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糸井翼さん

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テーマについて、いろいろ考えた。

17/01/20 コンテスト(テーマ):第126回 時空モノガタリ文学賞 【 304号室 】 コメント:0件 糸井翼 閲覧数:503

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つまらない教授の話がまだ続いている。プリントに書いてある内容を棒読みしているだけでしょ。プリント配って授業終了でいいから。
スマホのゲームにも飽き飽きしてノートパソコンを開く。小説でも考えようかな。
インターネットがなかなか開かない。今日は機嫌悪いみたいね。パソコンよ、ごめんね。

小説投稿、今回の小説のテーマは「304号室」。「304号室」、うーん、どうしようかなあ。
私の住んでいるところは305号室。残念。一つ隣。そういえば、どんな人が住んでいたっけ。そう、なんか、おじいさんとおじさんの二人暮らしだったような。昔はおばあさんもいた気がする。離婚?死別?あるいは殺人とか。サスペンスの見過ぎか。
日曜大工、と言うか、毎日大工をしているようで、ドリルのような音がしている。本当にうるさい。高校時代、テスト勉強中にグウィイイインって。頭痛くなったわ。よく苦情を入れられないわよね。マンションなんだから気を使え、って話。
304号室に住む家族の暖かい話。書けそうかな。あるいは、騒音、近所付き合い問題、そこからの殺人事件。とりあえず、私の技量は置いておいて。
でも、304号室である必要性はあるのかしら。304号室、である理由を捉えないと、投稿する作品としてはだめかな。
304。303ではなく、305でもない。
ホテルとか、4や9がつく部屋がないことが多いよね。4は死を連想するってことだと思う。9は苦かな。縁起が悪い部屋番号。
小説投稿サイトの「304号室」のイメージの写真は、気のせいかもしれないけど、少し古いアパートで、暗い感じだった。4という数字からしても、求められているのはホラーとか?呪われた304号室。
ホラー映画は苦手だけど、一度だけ友達と見たのが「REC」というやつ。1週間くらい暗いところが怖かった。人がゾンビ化するやつ。シリーズものだったらしく、全体像がよくわからなかったけど、どうやら悪魔の呪いみたいなことだったらしい。理由はともかく、とにかく怖い。やめよう。怖い小説書くのって、絶対技術がいるし。
例えば、好きだった人が死んで、最期に304号室に呼ばれて・・・みたいなのはどうだろう。本当は存在しないホテルの304号室で会う。それで、懐かしい話とかして、「本当は好きだったんだ」ってね。ふふふ。で、忘れ物か何かして、その主人公は気づくの。304号室なんてなかった。私が見ていた彼は一体・・・。もしかして、彼は・・・。おお。いいかも。
いや、待って。304というパスはうまく捉えたつもりだけど、呼ぶならホテルってちょっとおかしいか。私なら、思い出の高校の教室とかがいいなあ。女子高出身だから無理だけど。
そうなると、実は病院の霊安室、とかかな。彼に呼ばれていくと、そこには、彼の死体があって、とかね。ないか。霊安室が304号室って違和感あるしなあ。普通地下だよね。それか4階とか。

「では、今日はこの辺で終わりにします。コメントペーパーは前の机に出して・・・」

気づいたら、授業が終わっていた。

304、304、うーん。
だいたい、4月生まれの私は4という数字はそんなに嫌いじゃない。というか、4は決して悪い数字じゃないと思う。その前提が良くないな。
私の友達のおばあさんの話だけど、地震の義援金に4万4千円送ったと聞いた。し、あわせということらしい。まあ、さすがにそれはちょっと違う気がするけどね。
なんでも物事ってそうだけど、考え方次第で幸せにも不幸にもなるなら、幸せを選び取って生きたいものだな。4という数字にしても然り。つまらない授業にしても、然り。

大学の外の公園でお昼ご飯。暖かい日差しのもとで食べるサンドイッチ、私の至福の時間。
小さな子供たちが戯れている。かわいい。
一人の男の子が叫んだ。
「よつばがあった!」
なるほど、4と言えば、四葉のクローバーなんていうのがある。これも、珍しいということもあるだろうけど、やっぱり、し、あわせでしょう。多分ね。
「なめちゃんにあげるよお」
「えっ、いいのお」
ほほえましい小さい子のやり取りでほっとした。今日も頑張れる。

小説の内容、思いつかないなあ。思いつかない、と言うか、結局、自分の技量不足で、書けそうなのが少ないのかも。わかってる。投稿やめようかな。
でも、万が一、受賞して、お小遣いがもらえるかもしれないしなあ。そんなに甘くはないだろうけど、でもでも。


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