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村崎紫さん

文章を書くってこんなに難しい。でも楽しい。拙い文章ばかり

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投稿済みの記事一覧

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そうして巡る

17/07/18 コメント:0件 村崎紫 閲覧数:130

今年、我が家の玄関にツバメが巣を作った。
ツバメが飛んでいるな、と思っていたらみるみるうちに泥と枯れ草で作られていた。掃除が楽になるよう、巣の下に空箱を置く。巣になり損ねた物と糞がよく落ちてきた。
調べてみるとツバメは雌雄で子育てをするそうだ。抱卵中はほとんど雌で、雌が食事に出る時だけ雄が温める。なかなかの育メンだなと思っているうちに、卵から孵化していた。
鳥と言うより黄色い口が・・・

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被り物

17/07/17 コメント:0件 村崎紫 閲覧数:117

「あーぁ。もうやだー!」
溜めていた感情を近所迷惑にならない程度に上を向いて吐き出す。見上げた先は雲一つ無い満天の星空だったが、今の私の琴線には触れなかった。帰路にある人気の無い小さな公園はいつしか本音を吐き出す場になっていた。軽食と缶チューハイを買って夜風に当たりながら小腹と傷心を癒やす。私に必要な場所だった。どう見ても職質されそうではあるが、幸運にもまだそれは無い。
いつものベンチ・・・

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無限に広がる旅の一つ

17/07/16 コメント:0件 村崎紫 閲覧数:113

僕は絵を描くのが好きだ。
思うままに描ける魅力がある。自分で生み出したものが目に見えて分かる。何より楽しい。そういう所が好きだ。

数日間見知らぬ地に宿泊し、そこの風土、歴史を集団で学ぶ。そう、今日は修学旅行である。初めての修学旅行ということもあって、周りはそわそわしながら大きな船に乗った。こんな大きな船で大丈夫なのだろうかと不安になったが、現代の技術が発達していることを信じて僕・・・

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ゆうちゃんの海

17/07/01 コメント:0件 村崎紫 閲覧数:121

7月に入って少しずつ汗ばんでくる頃。『うみ』のお歌を幼稚園で習ったゆうちゃんは、ふと、昨年の夏に初めて行った海を思い出しました。少し冷たくて、お口に入るとしょっぱくて、青くきらきらしている海。
思い出してくると見たくなって、そして素敵なことを思いつきました。
「ママー、うみ、つくりたい!」
「海?」
空になった洗濯カゴを抱えてママはゆうちゃんを見ました。ゆうちゃんのママは魔・・・

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八月のある日

17/06/27 コメント:0件 村崎紫 閲覧数:135

海に入ってしまわないよう、そう意識しながら砂浜をしっかりと踏みしめる。
肌が焼けているのだろう。じりじりとした感覚がして、少し痛い。今朝、最高気温を更新するかもしれないとアナウンサーが苦笑いを浮かべていたことを思い出す。真上からの日射しと砂浜からの照り返しで茹ってしまいそうだ。
足取りが重くなっていることに気付きながらも、目だけは動かし続けた。この時期はいつもより遊泳・・・

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あなたに会えて良かった

17/06/19 コメント:0件 村崎紫 閲覧数:154

重苦しい雲が降りてくる。じっとりとした空気を感じながら暗い路地裏をすり抜けるように駆けていく。
これがあの人への最短ルート。
速く、早く。はやく行かなきゃ。

ついさっき、友達から聞いたのは、大好きなあの人の話。
いつも来るあの公園で倒れた。
それを聞いて頭で考えるより先に、脚が動いていた。
最近は体が弱っていると言うのをあの人自身からも話を聞いていた。前・・・

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