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泡沫恋歌さん

泡沫恋歌(うたかた れんか)と申します。
性別 | 女性 |
---|---|
将来の夢 | いろいろ有りますが、声優ソムリエになりたいかも。 |
座右の銘 | 楽しんで創作をすること。 |
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このストーリーに関するコメント
13/12/31 泡沫恋歌
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
ハガキの絵柄はフリー素材 [ 四季の素材 十五夜 ] 様よりお借りしました。http://ju-goya.com/
2枚目の写真はネットでよく出回っている。整形大国のK国の家族写真ですが、
美男美女の両親と似ても似つかない三人の子どもたち、これは何故でしょうか?
正解は両親ともども美容整形しているからです(笑)
14/01/01 笹峰霧子
生まれながらにしてきれいに越したことはないと思いますが、
外見ばかりで判断するような男性ならむしろ捨てられたほうが将来的にいいかなと思います。
二重瞼で同じような顔のタレントは名前もおぼえられず、魅力は感じません。人それぞれ好みがあるわけで、自分を好きだと思ってくれる人に出会えたら幸せですよね。
14/01/01 草愛やし美
泡沫恋歌さん、拝読しました。
美人の基準について私も考えたことあります。異国の人、あるいは時代によってなど、みな変わるはずです。宇宙人ではどうなの?私だって、美人になれる時代や世界があったかもじゃないと、よく子供時代に思いました。そんなことを思い出す作品でした。
いつの間にか、美人の基準は何かマスコミによって創られているのではないかと思うこともあります。
整形する勇気もお金もない、私でも、どこか違う国に行けばよいのではないかと、いまだに希望は捨てられず模索しています。ああ……作品のコメントなのに、自虐になっているわ、ごめんなさい。苦笑
14/01/01 草愛やし美
泡沫恋歌さん、拝読しました。
美人の基準について私も考えたことあります。異国の人、あるいは時代によってなど、みな変わるはずです。宇宙人ではどうなの?私だって、美人になれる時代や世界があったかもじゃないと、よく子供時代に思いました。そんなことを思い出す作品でした。
いつの間にか、美人の基準は何かマスコミによって創られているのではないかと思うこともあります。
整形する勇気もお金もない、私でも、どこか違う国に行けばよいのではないかと、いまだに希望は捨てられず模索しています。ああ……作品のコメントなのに、自虐になっているわ、ごめんなさい。苦笑
14/01/01 そらの珊瑚
恋歌さん、拝読しました。
美人の基準は国によっても違うようですね。
ある南の国では太っている女のひとほど美人だとされているって聞いたことがありますし。
病院の前でジョンと再会したのは何かの運命かもしれませんね。
整形なんかしなくても嘘のない自分のことをちゃんと好きになってくれる人がいるって気付けて良かったです。
14/01/02 朔良
泡沫恋歌さん、あけましておめでとうございます^^
拝読いたしました。
友達に触発された麻子さんが整形して、そこからなにか起こるのか、と思いきや…。朝子さんが素敵な再会で思いとどまってくれてよかったです。
読み終わってすぐ、この話好きって呟いてしまいました。
美人の基準は、時代や国で違うものですよねぇ。泡沫恋歌さんのお話にあるように、外国の方はオリエンタルな黒い髪黒い目を好まれる方も多いとか。
素晴らしい再会で麻子さんが幸せになってくれますように。
明るい気持ちになれる話ありがとうございました。面白かったです。
14/01/02 朔良
一か所名前が朝子さんになってました。すみません。
14/01/02 泡沫恋歌
猫春雨 様
あけましておめでとうございます。
女性の価値を容姿だけで判断する男性は世間にとても多いと思う。
だけど、「美人は三日で飽きる」というくらいで、最後は性格だと思う。
いずれ、年を取れば間違いなく容姿が劣化してきます。
それは仕方ないこと、それを美容整形で外観を誤魔化し続けても
最後は醜い姿になってしまうかも知れない。
容姿だけはでない、自分を誇れる人間になりたいね。
テーマ「再会」で雪に残された足跡を書いてくれたのですか?
ありがとう! 後で読みにいきますね。
とっても楽しみです(○^o^○)ニコッ♪
14/01/02 泡沫恋歌
笹峰霧子 様
あけましておめでとうございます。
容姿で女性を選ぶような男性は、新しい女性が現れたら、すぐにそっちに
なびいてしまうかも知れません。
美容手術で量産されたコピーみたいな美人たちは
ホント魅力がありませんよね。
今年もよろしくお願いしますO┓ペコリ
14/01/02 泡沫恋歌
草藍さん
あけましておめでとうございます。
美人の基準なんて誰が決めたのでしょう?
それは時代より、人種により、国により、変っていくものなのです。
本当の美人とは心もキレイな女性です。
美容整形で美人になったとしても、それは心は不美人(ブス)だと
思いますよ。
整形や化粧でキレイに年を取っていくよりの、明るく元気に年を取って
いきたいですね(`・ω・´)ハイ!
大事なコメントなので、二度打ちありがとうございます。
今年もよろしくお願いしますO┓ペコリ
14/01/02 泡沫恋歌
そらの珊瑚さん
あけましておめでとうございます。
病院の前でジョンと再会したのは迷って美容整形という安易な方向へ
傾きかかった麻子を救うためだったかも知れません。
まあ、若い内はやっぱりキレイになりたいという気持ちも分かりますが、
お化粧やセンスを磨くことでカバーできると思うんですが・・・
子どもが生まれたら・・・美容整形はバレちゃいますからね( 〃´艸`)
今年もよろしくお願いしますO┓ペコリ
14/01/02 泡沫恋歌
朔良 様
あけましておめでとうございます。
いつも丁寧に読んでくださいまして感謝しています。
このストーリーには2つの再会があります。
「美容整形で美人になった梓」と「日本女性の美しさを分かってるジョン」
この二人の意見は真っ向から反対です。
それぞれ言い分があると思うし、美容整形して超イケメンにモテた梓も
それはそれで幸せになったのだろうと思う。
ただ、その幸せがずっと続くかどうかは疑問ですが、取り合えず勝ち組でしょう。
ちなみに超イケメン彼氏も美容整形だったりして(笑)
自分としては、最近の美容整形文化に対して、ちょっと疑問視をぶつけたまでのこと。
麻子は最後に「取り合えず、病院の予約はキャンセルしようか――。」で締め括っています。
もしかしたら、美容整形するかも知れない。
その判断は読者に委ねましょう。
わざわざ、訂正ありがとうございます。
私は自分の作品でも登場人物の名前間違えたことありますから(笑)
今年もよろしくお願いしますO┓ペコリ
14/01/04 泡沫恋歌
OHIME 様
あけましておめでとうございます。
確かに美容整形にも功罪はありますね。
やっぱり美人だと、何事にも前向きで積極的に成れそうです。
コンプレックスが無くなったら素直な人間として生きて行けそうだもの。
そういうメリットもありますが、美容整形に依存してしまっては
怖いことになってしまいます。
どんどん顔を改造していって、まるでお人形みたいな美人になって・・・
最後には、顔面崩壊!
どうして、ここまでやったのよ。と突っ込みたくなる顔面崩壊画像を
ネットで見たことあるけれど、本人は後悔してるのかなあー?
美人に成りたいけれど・・・もう諦めましたσ(´∀` )ァタシ
今年もよろしくお願いしますO┓ペコリ
14/01/05 石蕗亮
お久しぶりです。
拝読しました。
占い師の私としては再会の運命の表現がとても良かったです。
女性に限らず、人間やっぱり中身ですよ。
中身と反応やノリが合えば良い関係が築けると思います。
最近半年ペースでのログインですが今年もよろしくお願いします。
14/01/05 鮎風 遊
おっと、危機一髪でセーフ。
とりあえずジョンと仲良くしてから、
その結果で、整形するかどうかを決めたらよろしいかと。
キャンセルしようか、ではなく、キャンセルしなさい。
人生相談でした。
今的なストーリーで、面白かったです。
14/01/06 メラ
あけましておめでとうございます。
拝読しました。軽快で痛快なストーリーですね。それにしても今の時代、お、美人だなと思っても、本当の「素顔」なんて分かったもんではありません。何度もメイクにだまされたことがありますが、整形となると・・・。
今年もよろしくお願いします。
14/01/06 泡沫恋歌
石蕗亮 様
あけましておめでとうございます。
お久しぶりですね。
リアルがお忙しそうで何よりです。
コメントありがとうございました。
今年もよろしくお願いしますO┓ペコリ
14/01/06 泡沫恋歌
鮎風 遊 様
あけましておめでとうございます。
もうちょっとで美容整形の予約を入れてやっちゃうところでした。
美人の基準なんて、時代によっても、国によっても、個人の好みもあります。
見た目の美しさよりも自分磨きをする方が先決だと思いますね。
今年もよろしくお願いしますO┓ペコリ
14/01/06 泡沫恋歌
メラ 様
あけましておめでとうございます。
そうなんですか?
メラさんは美人の見た目で騙されてきたんですか(笑)
メイクでも変わるし、センスでも変わるからね。
それにしても電車の中で、堂々と化粧してる女はどうにかならないものかと思う。
あれは同性から見ても見苦しいわ。
今年もよろしくお願いしますO┓ペコリ
14/01/19 ドーナツ
ジョンのような男性にであえた女性はラッキーね。
美人というと ハリウッドの女優みたいなのを思い浮かべますが、
こういう整いすぎた女の人を奥さんにしたら、最初はいいけど、そのうち、えくぼがあばたになっちゃう様な気もするけど。
美の基準は人それぞれだけど、大事なのは「ハート」だよね。
アサコさんとジョン、互いにジジ婆になってもナイスなカップルになるような気がします。
14/01/20 泡沫恋歌
ドーナツ様。
コメントありがとうございます。
そうそう、美人は三日で飽きるって言うでしょう?
長く暮らしていこうと思えば性格美人を選びなさいと
世の男性諸君に言いたいです(笑)
美容整形で容姿を変えて、それで美人になってるようではダメだと思う。
外国の方は日本女性の美しさを別の角度から観て判断してくれてるし、
麻子とっジョンはきっと良いカップルになると思います。
ピックアップ作品
駅前のバスターミナルでボーと立っていたら、誰かに肩を叩かれた。振り返ったら見知らぬ女性が、しかも女優かと思うほどの垢ぬけた美人だった。
「麻子、お久ぶり!」
誰? キョトンとしていると、
「あたし梓よ。高校の時一緒だった」
「えー!?」
嘘? その女性は高校の同級生だった吉川梓だというが、私の知っている梓はこんな美人ではなかった。どちらかと言えば地味で目立たない、割と不細工だったような……?
「驚いた? 私、整形したのよ」
「美容整形?」
「そうよ。いろいろ触ったから別人みたいでしょう」
確かに眼、鼻、顎、そして胸まで大きくなったような――思わず、彼女の顔をしげしげと見てしまった。
「今まで男に相手にされなくて惨めだったけど、整形したら全てが変わったの」
誇らしげな顔で笑った。こんな美人だったら男が放って置かないだろう。
その時、赤いフェラーリがすぐ側で停まって、車の窓から梓の名前を呼んだ。超イケメンが運転している。梓はそのフェラーリに乗り込んだ。去り際に彼女は私にこう言い残した。
「結局、女って顔よね!」
それは私に向けられた忠告のように感じた。高校を卒業して数年振りに再会した同級生は整形美人になっていた。
そして、私は惨めに失恋していた――。
彼氏が新しい彼女を作って、私は捨てられてしまったのだ。最後の会話で酷いことを言われた。
「今、付き合ってる彼女はすんごい美人なんだぜ。一緒に歩いてると男たちが羨望の目で俺を見るんだ! やっぱ、美人は何やってもサマになるよなぁー。だから、おまえみたいなブスとは別れるわ。もう俺にメールも電話もするな!」
一方的に喋って電話を切られた。私がブスだから別れるって……酷い理由だと悔し涙が出た。《ブスだから別れる》女性にとって、これ以上残酷な言葉はない。その言葉が頭の中で何度もリフレインする。
最低な男だった。お金にルーズだったし、女癖も悪かったし、本気で好きだった訳ではないが、あんな酷いことを言われたら見返してやりたい気持ちになる。私の容貌は切れ長の一重まぶたで、おちょぼ口、彫りの深い顔ではない。日本的な顔で、今どきのアイドル顔じゃない。――この顔じゃあ、一生モテない女のまんまかも知れない。
「私も美容整形しようかなあー」
整形美人になった梓と再会したことで、私は背中を押された気がした。
美容整形・高士クリニックのビルの前に立っている。
今日は予約を入れたので、どんな整形をするか、費用についての説明がある。貯金で足りない分はローンを組んででもやるつもりだ。――超美人になって見返してやるんだ!
「ヘーイ! ミス・アサコ」
病院に入ろうとした瞬間、大声で呼ばれた。
振り返って見たら、大学時代の知り合い留学生のジョンが満面の笑みで立っていた。彼は身長が180センチ以上あり、カナダからの日本の文化を勉強に来ていた。
「あらっ、ジョン。お久しぶり」
「ボク、アサコさんと会えて嬉しい!」
まだ時間があるので、ジョンと立ち話をした。美容整形の病院へ入っていく姿を見られるのは、たとえ外国人でも恥かしい。
「アサコさんは日本美人ね」
「えっ? 私は古臭い顔で今どきはモテないし……ブスです」
「ノー! 大和撫子チャーミング。日本人の黒い髪と小さな瞳の女性は可愛いね」
「そうかなぁー、日本人の男はテレビのアイドルみたいな派手な子が好きだよ」
そういうとジョンは顔をしかめて、
「日本人には日本人の美しさがある。それは長いトキを経て日本の風土が育てた。自分の顔に誇りを持ってください」
「そういわれても……」
ブスだから別れるといわれた私には、この顔に誇りなんて持てない。
「ああ、ここは美容整形の病院ね」
看板を見てジョンが言ったので私は焦った。
「ボク、顔をつくり変える人は嫌いです。それって、みんなに嘘ついてること!」
その言葉にドキリとした。
「顔を変えても心は変われない。美人だから好きだという男は美人でなくなったらポイするよ」
「容姿で判断する男は浮気者?」
「イエス! だけど、ボク、ずっとアサコさんがきれいだと思ってた」
これって外国人男性のリップサービスなのかしら?
「オー! アサコさん信じてないね。だったらボクと付き合ってよ。絶対に後悔させない!」
かなり強引だけれど、ジョンがいい奴だってことは大学時代から分かっていた。彼は親日家で日本の文化もよく勉強している。
「ボク、アサコさんと再会して運命を感じた」
そういうジョンに男としての包容力を感じちゃった。
私の整形を阻止するためにジョンと再会したのなら、それは新たな運命の始まりかも知れない。やっぱり顔を偽って生きるのは辛い。だったらブスでもいいや!
取り合えず、病院の予約はキャンセルしようか――。