1. トップページ
  2. ラーメンライス

こぐまじゅんこさん

詩を書いたり童話を書いたりしている主婦です。 みなさん、よろしくお願いします。 MyISBN−デザインエッグ社さんから、絵本「おしえて!ねこばあちゃん」を出版しました。 アマゾンでも取り扱っていますので、よかったら みてくださいね。 ブログ「こぐまのノート」も書いています。

性別 女性
将来の夢 自分の書いた童話を孫に読んで聞かせたいです。
座右の銘 しあわせはいつも自分の心がきめる

投稿済みの作品

2

ラーメンライス

13/05/25 コンテスト(テーマ):第三十二回 時空モノガタリ文学賞【 ラーメン 】 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1673

この作品を評価する

 娘が、小学校三年生の頃。食べることが大好きで、まるまる太っていた。
 日曜日は、主人と娘と三人で、スーパーに買い物に行き、スーパーの中のパン屋さんで、菓子パンを買っては、車の中で食べてしまう。
 そして、帰ってからの昼ごはんは、決まって、ラーメン。
 袋ラーメンを作って、ラーメンの汁にごはんを入れて主人が食べているのを見た娘は、
「私も、あれが食べたい!」
と言って、ラーメンを一人前食べたあと、ごはんを茶碗一杯つぐと、ラーメンの残りの汁にちゃぽんと入れて、ペロリとたいらげていた。
 成人男性と同じ量の食事を食べていたことになる。
 そんな食習慣を半年も続けたところ、娘は、完璧な肥満児になっていた。

 あせった私は、ダイエットのために、近くのスイミングスクールに娘を通わせることにした。
 運動の苦手な娘は、スイミングスクールでも落ちこぼれ、そのうさはらしに、帰りには決まって、教室の片隅にあるアイスクリームの自動販売機で、
「アイスを買って!」
と、ねだるようになった。
 仕方なく、アイスを買ってやる私。
 結局、なんのダイエットにもならず、水泳も上達せず、やめてしまった。

 それでも、中学生になった娘は、家から三十分の道のりを徒歩で通わなければいけなくなった。
 毎日、毎日、いやでも歩いていかなければならない。自転車通学の許可がでないのだから・・・。

 三年間、いやがおうでも歩いて通ったおかげで、娘は見事、ダイエットに成功した。

 小学校三年生の頃の、娘の写真を見ると、、まん丸な顔で、体は、ぱつんぱつんにふくらんでいて、今見ると、おかしくてしょうがない。

 だけど、今でもラーメンは大好きな娘なのである。


コメント・評価を投稿する

コメントの投稿するにはログインしてください。
コメントを入力してください。

このストーリーに関するコメント

13/05/31 泡沫恋歌

こぐまじゅんこ様、拝読しました。

うちの娘も小学校の4、5年の時は肥ってました。
回転寿司に連れていくと10皿くらい食べてた(笑)

ちょうど、成長期で横に伸びる時期だったのでしょう。

13/05/31 こぐまじゅんこ

泡沫恋歌さま。

コメント、ありがとうございます。
うちの娘も、いまだに食べることが大好きです。

ログイン

ピックアップ作品