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YF-36さん

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運命の赤い絆

13/10/15 コンテスト(テーマ):第四十一回 時空モノガタリ文学賞【 恋愛 】 コメント:1件 YF-36 閲覧数:1658

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「ねぇ、つかさ。」
「なんだよ?」
「私達って、一緒にいてどれくらいだっけ?」
「どうした藪から棒に?」
「いいじゃん別に。ちゃんとつかさが覚えてるかの確認ですぅ。」
「なんじゃそれ。えっと、小学校三年から一緒のクラスだから…もう10年くらいか。」
「ブブーッ、はずれ。」
「え!?」
「全然違うんですけどぉ。」
「なんで!?俺にだってな、計算くらいちゃんとできるぞ!馬鹿にすんな!!」
「馬鹿になんてしてません。小馬鹿にしてるんです。」
「いやそれ全く否定できてねえから。」
「もう!なんでわかんないの?」
「わかるか!何が言いたいのかさっぱりだっつうの。」
「ん〜、じゃあヒント!」
「いらん。」
「はやッ!ちょっと、好きな子の提案は素直に聞きなさいよ!」
「やだね。大体、なんで今日それを聞くんだよ!?」
「逆!今日だから言うんじゃん!とにかく、ヒントくらいは聞く耳持ちなさい。」
「へいへい。まぁホントは、そんなもん聞かなくっても一発なんだけどな。」
「その一発って、さっき外されてますけど?」
「うっせッ!早くヒント下さりやがれ!!」
「なにその日本語…。まぁいいや。ヒントはねぇ…五年生の頃、つかさ二組の園部くんによくからかわれたでしょ?」
「あぁ、あいつか。今思い出しても頭にくるぞ。人のランドセルに虫突っ込んできたり、なんもしてないのにいきなり罵声浴びせられたりしたな。」
「それだけじゃない。夏休みに入って、つかさが行方不明だって騒ぎになった時の原因だって、彼だったはずだよ。」
「当時は俺もそう思ってたよ。けど俺はあの日、みんなと遊んで帰ってる途中に偶然あいつと出くわして、妙ないちゃもんつけられたから取っ組み合いの喧嘩したんだぞ?喧嘩買った俺にだって問題はあるし、その後無くした物を探すので日が暮れても家に帰らなかったのだって、結局俺が頑固だっただけじゃねぇか。」
「あらま。随分大人の考えになったじゃない。」
「人は、変わって行く生き物なんですよ…。」
「うんわかったかっこいい。」
「…ありがとうございます。ッじゃなくて!!それが一体どうしたんだよ!?」
「覚えてないの!?あの時、つかさを見つけたの私じゃん!!」
「そ、それはわかってるし今でも感謝してるけど…でも、その事と俺たちの付き合いが長い事とは関係ないだろ?」
「…どうして、私があの場所を探しに行ったかわかる?」
「あの場所って、学校裏の川だろ?あんな所、人を探してりゃ自然と向かう気はするけどな。」
「でもあそこって、川の上流に近くて暗いと周りよく見えないし、つかさがいたのってそこからもう少し離れた所だったじゃない?」
「まぁ、そう言われればそうだな。」
「私もね。昔あそこで探し物してたんだ。お母さんからもらった大事な指輪。」
「………。」
「まだ小さくて指のサイズが合わないから、もっと大きくなった時つけられるようペンダントにしてぶら下げてた。でもひょんな事で鎖が切れて、指輪がどこにいったかわからなくなっちゃった。周りは暗くなる一方だし、引っ越してきたばかりだったから帰り道もわからなくて…。けどそんな時、助けに来てくれた男の子がいたの。」
「よかったじゃねぇか、王子様が現れて。」
「でもね。その王子様も迷子だったもんだから、二人して泣きじゃくって…それでやっと大人の人に見つけてもらったんだよ。その時のオジさんが指輪も見つけてくれたの。…だけど私は、指輪をそのまま男の子にあげた。」
「…なぜ?」
「嬉しかったの。その子ずっと私を励ましてくれて…一緒に泣いたのだって、その子が泣いて大声出せばきっと誰かが助けに来てくれる、って言ったからだもん。」
「なかなか機転の利く坊主じゃないか。是非顔が見てみたいな。」
「…だからね。本当に驚いたんだよ?もしかしたらって探しへ行った場所につかさがいて、しかもあの時の指輪を必死に探してたなんて。」
「…俺も驚いた。まさかあの時の子が、お前だったなんて。暗くて顔がよく見えなかったから声だけ聞いてたんだけど、勝手にすげえ可愛い子だと思ってたwッあ痛い!何すんだコラ!!」
「バカバカバカ!せっかくいい話してたのに…。なんでつかさっていつもそうなの!?」
「…悪い。俺なりの照れ隠しだ。不謹慎な事言ったのは…謝る。ごめん。」
「……今までずっと言えなかったけど、今日こそ言わせて。つかさ、本当にありがとう。」
「俺からも…お前に伝えなきゃならない事がある。」
「なに?私が好きだってこと??」
「ああ、そうなんだ。俺はずっとお前が…エッー!!!なんで言っちゃうのォ!?今日この為に俺がどんな決意をしてだなぁ」
「だってさっき認めてたじゃん。”好きな子の提案”、ちゃんと聞いてくれたでしょ?」
「あ…。」


「大好きだよ、つかさ。」
「…俺もだ。えり。」


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このストーリーに関するコメント

13/10/23 YF-36

凪沙薫様
コメント誠にありがとうございます(^^)

勢いだけ書いて、終わってみたらかなりベタベタな物なってしまいました(笑)

設定は高校生の恋愛なので、きっと皆これくらいイチャイチャしていると信じたいです(*^^)

台詞のみでの構成は、今後も取り組んで行きたいと考えています。というか、自然とそうなってしまう事があります(笑)

なので、ご指摘やご感想が御座いましたら是非頂戴したいので、お気軽にコメント頂けばと思いますm(_ _)m

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