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高木・E・慎哉さん

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この世の果てに祭りがあったら

15/08/19 コンテスト(テーマ):第九十回 時空モノガタリ文学賞【 祭り 】 コメント:0件 高木・E・慎哉 閲覧数:1240

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パチパチドンドンドン!
夏の花火の音が、辺り一面に鳴り響いていた。

英知作之助は、この世にある全ての祭りについて全て調べてみることにした。
果たして、この世にはどれくらいの数の祭りがあるだろうか?
みなさんは、そんなことを考えたことがあるだろうか?

作之助はこの世の果てにいってみたかった。
そして、この世の果てで、祭りをやってみたかった。
それは、決して興味本位の遊び半分じゃなく真剣に作之助は考えていた。

作之助は、恋人の古田理佳に祭りについて聞いてみた。
「この世の果てに、祭りなんてあるかな?」
作之助は率直に聞いた。
「さぁ?私は考えたことないわ!」
それは最もまっとうな答えだった。
そうだ!誰が好き好んでこのよの果てに祭りがあるかなんて考えるだろうか?

「そうだな。じゃあ、夏祭りいくか!?」
「うん。そうしよ!」
作之助と理佳は夏祭りに行くことになった。
結局、普通の選択肢になった。
作之助は、この世の果ての祭りなんてないかと、考えるのを忘れていた。

祭りには、たくさんの人がいた。
あまりの人の多さに、作之助はビックリした!
「こんなにも人が多いのか!?」
作之助はこの世にこんなにも人がいたことに驚いた。

夏祭りには、全国から大花火を見ようと多くの人が押しかけていた。
作之助は理佳とはぐれないように気をつけた。
「しっかり俺の手を握ってるんだよ!!!」
作之助はギュッと、理佳の手を握っていた。
理佳はコクっと頷いて、作之助の手を握り返した。

すると、花火大会が始まった。
花火は綺麗だった。
「綺麗だね」
「ええ。とっても!」
「君の方が綺麗だよ…!」
理佳も作之助がそんな言葉を言うと思わなかったから、ビックリして、思わず作之助の顔を見返した。
作之助も照れて、その場をなんとかやり過ごそうとした。
初めて、告白された時より、恥ずかしかった。
作之助は言うんじゃなかったと、後悔しそうになった。
花火はそんな二人を気にせずに、景気よくポンポン打ち上がっていた!

そして、ハッと作之助はその瞬間気づいた!
「そうだ!俺、この世の果てに祭りがあるか調べないと!?」
理佳は少し、眠そうな顔で、作之助を見ていた。
まだそんなことを考えていたのかと、怪訝な顔で作之助を訝った。
「もういいんじゃない!?そんなこと!」
理佳はそう言った。
しかし、作之助はどうしても、解せない所があった。

「やっぱり、俺調べてみるよ!」
「調べても無駄だと思うわよ!?それでも調べるの?」
そう言われると、作之助は確かに、無駄かもしれないと思い直した。
しかし、自分の心にくる、この世の果てにある祭りがあるかもしれないという気持ちをどうしても捨てきれなかった。
作之助は、凄い心の中で葛藤した。
どうする?調べる?それとも…。

それは、作之助にとって、世界を揺るがすほど大きな葛藤だった。
そういうと、大げさに聞こえるかもしれないが、それほど作之助にとって、この世の果てに祭りがあるかは大きなことであった。

「俺、探してみるわ!」
こう言い出すと、作之助をもはや、止めることはできなかった。
それは、付き合っている理佳もよく分かっていた!
「好きにしなさいよ…」
そう言って、理佳はその場を離れようとした。
「待ってくれ!これは、理佳!お前にも一緒に探してほしいんだ!」
そう言って、理佳はハアッとため息をつくようなしぐさをした。
「俺一人では心もとない。だから、理佳にも一緒に探してほしい!」
理佳はどうしようかと思った。
仕方ないついていってやるか!?
理佳は仕方なく作之助についていくことにした。

そして、二人のこの世の果てに、祭りはあるかという旅は始まった。
二人は、飛行機でずっと、この世の果ての祭りがあるか真剣に探した。
作之助は金持ちで、特に旅費とかの心配はしていなかった。
存分に、この世の果てに、祭りがあるか調べることができた。

そして、二人はアフリカのある国に行った!
そこで、二人は驚愕の光景を見ることにした。

それは、なんと人間と象が一緒に踊っている光景だった!

遂に、作之助はこの世の果ての祭りを見つけたと思った。
作之助は早速、村の人にどんな祭りか聞いてみた。
すると、なんと太古の昔から、伝わる伝説の祭りであることが分かった。
作之助は、祭りを見つけた感動で興奮していた。

理佳は、ただただ呆然とするばかりだった。
そして、日本に戻った二人は、アフリカでの出来事をみんなに話した。
すると、作之助の話は有名になって、すっかり作之助は新しい祭りを見つけた英雄になった。

それからも、作之助はこの世の祭りについて調べ続けている。


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