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海見みみみさん

はじめまして。 時空モノガタリで修行させていただいています。 焼き肉が大好物。

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三つの原発

15/04/06 コンテスト(テーマ):第八十一回 時空モノガタリ文学賞 【 三匹の子豚 】 コメント:10件 海見みみみ 閲覧数:1621

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 この度三つの国に新たに原発が建設されることになりました。

 A国の原発はコストダウンにより格安で建設することができました。国民も大喜びです。
 ところが地震が起きて一変。原発は倒壊し多くの放射能をばらまき、国民の大半が被曝しました。

 B国の原発はA国の反省を活かし、耐震工事が施されました。これで地震が起きても安全です。多くの国民が喜びました。
 実際に地震が起きても原発は倒壊しませんでした。しかし問題はその後です。地震の後に大きな津波が発生し、海沿いに建造されていた原発は津波に飲み込まれてしまいました。その後、津波によって原発は倒壊。多くの放射能をばらまかれ、国民の大半が被曝しました。

 C国の原発はA国とB国の反省を活かし、耐震、耐津波用の工事が施されました。実際に大地震が発生しても原発はびくともせず、津波が起きても巨大な防壁のおかげで水に飲み込まれることもありませんでした。多くの国民がこれに大喜びです。
 ところが敵対しているD国からミサイルが飛んできて事態は一変。ミサイルが直撃し原発は倒壊。多くの放射能がばらまかれ、国民の大半が被曝しました。

 どうやら三匹の子豚のように頑丈な設備を作っても、危険なものは危険であることに変わりはないようです。
 次に倒壊する原発は、あなたの身近なところにあるかもしれません。


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このストーリーに関するコメント

15/04/06 瑠真

海見さんこんにちは←【こんばんは?】

「爆弾を爆発させなくする工夫」って、何か考えさせられますね。

読ませて頂きました。

15/04/06 るうね

るうねです。
『三つの原発』、拝読いたしました。

ブラックきつめのジョークですねー。
安全な原発などないんだと思わされます。
短い中に、深いテーマがぎゅっとつまった良作でした。

15/04/07 海見みみみ

瑠真さま>
こんにちは、作品をご覧いただきありがとうございます。
「爆弾を爆発させない工夫」より「爆弾を作らない工夫」の方が大切なのかもしれませんね。
感想ありがとうございました。

15/04/07 海見みみみ

るうね様>
ご覧いただきありがとうございます。
今回は「どの程度までブラックなネタが許されるのだろうか」という実験も込めてチャレンジしてみました。
どんなに安全だと言っても、原発は人間が作るもの。
完璧なんてありえないんですよね。
感想ありがとうございました。

15/04/09 泡沫恋歌

海見みみみ 様、拝読しました。

確かに、100%安全な原発はないかもしれないけれど・・・

しかしながら、低コストで便利なものを手に入れようとすれば、リスクも伴うものなのです。

15/04/09 海見みみみ

泡沫恋歌さま>
ご覧いただきありがとうございます。
便利なものにはリスクがつきもの。
そのリスクといかに付き合っていくかが大切ですね。
人類にとってのこれからの課題だと思います。
それでは感想ありがとうございました。

15/04/11 11doors

海見みみみさま、ありがとうございます。
今回は、かなりブラックな切り口でしたが
ユニークなアイデア、楽しませていただきました。
ところで、私のこんなネタはいかがでしょう?
4か国めの原発は地震対策・津波対策・ミサイル防衛も
万全を期したものだったが、
すぐ隣りの国の原発は、
ニセの部品で電源喪失で原発が停まり、放射能がもれて、
放射性物質が海に流れ込んでやってきた。
さらにその隣の国の100基以上ある原発は、管理が不十分で
放射性物質が黄砂とPM.5と一緒に飛んできた…

15/04/11 海見みみみ

さいのめ様>
ご覧いただきありがとうございます。
ブラックユーモアを楽しんで頂けたようで何よりです。
それにしてもさいのめ様のアイデアもすごいですね!
ここまでブラックな切り口になると、どこまでも書けそうです笑
それでは感想ありがとうございました。

15/05/04 光石七

拝読しました。
痛烈なブラックジョークですね。今の時世にもドンピシャです。
どんなに頑丈な設備を作っても危険なものは危険。絶対的な安全など無いということを肝に銘じるべきですね。
とても深いお話に、いろいろ考えさせられました。

15/05/06 海見みみみ

光石七さま>
ご覧いただきありがとうございます。
時空モノガタリではどこまでブラックなお話をやっていいか、というテストも兼ねてこの作品をアップしました。
考えて頂けるキッカケになったのでしたら何よりです。
それでは感想ありがとうございました。

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