ムシマルさん

大学生です。文書、書くのが苦手なので、 コンプレックスを治そうと、 最近小説もどきを書きはじめました。 徐々に慣れていきたいです。

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決意

13/06/13 コンテスト(テーマ):第三十三回 時空モノガタリ文学賞【 迷う人 】 コメント:1件 ムシマル 閲覧数:1399

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あるところに優柔不断な青年がいた。
自信の無さからいつも下を向いており、背筋は曲がっていた。
優柔不断な青年は何を決断するのにも迷うので時間がかかる。
行動の遅さから会社はクビになり、恋人からは愛想を尽かされてしまった。
フリーターになり、毎日をダラダラと過ごす。
その日暮らしのアルバイト生活を抜け出そうとは思うが、
これといって資格のない青年を、正社員として雇ってくれるところはいない。
不安定な生活により青年はやつれていった。
このまま生活を続けて行くのはマズイが、
新しい資格を取ろうにもなかなか決断ができないでいた。


そのまま数ヶ月が過ぎた。
生活環境は変わっていないが、青年の様子はいつもとは違った。
青年は、ついに今の生活をやめると本気で決意したのだ。
堂々と前を向き、背筋は真っ直ぐ伸びている。
昨日は良いものを食べたのか、顔色よくなっていた。
今の青年からは、以前のような面影は見当たらない。
迷いを断ち切った目をしていた。
朝早く、青年は外へ出かけた。
青年は現在の所持金の中で買える一番高い切符を買うと、駅のホームへと向かう。
青年はもう迷わない。決意したのだから。


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このストーリーに関するコメント

13/06/19 鹿児川 晴太朗

拝読いたしました。
プロフィール欄に文章を書くのが苦手だとありましたが、そんなことは微塵も感じさせない整った文章だと感じました。難しい言葉を無理に使おうとはせず、誰にでも読める素直な文章に好感を覚えました。主人公の決断前と後、姿勢に着目した対比など、表現力も有ると思いました。是非ともこのまま書き続けて、文章の練習だけではなく物語を描く楽しさを、と思いました。

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