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やな うちさん

いろいろ好き勝手書きますので、好き勝手に感想をください。

性別 男性
将来の夢 いまのところなし
座右の銘 正しさとは人を救うこと

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知らせたいこと

13/04/20 コンテスト(テーマ):第二十九回 時空モノガタリ文学賞【 手紙 】 コメント:0件 やな うち 閲覧数:1216

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 私の役目は神様へ世の中のことをお伝えすることです。今日も神様へ世の中のことをお伝えします。

 神様へ、今日は、街に行ったときの話をこの手紙に書きます。街にはたくさんの人が溢れていて、朝、昼、夕方の間、人が街に集います。夜はそれぞれの家に帰るので、夜の街はあまり人がいません。それは人が眠る時間だからと聞きました。

 朝、それぞれ子供は学校、大人はビルに向かいます。朝の街はその移動経路に過ぎません。昼は、ご飯の時間です。大人はそれぞれ食べたいものを食べに街に出向きます。子供は学校で食べるので、昼の街に子供はいません。夕方の間は大人も子供もいますが、どちらかというと子供のほうが多いです。学校の終わる時間が夕方くらいだからでしょうか。 
 
 夜は大人のほうが多いです。ビルから出てくる大人を良く見かけます。逆に子供はあまり見かけないです。皆、家に帰ったのでしょうね。

 神様へ、街を見ていると、少し残念なことがありました。昼から子供が大勢、街にいるのですが、子供は自分の好き勝手に振舞います。自分たちが作ったごみなどをところかまわず、捨てる。順番もろくに守らないところを私は見ました。

 もっと残念なことがありました。夕方からの大人たちは子供と同じことをしていました。大人は子供が成長した存在なのに何故、このようなことが起こるのでしょうか。私には分かりませんでした。
 
 この手紙を見た神様は、とある日に、決まりを作りました。ごみはごみ箱に捨てる。順番はきちんと守る。そんな決まりを作りました。その決まりを守らないと罰が下ります。

 神様へ、今日はビルに行ったときの話をこの手紙を書きます。ビルでは大人たちが働いています。働くと、社会に貢献したことになるそうです。社会に貢献すると、お金がもらえます。お金は食べ物や便利なものと交換するときに使うそうです。
 
 働く大人は平等ではなく、偉い人、そうではない人がいます。ところで、ここでも残念なことがありました。

 偉いからといっていちいち威張る人間がいることです。そんなことをしても社会に貢献はできないと思うのですが・・・。威張られた人間は、威張った人間に対して何かをするわけではなく、その下の人間に威張るそうです。なんだかきりが無いと思いました。

 あと、働いたのに難癖をつけてお金を渡さないところもあるそうです。これでは何のために社会に貢献したかまったく分からなくなってしまいます。
 
 この手紙を見た神様は、とある日に労働基準監督署の人間をそのビルに送って、必要以上に威張る人間を外に追いやりました。ほかにも、働いてもお金を渡さないビルは存在が許されないようにしました。

 神様へ、今日は私が学校に行った話をこの手紙に書きます。学校では、子供は勉強をしています。将来、社会に出るための勉強をしています。勉強のあとは休み時間というものがあって、その時間は自由の時間です。その自由な時間、遊ぶ子供もいれば、次の科目の用意をしている子供もいます。

 子供は無邪気です。無邪気であるため、他人のことを考えません。自分のことばかり考えるという特徴があります。子供は他人が傷つこうと気にはしないみたいです。だから平気で他人を傷つけているところを見ました。子供は少年法で保護されているので、子供が他人を傷つけてもそれほど重い罰はないみたいです。

 この手紙を見た神様は少年法を改正して、他人を傷つけた子供は子供でも重い罰が下るようになりました。

 私が神様へ手紙を書く生活が何日も何日も長い間続きました。数え切れない手紙を書いたときに、ふと私は世の中を見ました。すると数え切れないほどの決まりが世の中を埋め尽くしていました。

 この世の中では傷つく人はいない、必ず報われる世の中。これだけ、聞けば住みたい世の中だなと思うはずです。けれど、そんな世の中は数え切れないほどの決まりが在って初めて成り立つと私は思います。決まりをたくさん作ってできた世の中は住みやすいと思います。

 けれど、人間の感情を抑えてまでルールを作って、住みやすい世の中にしても、そこに住んでいるのは生きているだけの人間だと思います。

 それでは何のために生きているかが分からなくなってしまいます。そこまでルールを作らなくても、傷つく人がいない世の中は作れるということを知ってほしいと思います。

 神様へ、今日は私が手紙を書いているときに人間に知らせたいことをこの手紙に書きます。

 神様へ、ルールに埋め尽くされて、感情を失くした人間に、ルールは無くても、住みやすい世の中を作れるということを知らせてください。


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