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石蕗亮さん

占師。および魔術師。 WEB幽にて怪談投稿してました。 弟子育成の経験や実体験を基にした不思議な話を中心に書いていきたいです。 沢山の方に読んで頂き、反論含めコメント頂けると幸いです。

性別 男性
将来の夢 作家、起業
座右の銘 人は言葉に置き換えれるものしか理解できない。置き換えた言葉でしか理解できない。

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学生時代の追憶

12/12/10 コンテスト(テーマ):第二十一回 時空モノガタリ文学賞【 学校 】 コメント:9件 石蕗亮 閲覧数:2464

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小学生の頃
この時間は永遠に続くと思っていた
大人になるのなんて
とてもとても
遠い遠いことだと思っていた
いつしか後輩ができ
先輩が減っていき
自分が卒業するとき
この世界には二度と戻れないのだと気付き
涙が毀れた

中学時代
子供と大人の中間点
今までのような子供ではいられなかった
でも、大人になる自信もなかった
様々なジレンマの中で人を好きになることを知った
そんな時代だった
人を恋しく思った時代だった
3年間はあっという間に過ぎ去り
人生の選択を迫られた受験時代に突入した

高校時代
中途半端に大人だった
背伸びをして悪ぶってみたり
大人ぶったりしていた
でもそれはまだ子供が大人に抱く憧れにすぎなかったと
今なら思える
それでも誰かを真剣に好きになれた時代だった
そして自分の想いが叶わないこともあると
思い知らされた時代だった
好きになった分だけ
苦しみをしった時代だった
そんな中で
愛を求め
裏切りを知り
生きる先について
自分の終わりについて
何度も考えた時代だった
独りで居ることの寂しさを知った時代だった
沢山の感情が体験を伴って自分の心と身体を形作っていった

大学時代
過去が懐かしくなった時代だった
安定を求めた時代だった
自分を追及した時代だった
自己表現を模索した時代だった


初めてランドセルを背負った時
希望が大きかった
様々なものに期待があった

ランドセルが学生鞄にかわり
学生服を着るようになって
以前より緊張していたのを思い出した

今思うとあの制服姿が懐かしい
あの校舎が懐かしい
あの校歌が懐かしい
あの仲間達が懐かしい

携帯なんて無い時代だった
パソコンなんて無い時代だった
街が眠るのが早い時代だった
その分深夜までラジオを聴いた時代だった

学生時代
今とは何もかもが違った時代だった
かけがえのない時代だった

大人みたいに割り切れない分
何にでも精一杯だった

今だからそう思えるのかもしれない
そう言えるのかもしれない


今度ゆっくり眠れる日にでも
夢の中で昔の自分に逢いにいこう


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このストーリーに関するコメント

12/12/10 石蕗亮

散文乱文でお目汚し失礼致します。
BGM:「オレンジの地球儀」を聞きながら。

12/12/10 泡沫恋歌

石蕗亮 様。
拝読しました。

石蕗亮さんはまだ若いだろうに、もう回想することがあるんですね。
オバサンなんか、回想し始めたら2分1世紀まで遡ることになりますよ(笑)

それぞれの時代にそれぞれの思いを持って人は生きているのだと思います。
失くしてしまったモノは夢の世界で再会できることでしょう。

12/12/10 草愛やし美

石蕗亮さん、拝読しました。

抒情詩のように流れる文ですね。

学生時代、それぞれの胸に抱いたことは様々でしょう、人によってはこの時代は思い出したくもないということもあるでしょう。でも、全てが自分の成してきた時間だと思います。懐かしく戻りたいと思っても、戻れない、だからこそ、愛おしい時間なのかもしれませんね。

12/12/10 こぐまじゅんこ

石蕗亮さま。

拝読しました。

私もときどきこんなこと思います。
私はアラフィフですが、ほんとケータイのなかった時代が
なつかしい気もします。

12/12/10 ブルースクリーン

石蕗亮様
拝読しました。

昔の自分と重ねとても懐かしくなりました。
心にグッと来る作品だと思います。

12/12/10 石蕗亮

泡沫恋歌さん
読んで頂きありがとうございます。
私も若いと言われるとうれしくなる歳ではあります。
私は0歳から記憶があり、自分の将来設計を最初に考えたのは5歳の冬でした。
占い師で世に出てからはまもなく20年になります。
回想は日々起こります。
最近は忙しくて夢を見る暇もないです(泣)

12/12/10 石蕗亮

草藍さん
読んで頂きありがとうござます。
本来はこういった形式で書くほうが多いのです。
淡々と淡々と
静かな激情を書きなぐるのが好きなんです。
過去からの延長に現在の自分がいるんですよね。
だからどんな過去も否定はしませんが、かといって後悔を看過することもしません。
こんな自分をこれからも表現できたらと思ってます。

12/12/10 石蕗亮

こぐまじゅんこさん
読んで頂きありがとうございます。
学生時代好きな人に電話するのに近所の公園にある公衆電話までよく行ってました。
携帯もメールも無い時代だったので、好きな人へ好きな曲と一緒にメッセージを録音したボイスレターを作ってプレゼントしたりしてました。
今の学生さんの恋愛は携帯が鳴るのを待つんでしょうね。

作品に共感いただきありがとうございました。

12/12/10 石蕗亮

ブルースクリーン様
はじめまして。読んで頂きありがとうございます。
懐かしんでいただけて何よりです。
これからも楽しんでいただけるようがんばりますので、よろしければこれからもよろしくお願い致しますね。

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