手でも、写真判定でしっかり計・・・

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忘れられた街の夢屋

13/10/06 コメント:0件 辛楽






何かをボーッと考えていたらしい。

ガシャン!

「…!」

足元に割れた皿が落ちている。いけない、洗い物の最中にうたた寝してしまった。
シンクには流しっぱなしの水に大量の泡が浮かんでいて、右手に握ったスポンジからはボタボタと水滴が落ちている。
スポンジをラックに置いてエプロンで手を拭くと、小さく溜息をついて、・・・

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あの頃僕らは

13/10/06 コメント:0件 川村 誠

1.プロローグ

 あの頃の僕らは少しおかしかったのかもしれない。18歳。それはちょうど大人と子供の中間にあって、大人になりきれない、あるいは大人にはなりたくないというその時期特有の青臭い何かが僕らを形成していた。それはとても繊細な痛みを内包するものであり、痛みが何かに変わるものだと信じていた。そのくせそれは決して壊れない、死ぬまで続くものだとも思い込んでいた。僕らは僕らだけの世界を作・・・

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頭は雲の上に

13/10/05 コメント:4件 W・アーム・スープレックス

 その朝小雪は、七時五分に目をさました。
 いつもより五分、遅い目覚めだった。
 ベッドから起き上がろうとしたとき、パジャマの肩の部分がビリッと音をたてた。床に足をついたとき、こんどは腰のあたりがまた、ビリッと破れた。
 パジャマはそれからも、小雪が動こうとする度に破れつづけて、洗面所にいきついたときにはもはやボロボロで、ほとんどパジャマの形態をなしていなかった。
 トイレ・・・

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わたしは果物が好きだ

13/10/05 コメント:2件 rug-to.

 わたしは果物が好きだ。

 ビタミンやら食物繊維が豊富で身体に良いだけでなく、爽やかな酸味と甘みがしてとてもおいしい。値段も手ごろで種類も豊富だし、季節も感じられる。調理が要らず切ったり剥いたりするだけで食べられるところも、ずぼらな私にはぴったりな食べものだった。

 わたしの職場の近くには農業試験場があり、時折びっくりするほどの値段で良質の果物を売りに来てくれる。呼びか・・・

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世界から放り出された男

13/10/03 コメント:0件 川村 誠

1.失われた名前

 僕は本当に僕なのだろうか。僕が本当に僕を僕だと認識しているのかと問われたら、僕には確信を持って「はい」と答える自信がない。もしかしたら僕は違う名前なのかもしれないし、名前なんてないのかもしれない。そんなことを時々考えては心配になる。そのことについて君はバカじゃないのって、きっと笑うだろう。例えば、今、君と僕とで名前を交換したとしても、僕が僕であることは名前以外には・・・

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第2巻 『これでもか物語 in 歯医者』(メキシコの巻)

13/10/02 コメント:2件 鮎風 遊


「ブゥエノス・タルデス」(こんにちは)
 高見沢一郎は今日オフィスの近くの歯医者の門を叩いた。
 実は日本で治療してきた奥歯のクラウン(かぶせ)が、二、三日前に外れてしまったのだ。そして、奥歯にごっぽりと穴が空いてしまっている。
 さほど痛みはないが、食事にはまことに不都合。クラウンを早く被せ直したい。
 そう思って、高見沢はメキシコ人のマネ−ジャ−に相談を持ち掛け・・・

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舞踊

13/10/01 コメント:0件 yoshiki

 猫が踊っていた。三毛猫は二本脚で立ちあがり、前脚の肉球を空に向けまるでそれは阿波踊りのような格好で一心不乱に踊っていた。なにせ猫の事だから、嬉しいのやら、悲しいのやらその表情から読み取ることが難しかった。
 同じようにして犬が踊っていた。それは中型犬ポリッシュ・ローランド・シープドッグで、後ろ脚二本で懸命に体を支え、傍から見たら苦しそうでもあったが(後ろ脚が微かに痙攣していたから)それは・・・

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漢字一文字の旅 連載13

13/10/01 コメント:0件 鮎風 遊


 旅はなにも距離を彷徨(さまよ)うものではない。
 脳の中でも歩ける。

 旅は道連れ、世は情け。 
 皆さまからの熱い情けを受けて、連載10で煩悩の数108漢字を終えました。
 そして、連載11より再スタートさせてもらいました。
 これからも御一緒に、果てることがない旅が続けられたら嬉しいです。 

 この〈自由投稿スペース〉で、お付き合い・・・

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響き童子  後編

13/09/30 コメント:0件 W・アーム・スープレックス

 烏がいやに騒ぐのに、山寺の住職はなにごとかと、裏庭の障子をあけた。
 すでに色づきはじめた柿の実がたわわにみのる木の下を、なにかが動いていた。
 夕暮れ時の赤々とした陽ざしの中に目をこらした住職は、その生き物が、絶え間なく湧き出す泉のように、体の表面を内側から繰り返し開くようにしながら、移動しているのをみた。
 開くたびに色が変化するので、全身に異様なまだら模様がひろがった。修・・・

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