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aki0708さん

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北風と太陽のその後

17/03/06 コンテスト(テーマ):第102回 【 自由投稿スペース 】 コメント:0件 aki0708 閲覧数:864

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旅人は東京にいた。

北風は太陽に言った。
「あのときの勝負をもう一度やらないか?あの旅人の着ものを脱がせたほうがが勝ちだ。」
太陽は勝負を受けた。

まずは北風が初めにやった。
北風は思いきり強く、「ビューッ!」と、吹きつけた。
しかし、一向に旅人に風は訪れない。
なぜだろう。

次に太陽は旅人をぽかぽかと旅人を照らした。
しかし、旅人は一向に暑がらないで、心地よさそうに過ごしている。
なぜだろう。

北風は太陽に言った。
「この勝負は引き分けだな。」
しかし太陽は首を横に振った。

北風は「そこまで言うなら、決着がつくまで勝負だ!」と言った。

あれからどれぐらいの時が経ったであろう、相変わらず北風は旅人を思い切り強く吹きつけ、太陽はギラギラと旅人を照らし続けた。
しかし、旅人は相も変わらず快適そうだ。

あれからどれぐらいの時が経ったであろう、相変わらず北風は旅人を思い切り強く吹きつけ、太陽はメラメラと旅人を照らし続けた。
しかし、旅人は相も変わらず快適そうだ。

ある日、北風は吹くのをやめた。
そして、それから北風が吹くことは二度となかった。
太陽は相も変わらずずっと旅人を照らし続けた。

あれからどれぐらいの時が経ったであろう。
旅人や旅人たちの周りが騒がしそうだ。
どうしたんだろう。

あれからどれぐらいの時が経ったであろう。
旅人は服だけを残し、消えてしまった。
他の人間たちも服だけ残してどこかに消えてしまった。
旅人や旅人の周りの人の頭上には、大きな透明な割れたドームが残されていた。

「今度は人間のほうが、私たち環境を力ずくで変えようとしていたけど、長くは続かなかったみたいだね。本質はいつの時代も変わらないなあ。」
誰もいない乾いた地上を見て、太陽は空からほくそえんでそう言った。


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