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ナツさん

昼ドラ系も、ほっこり系も、大好きです。 拙い文章ですが、読んでいただければありがたき幸せ… ぜひ、ご賞味ください・Д・ノ

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他人事

14/02/19 コンテスト(テーマ): 第二十六回 【 自由投稿スペース 】  コメント:0件 ナツ 閲覧数:2314

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ある日今日あした生きていくのがやっとな少女が
立って歩くこともできずに力なく座り星を眺めてた

そのとき先進国のあるぽっちゃりした少年が
タワーのようなホットケーキに貪りついていた

たいして年の変わらない二人は
決して出会うことはないが
それは二人の間に途轍もない壁があって
目には見えないその壁は
彼らはまだ知らない





昔きらびやかに着飾りひげを整えた男たちが
自らのものだと主張し世界に線を引っ張った
昨日まで一緒に遊んでいた友達同士は
違う国の人になっていつの間にか対立していた



貧しい村の少年は生きていくために働き
勉強もできずに親を手伝っていた

裕福な家の少年は親のコネを使い
行きたくもない学校で暴れていた

二人の少年を見てある男は
昔の人が決めたことのせいで
辛い思いをしている人たちがいるから
なんとかしないといけないと目を充血させ演説した
一見、もっともなことを言っているようだが
自分の地位をあげるため心にもないことを言っている
金と地位と名誉のために



世界では様々なことが起こっているが
誰もが他人事だと思っている
自分には関係ないことだと
可哀想にと口先だけで。


隣の家で火事が起こったとき
大抵はバケツリレーなどして手伝う
助かった人たちは本当にありがとうとお礼をいう
家事が起こったこと以外はなんでもない和やかな話だが
それぞれは実は気にしているようでそうでない
助けた人は自分の家に燃え移ると困るから手伝い
助けられた人は自分の不注意て燃やした家を他人に消してもらう

綺麗な話の裏には
ドロドロとした人間の感情があって
人のために生きることなど
自分のことで精一杯なのにできる人などそういない
誰もが他人事だと思っている
それが現実でありそう簡単に崩れることではないから
そんななかでいかに生きていけるか
暖かな布団のなかで意味もなく悩む自分もまた
他人事だと思っているのだ
無意識のうちに…


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