1. トップページ
  2. 小さな革命

山盛りポテトさん

ショートショートがすきです。 星新一さんの小説が好きです。 社会でもがいています。 わかりやすい王道のショートショートを書きたいと思いつつ・・・脱線してます。

性別 男性
将来の夢 海外旅行!一度でいいから行ってみたかったり。
座右の銘 人見るもよし見ざるもよし我は咲くなり 跪く前に開き直る

投稿済みの作品

1

小さな革命

15/12/28 コンテスト(テーマ):第九十八回 時空モノガタリ文学賞 【 革命 】 コメント:0件 山盛りポテト 閲覧数:1137

この作品を評価する

一匹の賢いアリは悩んでいた。物心ついた時から自分を除く大多数のアリが毎日働きもせずだらだらと過ごしていることにだ。
「やあ君はどうしてエサを運んだり巣を作る手伝いをしないんだ?」
アリがそう聞いても。「むしろなんでそんなことしなきゃいけないんだ?」というような答えしか返ってこない。
アリはこう考えた。今働いている全てのアリが日々の仕事を放棄したらどうなるだろう。
アリはせっせと働いているアリ達に呼びかけた。
「みんな少し手を休めてくれ、大事な話があるんだ」
働いているアリ達は何かあったのか、というような様子でゾロゾロと集まってきた。
「みんな今日の今日まで僕達は一生懸命働いた、しかし同じアリだというのに働きもせず遊んでばかりいるアリが大勢いる。こんなことは間違っていると思わないか?」
多くの働きアリ達は頭を殴られたような衝撃を覚えた。そうだ。なんで我々だけ働いているんだ。
「今日限りで僕達は仕事をしない、この先何があっても、僕らの知ったことじゃない。いいね?」
働きアリ達はその日から働くのをやめた。最初はやることがなくその辺をうろうろして落着かなかったがなかなか悪いものでもなかった。

するともう一匹の賢いアリは考えた。なぜ僕達は物心ついた頃から遊んでばかりいるんだろう、と。


コメント・評価を投稿する

コメントの投稿するにはログインしてください。
コメントを入力してください。

このストーリーに関するコメント

ログイン