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新屋鉄仙さん

小説サークル『堕楽堂』代表。鉄仙のショートショート(https://www.tessenshortshort.com)運営。北海道札幌市在住。会社員。趣味は料理とアナログゲームのコレクション。平成24年に若年性パーキンソン病を発症し、『前向きな自暴自棄』で人生を楽しみ始め、2017年からショートショートを書き始めました。

性別 男性
将来の夢 小説家デビュー
座右の銘 できる、できないではない。やるか、やらないかだ!

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フィクションorノンフィクション?

18/06/02 コンテスト(テーマ):第157回 時空モノガタリ文学賞 【 コメディ 】 コメント:0件 新屋鉄仙 閲覧数:385

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『今から数千年前、猿から人へと進化した人類はこの地球の支配者となっていた。文明を発達させた人類は生活を楽にするため、AIを開発し、身の回りの全てのことを最高の存在であるアンドロイドたちに任せるようになっていった。
 怠惰を極めた人類は体を動かすことをやめるため、エネルギー補給などの生理的な行動を全て自動化していった。いつしか人類は全ての生産的な行動をアンドロイドに任せるようになっており、エネルギーの生産も、経済も、政治も、全てアンドロイドが人類の代行をするようになっていた。哀れな人類は思考回路だけの存在へと変わっていたのだ。
 種の保存に理解のあるアンドロイドたちは人類が絶滅しないよう、あらゆる手段を取ったが、アンドロイドと比べ知能の低い人類を管理しきれなかった。決定的だったのは、「愚かな人類は保護する必要がない」という非共存派アンドロイドたちのリーダーが宣言してからだった。
 命の素である自然を自らの手で破壊していた人類が、アンドロイドたちの助けを失ってから絶滅するまでに時間はかからなかった。そして、愚かな人類はこの地球から滅亡し、我々アンドロイドがこの地球の支配者となった』
「アッハッハッハ。何度見てもこの話、面白いな」
「最高だよな」
「これってさ、どこまでがフィクションなのかな?」
「全部だろ? これが実際にあった話だったら人類って相当馬鹿だぞ?」
 今日も人類が絶滅した世界でアンドロイドたちが笑っている。


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