木野 道々草さん

2017年1月から参加しています。よろしくお願いします。(木野太景から道々草に変更しました)読む方で参加することが多いです。

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17/01/08 コンテスト(テーマ):第125回時空モノガタリ文学賞【優しさ】 コメント:0件 木野 道々草 閲覧数:680

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もし
人間を
描くのに
必要な色を
使うとしたら
優しさの光だけ
反射する心を砕き
粉にして痛みに耐え
愛でのばし時間をかけ
できた絵の具を筆にとり
唇に両手の平に視線の先に
そっとのせるそれを繰り返す

絵の具のチューブが十九世紀
  画家を戸外に連れて
    風を見せた
      が
    二十一世紀
  デジタル技術は彼に
空間を創造させ無限を見せた

彼の創る空間に風は吹かない
 水面は波立たず枝は揺れず
  裾は踊らず帽子は飛ばず
   光も影も動かぬ空間で
    彼はしばし筆をおき
     優しさの色の光が
      人に届く反射の
       角度を計算し
        その位置に
         色をのせ
          何度も
           のせ
            る


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