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ナツさん

昼ドラ系も、ほっこり系も、大好きです。 拙い文章ですが、読んでいただければありがたき幸せ… ぜひ、ご賞味ください・Д・ノ

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例えばの話…

14/01/19 コンテスト(テーマ):第四十九回 時空モノガタリ文学賞【 絶望 】 コメント:1件 ナツ 閲覧数:1367

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例えば…
すごく綺麗なおねーさんが通りかかったとする。
彼女が不意に荷物を落とすんだね…
凄くありきたりだけど。

でさ、助けちゃうの。
落としましたよって、
取りにいけないだろうから、取ってきてあげますよって。


んで、この深い穴に降りて行くのね。
たまに「大丈夫ですかー?」って可愛い声で聞いてくれるの。
そして「もうちょっとですから!」なんて言うの。

で、底についたら落としたハンカチの土を払って
自分の胸ポケットに入れて地上へと引き返す。


「これですよね。」
「ありがとうございます。あの…お礼を。」
そこで食事を誘うの。また会いたいって。
多分快く引き受けてくれる。だってすごく大事なものそうだもん。
そのハンカチ。思い出がありそうでさ。

そして、連絡先?交換しちゃったりして。
ちゃんちゃんって終わる。まぁ?その先も続くんだけどね。
良くない?この話。











って、道の真ん中にこんな穴掘ってどうすんだよ!
道路交通法とかあんじゃないの!
ってか、誰も通らないよね!こんな山中!
美女なんているわけないよね!

あ…自分の背丈越しちゃったよ。
ロープとか用意してないよ!
どうすんだよ…
誰も助けになんて来るわけねぇし。

ワォーン
何々?狼?いるの日本に?!

今、頭にあるのは
つまんない妄想のカケラと
人生最大の危機による絶望しかない…

誰か、助けてくれー!


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このストーリーに関するコメント

14/02/05 gokui

 読ませていただきました。
 けっこう楽しめるショートショートですね。ちょっと強引な設定がかえって笑えます。絶望感なんて吹っ飛んじゃいました。テーマが絶望なのに、絶望感ゼロの作品が他にもけっこうありますねえ。辛気くさくならなくてちょうど良いですけど。

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