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ナツさん

昼ドラ系も、ほっこり系も、大好きです。 拙い文章ですが、読んでいただければありがたき幸せ… ぜひ、ご賞味ください・Д・ノ

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あなたのことが大好きです。

14/08/24 コンテスト(テーマ):第六十三回 時空モノガタリ文学賞【 告白 】 コメント:0件 ナツ 閲覧数:904

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「好きです。」

その一言の重さを最近知った。伝えたくて伝えたくて、伝えた所でどうしようもないのに。私の思いを伝えても相手の気持ちが私の方を向いている確率なんて、もしかすると宝くじよりも低いかもしれないし、逆にじゃんけんで勝つくらいの確率なのかもしれない。






始めて君に会ったのは、ダンスのくじ引きでペア決めの時だった。自分に自信のない私は、「私とペアになって嫌な気持ちになってるだろうな」と申し訳なかった。

人と関わるのに慣れていない私は、女子とも況してや男子なんて話すのも一杯一杯で、ダンスのフリだとわかっていても腕を組むなんて顔から火が出そうだった。そんな時、君はさっとその腕を私の腕と組ませた。その横顔はなんとも思っていないという感じで自分だけ恥ずかしくなった。

本番までの練習で一回も休まなかった君は、慣れないダンスでヘトヘトの私のエネルギーになった。そんなこと知ったら君はきっと気持ち悪いと思うだろうけど。それでも、君と会える練習は凄く楽しくて嬉しくてずっと続けば…とさえ思った。

それでも本番はやってくる。これが終われば君との接点はなくなる。緊張でガチガチの中、君がそばにいると思うだけで失敗してはいけないと奮い立たせることが出来た。…そして終わった。自分なりの最大限の力を出し切って。

緊張の中、君と最後の時間を楽しめたことがすごく嬉しかった。

皆が写真を撮ってお疲れ様と打ち上げている。私も…一緒に撮りたい。撮っていいかと尋ねるといいよと言ってくれた。…でも思えば、そこで嫌だなんて言う人いないよね…舞い上がった自分が情けなかった。

集合写真を撮って、皆で軽く反省会をしたら解散だ。この気持ち…君に伝えたい。好きが溢れる、なんてJ-pop綺麗事だと思っていたけど本当だね。もうこの気持ちは本当、どうしようもなく制御不能なんだ。




私は駆け出した。

この思いを伝えるために。


君は困るかな。

それでも言いたいこの気持ちを今だけ許して…





「あなたのことが大好きです。」


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