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ゆめさん

肩こりがあります。

性別 女性
将来の夢 私を思い出す人がみんな笑顔になるような人間になること
座右の銘 笑顔が一番!

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私と他人

14/04/22 コンテスト(テーマ):第二十八回 【 自由投稿スペース 】 コメント:0件 ゆめ 閲覧数:791

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私が知りたい事とは何なんだろう。掘り下げていって、その先の何が見たいんだろう。

「人を舐めるな」と、お酒に呑まれながらではあるが行き付けの飲み屋のマスターに言われた言葉。
「あ、わかるんだ」と思ったのが、当時の素直な感想だった。

私が小さい頃からそういう性格だったのかは自分ではわからない。
中学生辺りまでの記憶はなぜだかわからないが、あまり思い出せない。
いつも他人が昔話をして笑っているのを聞くと、「よくそこまで覚えているなぁ」と偉そうに感心したりしている。

自分が他人に対して綺麗事ばかり言っているのはうっすら気付いているけれど、
そのときはそういった自分に酔いしれているので「所詮、綺麗事」なんて解ってもいない。
その時はその言葉が私の中の正義になっている。

「貴方は綺麗事が好きだからそれを否定された時に必要以上に自分を追い込むから話がおかしくなる」
いつも冷静な形で私を見てくれている継母に言われた言葉だ。

その言葉を聞いて以来、自分の中で必要以上に意識をして、綺麗事を一切いわないようにしているつもりだ。

だからなのか、他人が綺麗事をいいながらいかにも「どうだ」と言う表情をされた時には嫌悪感しか生まれない。
もう二度とその他人と連絡を取る気も起こらない。

私は私が大好きだと公言しているが、世界一不幸者であるとも他人に伝えていた。

そんな自分に同情し、「辛かったんだね」なんて言わせておきながらもそう言った言葉を伝えられると
「私は自分の事が大好きだし、不幸なんかでもない。あなたに何がわかるのか」と逆上ばかりしている。

延々と他人にエゴを押しつけては自分に対しても他人に対しても矛盾した言動を繰り返している。

私は人を心から信じることができないのであろうか。

人と出会い、少し雑談をし、食事に出掛けたりもするが、「もう無理だ」と突然思い、
一緒に時間を過ごした相手に「わざと」気分を害するような発言をして、さようならと告げる。
きっかけなんて何もないのに、だ。

だがここでも矛盾が発生。

「あの人もやはり私から離れていくんだな。それなら初めから私に近づかなければ良いのに。」

私と他人が一切関わることがなければ、私が原因となって他人が傷つくという事は一切なくなるんだろう。

綺麗事もエゴの押しつけも矛盾も、全てなくなるはずだ。


果たしてどこまで私は「他人」から逃げ続け、「一人では生きてはいけないんだ」ということをはっきりと自覚する時がくるのか。

あまりにも恵まれ過ぎている私は、自分で入れたあまり美味しくないコーヒーを飲みながらこんな文章を書いてみる。


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