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よしざとめぐみさん

最近になって引っ越し。 知り合いの居ない土地で右往左往。 投稿予定のデータを誤って二回削除。 落ち込んで浮上ならず

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夢の喫茶店

16/02/13 コンテスト(テーマ):第101回 時空モノガタリ文学賞 【 お茶 】 コメント:0件 よしざとめぐみ 閲覧数:824

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私の普段の飲み物は。
麦茶、煎茶、フルーツジュース。
コーヒーは砂糖やミルクを入れれば飲めるが、好んでは飲まない。ただ、コーヒーの香りは大好きなので、無謀にも飲めないままカフェを始めたいと思ったことがあるくらいだ。
そして、紅茶に関して言えば香りも味も好きではなかった。
小学3年の家庭科参観日でサンドイッチと紅茶を入れることがあった。紅茶なんて始めてみるし飲み方すら分からず、同級生のお母さんからお砂糖の数を聞かれ甘い方が良いだろうと5個と答えて「甘党なのね」と笑われて依頼のトラウマなのだ。
そして、その紅茶は美味しくなかった。
そんな私が学生時代、友人の誕生日に紅茶を入れる機械名前は知らないをプレゼントしたことがある。
正直言うと、友人はコーヒーの方が好きだったのだが、コーヒーメーカーは当時無職になった私には高かった。彼女が喫茶店で紅茶を飲んでいたのを思い出した。
その時に砂時計と一緒に出てきた紅茶の入れ物。それを思い出しプレゼントしたのだ。
それが転機だった。
プレゼントした後日、思った以上に喜んでくれた友人は、あろうことか私を紅茶の専門店に連れてってくれると言いだした。
今更、私は紅茶が好きではないと言えないまま日程を合わせ出掛けた。
私がコーヒーを飲めないのは友人誰もが知っていることだっただが、お店が近くなるとやっと、ところで紅茶は飲めるのか?と聞いてきた。
それは、誘う段階で聞いてほしかったのだが、断らない私が言える立場では無いわけで。
とりあえず、わからないと答えた。
だったらとお店に入り、席についた私に進めてくれたのがミルクティ。
友人は色々説明してくれたのだが最終的には個人の好みだからと言う言葉で締め括られた。
茶葉はお店の人のおすすめにした。
ポットにいっぱいの紅茶。
香りは子供の時ほど不快に思わず、いい香りだなと感じた。一緒に出されたケーキの影響力も多大にあると思う。
カップに注ぎ、ミルクを入れる。
とりあえず、マナーなど有るかもしれないが友人相手なら失敗も笑ってくれるだろう。
砂糖を入れるかは飲んで試してみたら、と言う友人の言葉に反論できず、苦くないか、酸っぱくないか当時、紅茶は酸味が強いイメージだった多少ぎこちなく紅茶のカップを口に運んだ。
素直に答える。
熱い、そして。
美味しかった。
専門店と言うことも勿論あるだろうが、酸味も感じないし砂糖をいれてないのに甘味を感じた。
ミルクの甘味なのかもしれない。
二十歳も越えて、やっと私のトラウマが消えはしないが薄まった瞬間である。
伝えた私の感想に友人も喜んでくれて、其れからと言うもの彼女につられ喫茶店巡りをすることが増えた。
彼女はと言うと、実のところ私がプレゼントをした段階ではバリバリのコーヒー党でプレゼントは嬉しかったものの家では紅茶を入れることはなかったそうだ。
外でもコーヒーが多かったそうだが、せっかく貰ったからと茶葉を買い紅茶を入れるようになると、専門店へ足しげく通い、ネットなどで知識を増やし、今では紅茶党へと変貌した。プレゼントしたものは現在は壊れてしまったそうだが、紅茶用のポットやティーコージー、カップを買い揃えている。
そして、私も今ではストレートで紅茶を飲んでいる。
お店の紅茶はやはり美味しく、今の夢は紅茶専門の喫茶店。
と言いたいところだが、いまだにコーヒー専門のカフェを開きたい夢は消えていない。
誰か私をコーヒー好きにしてくれないものだろうか。


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