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こぐまじゅんこさん

詩を書いたり童話を書いたりしている主婦です。 みなさん、よろしくお願いします。 MyISBN−デザインエッグ社さんから、絵本「おしえて!ねこばあちゃん」を出版しました。 アマゾンでも取り扱っていますので、よかったら みてくださいね。 ブログ「こぐまのノート」も書いています。

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将来の夢 自分の書いた童話を孫に読んで聞かせたいです。
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おばあちゃんちの秋祭り

15/08/27 コンテスト(テーマ):第九十回 時空モノガタリ文学賞【 祭り 】 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1392

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 ぼくは、田原けんと。ようちえんの年少ぐみ。
 今日は、おばあちゃんちのお祭りだ。
 おかあさんが、車でつれていってくれる。
 だけど、ぼくは、ちょっといやなんだ。
 なぜって、おばあちゃんちのお祭りは、ししがでたり、おにがでたり、とってもこわいんだもん。
 きょねんは、ししに、頭をがぶりとかまれて大泣きした。あんなこわい思いはじめてしたよ。

 おばあちゃんの家についた。
 おばあちゃんが、
「よう来たねぇ。」
って、むかえてくれる。
 家に入ると、いとこの、しょうくんがいた。
 しょうくんも、ぼくとおなじ、ようちえんの年少ぐみ。

 しょうくんと、ゲームをしてあそんでいると、おばあちゃんとおかあさんが、にこにこしながら言う。
「祭りをみに行ってみよう。」

 しょうくんが、
「おにがでるんでしょ!」
と言うと、おばあちゃんが、
「おにも、ししもでるよ。」
と、わらう。

 うーん。

 ぼくと、しょうくんは、ふたりでかんがえる。
「ねぇ、行くの?」
 ぼくが聞くと、しょうくんは、大きな声で言った。
「そうだ。ぼくたちで、おにたいじしようよ。」

 しょうくんは、てっぽうをかまえている。おもちゃだけど・・・。
「うん、そうだね。おにたいじだ!」
 ぼくは、けんを手ににぎりしめた。

「えーっ、おにたいじ?」
 おかあさんが、おおわらいしてる。

 お祭りに行くと、もう、おにが三人、ししが一匹来ていた。
 おにが、ぼくたちに近づいてくる。
 
 しょうくんが、
 パンパンパン!!

 てっぽうをうつ。
 ぼくは、けんをふりまわす。

 おには、
「うわぁ、やられたぁ。」
と、その場にしゃがみこんだ。

 ぼくたちは、
「やったぁ!」
と、ガッツポーズ。

 そのすきに、ふたりとも、ししに頭をがぶりとかみつかれたんだけどね。

 ちょっぴりくやしいけど、なんだかたのしいお祭りだった。


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このストーリーに関するコメント

15/08/28 飛鷹朗

やられてくれる鬼って優しいのですよね。
私がナショナルキッドで、兄が悪い宇宙人。
兄はは私にやっつけられる。
それを当たり前に思っていたのに、従兄のイクオ君は、私をやっつける。
その痛いこと。
それで兄がいかに私に優しいのか気がついた(笑)
そんな昔を思い出しました。

15/08/31 こぐまじゅんこ

飛鷹朗さま。

コメント、ありがとうございます。

これ、ほんとの話で、息子が小さい時、甥っ子が、鉄砲もって、鬼退治するって言ったんですよ。思わず、わらちゃいました。
鬼さんは、実はたおれなかったんですけどね・・・。あはは。

15/09/05 つつい つつ

小さい頃の近所の小さな祭りとか、地蔵盆では、ちゃんと子供の相手をしてくれる大人がいたなぁと、なつかしく思い出しました。
ほのぼのとして良かったです。

15/09/06 こぐまじゅんこ

つつい つつさま。

コメント、ありがとうございました。
むかしの大人は子どもの扱い方を、よく知っていたんでしょうね。
ほのぼのしたと言ってくださり、うれしかったです。
ありがとうございます。

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