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こぐまじゅんこさん

詩を書いたり童話を書いたりしている主婦です。 みなさん、よろしくお願いします。 MyISBN−デザインエッグ社さんから、絵本「おしえて!ねこばあちゃん」を出版しました。 アマゾンでも取り扱っていますので、よかったら みてくださいね。 ブログ「こぐまのノート」も書いています。

性別 女性
将来の夢 自分の書いた童話を孫に読んで聞かせたいです。
座右の銘 しあわせはいつも自分の心がきめる

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ねこばあちゃんとだいこん料理

15/10/02 コンテスト(テーマ):第六十五回 【 自由投稿スペース 】 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1109

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 にゃんこ村は、ねこだけがすんでいる村です。

 みけねこのミケとくろねこのクロは、同じ年にうまれて、兄弟のようになかよく、いつもあそんでいました。
 にゃんこ村には、一軒だけお店があります。ねこばあちゃんのお店です。たべものなら
なんでも売られています。

 今日は、ミケのたんじょうび。
 ミケのおかあさんが、言います。
「おたんじょうびだから、おいしいおさかなりょうりをつくろうかな。ミケ、ねこばあちゃんのところに、行ってみよう。」
 ミケは、
「わーい。行く行く!」
と、すぐに家をとびだしました。
「まって、まって。」
 おかあさんは、おさいふをかかえて、でてきます。
 コスモスばたけをすぎると、ねこばあちゃんのお店がみえてきました。
「ねこばあちゃん、こんにちは。」
 おかあさんがお店にはいろうとしたら、ミケがするっと先に入って、言いました。
「今日、ぼくのたんじょうびなの。おいしいおさかな、ある?」
ねこばあちゃんは、
「まぁ、そうなの。それは、おめでとう。今日は、おいしいさんまがあるよ。」と、おしえてくれました。
 さんまをみると、キラキラと青く光っていて、おいしそうです。
「口の先が、きいろくなっているのが、おいしいよ。」 
 ねこばあちゃんが、言います。
 おかあさんが、はずんだ声で言いました。
「ほんとうにおいしそうですね。じゃぁ、さんまをください。」
 ねこばあちゃんは、
「だいこんも、いいのがあるから、プレゼントするよ。だいこんおろしにして、おたべ。」
と、青々とした葉っぱのついたふとくてまっ白なだいこんを一本、くれました。
 おかあさんは、おおよろこび。
「ありがとうございます。」

 おかあさんは、家に帰ると、さっそく、さんまを焼き始めました。
 ぷーんと、いいにおいがしてきます。
 ミケは、おもわず、よだれをたらしそうになりました。
 だいこんもおろして、みんな、できたて、あつあつのさんまをたべました。
「うーん。おいしい。」
 おかあさんも、おとうさんも、ミケも、だいまんぞくです。
 
 台所をみると、だいこんの葉っぱがのこっていました。
 ミケは、(葉っぱってたべれないのかなぁ・・・。)と、おもいました。
(そうだ、ねこばあちゃんにきいてみよう。)
 ミケは、クロをさそって、ねこばあちゃんのところに行きました。
 そして、早口でききました。
「ねこばあちゃん、だいこんの葉っぱって、たべれないの?」
 ねこばあちゃんは、
「じゃぁ、もってきてごらん。」
と、言うので、ミケは家に帰って、葉っぱをもってきました。

 ねこばあちゃんは、葉っぱをきざんで、お店のちりめんじゃこをもってくると、
フライパンに、ごま油をひいて、いためはじめました。
 おいしそうなにおいがします。
 しょうゆをまわし入れると、ジューッといい音がしました。
 おさらにだして、
「はい、できあがり。ごはんにのっけて、たべてごらん。」

 ミケもクロも、ひと口たべました。
 ほっぺたがおっこちそうなほど、おいしいふりかけです。
「おいしい、おいしい!」

 ミケもクロも、おなかいっぱいたべたんだって。


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