1. トップページ
  2. こぐまじゅんこさんのページ

こぐまじゅんこさん

詩を書いたり童話を書いたりしている主婦です。 みなさん、よろしくお願いします。 今年の夏、はじめて絵本を出版しました。 「ごんごの思い出」 岡山の津山のお話です。 ごんご とは、津山の方言で「かっぱ」のことです。 アマゾンでも取り扱っていますので、よかったら みてくださいね。

出没地
趣味 布小物を作ること。
職業 主婦
性別 女性
将来の夢 自分の書いた童話を孫に読んで聞かせたいです。
座右の銘 しあわせはいつも自分の心がきめる

投稿済みの記事一覧

1

お山のパンケーキ

17/04/24 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:73

 くまくんとうさぎさんが、山であそんでいました。
 くまくんのおなかが、ぐぅとなりました。
「おなかすいちゃった!」
 くまくんが、ちょっぴりはずかしそうにいいました。
 うさぎさんは、
「なにかおいしいものをつくりたいね。」
というと、山の中をキョロキョロさがしはじめました。
「くまくん、ハチミツとるのとくいでしょ。」
 うさぎさんが、大きな声でい・・・

1

はる行きでんしゃ

17/03/25 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:110

 はる行きでんしゃが はしります
 ふゆえきを しゅっぱつしました

 ガタン ゴトン
 ガタン ゴトン

 まふゆえきに つきました
 しろくまくんが のってきました
 まっ白いコートをきて 赤いマフラーをまいています

 ガタン ゴトン
 ガタン ゴトン

 しろくまくんは まどのそとをながめています
 そとは・・・

2

あいちゃんとおてつだい

17/03/03 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:212

 あいちゃんは、三さい。
 おかあさんのてつだいをしたくて、いつもおかあさんに、くっついています。
 おかあさんが、せんたくものをほそうとベランダにでると、あいちゃんもテレビをみるのをやめて、あわててベランダにでてきました。
「あれあれ、おてつだいしてくれるの?」
 おかあさんは、やさしく言います。
 でも、あいちゃんがてつだってくれると、かえって時間がかかるので、小・・・

2

サンタさんと空飛ぶ自転車

17/02/08 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:279

 サンタさんは、こまっていました。
 クリスマスまでに遠い日本に行かなければいけないのに、ソリをひいてくれるトナカイさんが、かぜをひいてしまったからです。
「サンタさん、ぼく、かぜをひいててもがんばって走ります!」
 トナカイさんは言うけれど、ゴホンゴホンせきがとまりません。
「いやいや、ムリしちゃいかん。日本にはなにかほかの方法で行くことにするよ。」
 サンタさんは・・・

1

いざ 新宿へ

17/01/16 コメント:3件 こぐまじゅんこ 閲覧数:245

し んしんとふりつもる雪

ん − さむい!

じ ゃんぱー を着て リ

ゅ ックサック を背負う

く つくつと おでんが

に える音がする

い えに ずっといたいけど

き ょうのぼくは きのうまでのぼくとは ちがう

た かい 理想をかかげて

い ざ いかん。 東京、新宿へ!・・・

1

お正月さん

17/01/04 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:254

 まあくんは、アパートの三階にすんでいます。まあくんの家は、304号室です。アパートには、エレベーターがありません。小学一年生のまあくんは、三階まで元気にかけあがります。
 おかあさんは、パートの仕事をしています。おとうさんはいません。おかさんは、おとうさんとけんかして、なかなおりできなくて別々にくらしているのです。
 今日は、大みそか。
 おかあさんの仕事は休みです。おかあさん・・・

3

三くり姉妹

16/12/19 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:261

 いがいがの家の中に、くりの姉妹がすんでいました。
 三くり姉妹です。
 一番上のお姉さんは、コロン。
 コロコロと、よくわらう女の子です。
 まん中の子は、ポロン。
 ポロポロと、よく泣く泣き虫です。
 一番下の妹は、プリン。
 プリプリと、おこりんぼうです。
 三くり姉妹は、それぞれ性格がちがうので、せまいいがいがの家の中では、いつもケンカがたえ・・・

1

はるくんと救急車さん

16/12/13 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:280

 はるくんは、救急車がだいすき。
 救急車のミニカーで、いつもあそんでいます。

 ある日、はるくんの家の前に、救急車がとまりました。
 救急車さんが、いいます。
「はるくん、のせてあげるよ。」
「えっ、のせてくれるの?」
 はるくんは、びっくり。
「うん、きょうはとくべつ。げんきなはるくんをのせてあげるよ。」
 救急車さんが、いいます。

3

クリスマスのよるに

16/11/21 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:270

 はるくんは、三さい。
 クリスマスをたのしみにしています。
 カレンダーをみて、おかあさんにききます。
「いつ、サンタさん、くるの?」
 おかあさんは、カレンダーのさいごの一枚をみながら、
「きょうがここだから、あと一回ねたらくるよ。」
と、こたえます。
「2と4のところ?」
 はるくんは、なんどもきいています。
 おかあさんは、はるくんにい・・・

1

はるくんは天才画家

16/11/08 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:363

 はるくんは、三さいになったばかり。
 毎日、保育園にかよっています。お迎えには、おばあちゃんがきてくれます。
 夕方、おばあちゃんが、
「はるくーん。」
といって、迎えにきてくれると、はるくんはうれしくて、おばあちゃんにとびつきます。
 おかあさんが、しごとから帰ってくるまで、はるくんは、おばあちゃんとあそびます。
 きょうは、おばあちゃんが、色画用紙を買って・・・

1

はるくんとうめぼし

16/10/30 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:503

 はるくんは、三さい。
 おいしいものがだいすきです。あまいおかしはもちろん、つけものもすきです。
 カレーライスには、ふくしんづけ。
 カツ丼には、きいろいたくあん。
 はるくんは、パクパクおいしそうに食べちゃいます。
 
 おかあさんが、
「はるくん、おばあちゃんが、うめぼしをおくってくれたよ。食べてみる?」
と、びんに入った赤いうめぼしをひとつ・・・

3

絶望のふち

16/10/28 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:389

す てられた子猫のように
て のぬくもりを求めている男の子。
ぜ つぼうのふちに立っている
り ュックサックをおろし
ふ −っと ためいき
を つく
は きだしたいことは
い っぱいあるけれど
て きとうな言葉がみつからない
も うすぐ日が暮れる
す てゼリフをはいたら す
っ きりするかな?
き っと なにも かわらない

3

くまくんのラッパ

16/10/15 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:323

ぷ −ぷーぷー
く まくんが ラッパをふく
ぷ −ぷーぷー
く り毛色のリスさんが
の このこと あるいてる
は っと 耳をすませて
と まると くまくん
を みる
み どり色のラッパをふいているくまくん
る るるる リスさんは うたいだす
そ よ風が さやさやそよぎ
れ −す のような花びらがゆらめく
だ れもほかにはいない・・・

3

雲とおひさま

16/09/26 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:415

わたがしみたいな雲が

らららん

うたいながら 空をおおう

かぜが ピューっと ふいたとたん

どこからか

にこにこえがおの おひさまが

はーい わたしの出番よ と

ふわふわ

くもさん さようなら! キラキラまぶしくわらってる

きぼうに満ちたおひさまにゃ

たまらん・・・

2

むかし話

16/09/14 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:521

タヌキは むかし

イぬ だったって

ムクドリが言う

スカンクは むかし

リスだったんだよ

ッて ムクドリが言う

プププ うそでしょう?

しんじられない

てんでに バカにしたけれど

みんな だれも それがうそだって証明できない

たイムマシンが あったらなぁ

3

絵本 さっちゃんとぺぺ

16/08/29 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:527

 ほんわか ベッドで
 ん−っと せのびする
 やっと 目がさめた
 さっちゃん
 ん? だれかいるの?
 がらっと 音がして
 だいすきな 
 いぬのぺぺが 入ってきた
 すぐに だっこした さっちゃんは
 きす をすると あたまをなでた
 でれぇと 耳をたれて
 すました顔で みあげるぺぺ
 えへっ かわいいね
 ほ・・・

2

らいおんとうさぎ

16/08/26 コメント:1件 こぐまじゅんこ 閲覧数:633

う きうき

ら いおん かけていく

ぎ らぎらひかる おひさまが

る びーみたいな いろしてる

よ びだしてきたのは うさぎさん

り んごをもって

う さぎさんのところへ かけていく

ら いおんは

ぎ りぎり まにあい うれしくて

ら っぷ をうたって おどってた
<・・・

2

はるくんのおつむくん

16/08/15 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:417

 夏のあつい日です。
 二さいのはるくんは、庭でビニールプールに入って、あそんでいます。
 つめたい水が、きもちよくって、はるくんは、大はしゃぎ。
 しばらくプールであそんだら、はるくんの手のゆびが、しわしわになっていました。
 おばあちゃんが、
「手が、おじいちゃんになったねぇ。もうでようかねぇ。」
と、はるくんに言いました。
「もう一回!」
 は・・・

1

ふとんおばけ

16/08/09 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:421

 ぼく、はると。七月に五さいになった。
 ぼくは、いつも、おかあさんと、おとうさんと三人でならんでねる。
 きょうは、日曜日。
 おとうさんがおきたのに、おかあさんは、ふとんにくるまったまま。
 ぼくは、おとうさんと、あさごはんをたべた。
 おとうさんが、おかあさんをおこしにいった。
「うーん。なんだか、からだがだるいの。」
 おかあさんが、小さな声でいう・・・

1

すずめのチュンコ

16/08/04 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:370

 村のはずれに、おじいさんとおばあさんがくらしていました。
 おばあさんは、編み物がすきで、カーディガンやセーターなどを編んでいました。
 ふたりは、とてもなかよしでした。
 だけど、去年、おじいさんが、病気でなくなってから、おばあさんは、笑わなくなりました。、
 今でも、おばあさんは、毎日窓辺で、編み物をしながら、
「あーあ、わたしも、あの鳥のように空をとべたら、お・・・

2

パピプペポマン

16/07/25 コメント:6件 こぐまじゅんこ 閲覧数:480

 パンチはするどく
 ピンチにつよい
 プロペラくぐってやってくる
 ペンダントがキラリと光るぜ
 ポテト大すき パピプペポマン


「はるくん、ごはんよー。」
 おかあさんが、言います。
 今日は、はるくんのにがてな、ピーマンのいためもの。
「えーん、ピーマンきらい。たべたくない。」
 はるくんが、もんくを言っています。
 ・・・

3

はるくんのパピプペポ

16/07/24 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:378

 二歳のはるくんは、自分のことを、「ちゅん」と、よびます。
「ちゅん」と、言い始めた頃は、ばあばの私も、お母さんも、保育園のお友だちのことかなぁ・・・、と思っていました。
「しゅんくん」のことを、「ちゅんくん」とよんでいるのかと。
 でも、ちょっと前に気づいたのです。
 はるくんが、「ちゅん」と言いながら、自分の顔を指さしていることに。
 それにしても、自分のことを、・・・

1

せんたくもののダンス

16/07/18 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:390

 さわやかな五月のあさです。
 おかあさんは、ベランダで、せんたくものをほしています。
 おとうさんのワイシャツ。
 おかあさんのTシャツ。
 はるくんのちっちゃなズボン。
 そのほかにも、タオルやくつしたなど、いっぱい、ほしています。
「ふぅ。やっと、すんだわ。」
 おかあさんは、せんたくものをほしおわると、へやのそうじをはじめました。
 二さいの・・・

5

はるくんダンス

16/07/13 コメント:7件 こぐまじゅんこ 閲覧数:432

 はるくんは、二歳半になりました。
 この頃、おちゃらけて、ダンスをするようになりました。
 おばあちゃんは、はるくんダンスをみると、ニコニコ笑顔になるんです。
 はるくんダンスは、腰をひくくして、両手を左にのばして、ゆらゆらゆらします。
 そして、口をちょっとつきだして、おどけた顔をするんです。
 おばあちゃんは、はるくんダンスが、だいすきです。
 はるくんダ・・・

3

はるくんとおかあさんのおべんとう

16/06/28 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:523

 八月もおわり、明日から九月です。
 はるくんは、もりのみんなのところに、あそびにいきます。
 リュックサックをせおって、三りんしゃにのると、ペダルをふみこみます。
 さかみちでは、「うんとこしょ、うんとこしょ」と、三りんしゃをおしました。

 やがて、目の前に、みどりのもりが、ひろがりました。
「みんなぁ、いっしょにあそぼう!」
 はるくんは、大きな声で・・・

3

雨のよるには

16/06/13 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:624

「はるくん、なかなか、ねむれないみたいだねぇ。きょうは、雨がふっているでしょう。
雨の音をききながら、目をとじてごらん。雨のようせいが、ゆめのくにに、つれていってくれるよ。」
 おばあちゃんが、やさしく言います。

 二さいのはるくんは、そっと目をとじました。
 雨の音が、きこえます。
 ザーザー ザーザー
 雨は、はげしくふっています。

 ・・・

5

森のおばあちゃん

16/06/08 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:504

 森に、ひとりですんでいるおばあちゃんがいました。
 おばあちゃんは、ひとりだったけど、さみしくはありませんでした。
 森のなかまたちが、しょっちゅう、あそびにきてくれるからです。
 おとといは、リスさんがきて、いっしょにおしゃべりをたのしみました。
 きのうは、クマくんが、やってきました。
「おばあちゃん、いっしょに、おどろうよ。」
 クマくんと、おばあちゃん・・・

1

まくちゃんとあじさいの花

16/05/30 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:508

 きょうは、あさから、くもが空をおおっています。
 くまのまくちゃんは、空をみあげて、つぶやきました。
「おひさま、でてこないかなぁ・・・。」
 
 そのとたん、ポツン、ポツンと雨がふりはじめました。
「あーあ、雨ふりだ。つまんないの。」
 まくちゃんは、まどべで、ほおづえをついて、外をみています。
 庭に、ももいろの花をみつけました。
「なんの花か・・・

5

はるくんと海

16/05/24 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:556

 はるくんは、二才の男の子。
 はるくんが、あそんでいると、おばあちゃんが、そばにきて言いました。
「これから、いっしょに、おでかけしようよ。」
「うん。」
 はるくんは、おおよろこび。
「それじゃぁ、じてんしゃにのって、海にいってみよう。」
 はるくんは、まだ海をみたことがありません。
「なに?」
 はるくんは、くびをかしげました。
「海だよ・・・

5

はるくんとクレヨン

16/04/24 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:644

 はるくんは、二さいです。
 お絵かきが、だいすきです。
 がようしに、きいろのクレヨンで、ビューっと、せんをひきます。
 あかいクレヨンで、くるくるまるをかきます。
 あおいクレヨンを、しゅっしゅっしゅっと、うごかします。
 みどりのクレヨンは、トントントンと、たたきました。
「みて、みて。」
 はるくんは、おかあさんをよびます。
 はるくんの絵を・・・

5

ぼくとニャーさん

16/04/07 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:626

 ぼくは、けんと。今、二さい。ほいくえんのももぐみさんだ。
 ほいくえんは、やさしい先生がいて、とてもたのしい。
 でも、朝、おかあさんが仕事に行くまえに、ほいくえんに行くのは、いやなんだよなぁ。
 もっと、おかあさんと、いっしょにいたいし、おかあさんに「バイバイ」しなくちゃいけないなんて、やっぱり、いやだ。
 だから、ぼくは、(ほいくえんに行かない)って、きめた。
・・・

4

ばあばみたいなアザラシ

16/03/29 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:530

 はるくんは、おかあさんと水族館に行くことになりました。
(水族館って、どんなところなのかなぁ・・・。)
 保育園のももぐみさんのはるくんは、まだ二さい。
 はじめての水族館。
「はるくん、今日は、ガタンゴトンに乗って行くからね。おかあさんのいうことを、よく聞いて、おりこうにしててね。」
 ガタンゴトンというのは、電車のことです。
 はるくんは、ガタンゴトンに乗・・・

3

他山の石って?

15/11/23 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:582

「お母さん、他山の石って、どういう意味?」

 わたしは、小田ひかる。小学三年生。
 本を読むのが大好きで、お父さんの本棚のむずかしい本も、ときどきこっそり読んでいる。
 そこに、「他山の石」って、言葉があって、ちんぷんかんぷんだったの。
 お母さんは、
「他山の石?」
と、首をひねると、考え込んでしまった。
「うーん、わからないわ。こういうときは、・・・

3

凡人診断

15/11/13 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:591

 今回の時空モノガタリのテーマは、「奇人」。
 動物と話しができる人の物語にしようか、それとも、二十歳で七十歳の精神年齢をもつ娘の話にしようかと、ああでもないこうでもないと考えていた。
 そして、そもそも奇人ってなぁに? という基本的な疑問がわきおこってきた。
 さっそく、タブレットで検索してみる。
 いろいろみているうちに、あなたは、奇人か凡人か診断してくれる凡人診断とい・・・

2

ねこばあちゃんとブロッコリー

15/11/05 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:571

 にゃんこ村は、ねこだけがすんでいる村です。
 みけねこのミケとくろねこのクロは、同じ年にうまれて、まるで兄弟のようになかよしでした。
 にゃんこ村には、お店が一軒だけあります。
 ねこばあちゃんのお店です。
 たべものなら、やさいでも、かんづめでも、なんでもうられています。

 今日は、クロのおかあさんが、シチューをつくるからといって、クロにおつかいをたのみま・・・

5

神様のなみだ

15/10/31 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:726

 これは、昭和の中ごろ。
 わたしが、三年生のときのお話。

 わたしは、今井しづこ。
 わたしの家の近所には、畑がいっぱいある。
 ごんたじいさんの畑にも、季節ごとにいろんな野菜が植えられていた。
 ごんたじいさんは、子どもたちにやさしくて、わたしも、ごんたじいさんが、大好きだった。

 ある日、ごんたじいさんの畑に、大きな葉っぱの野菜をみつけた。・・・

3

私の好きな色はグレーです

15/10/11 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:708

 私は、グレーが好きだ。
 一時、黒色が、シャープにみえるからと、全身、黒でかためていたこともあった。
 たしかに、黒は、やせてみせることはできる。でも、黒という色は、意外とむずかしい。洗濯していると、だんだんはげてきて、うすくなった黒色というのは、なんだか貧乏くさい。それに、いつもいつも黒色を着ていると、気分がくらくなる。

 だからといって、白色を着こなすのも、勇気がい・・・

3

ねこばあちゃんとだいこん料理

15/10/02 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:683

 にゃんこ村は、ねこだけがすんでいる村です。

 みけねこのミケとくろねこのクロは、同じ年にうまれて、兄弟のようになかよく、いつもあそんでいました。
 にゃんこ村には、一軒だけお店があります。ねこばあちゃんのお店です。たべものなら
なんでも売られています。

 今日は、ミケのたんじょうび。
 ミケのおかあさんが、言います。
「おたんじょうびだから、お・・・

5

大っきらいな運動会

15/09/21 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:665

 ぼくは、藤田のぼる。小学三年生だ。
 ぼくは、一週間後の運動会が、いやでいやでたまらない。
 ぼくは、ちょっと太っている。みんなから、「ぽちゃ男」なんてよばれている。
 太っているからか、ぼくは、走るのもおそい。
 だから、運動会の出場種目を決めるとき、ぼくは、
「障害物競走がいい。」
と、言った。
 それなのに、それなのに・・・。
 ぼくと同じく・・・

2

沖縄に行きたい

15/09/07 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:669

 わたしは、林ふうこ。小学三年生だ。
 七月のはじめに、テレビで、沖縄の海をみてから、沖縄に行ってみたくてしかたがない。

 うちは、中華料理屋さんだ。
 お父さんが料理を作って、お母さんが手伝っている。
 お昼になると、近所のサラリーマンが、わんさかやってくる。
 お父さんの中華は、おいしいって評判なんだ。
 でも、わたしは、毎日毎日、お店の残り物ばっか・・・

5

おばあちゃんちの秋祭り

15/08/27 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:973

 ぼくは、田原けんと。ようちえんの年少ぐみ。
 今日は、おばあちゃんちのお祭りだ。
 おかあさんが、車でつれていってくれる。
 だけど、ぼくは、ちょっといやなんだ。
 なぜって、おばあちゃんちのお祭りは、ししがでたり、おにがでたり、とってもこわいんだもん。
 きょねんは、ししに、頭をがぶりとかまれて大泣きした。あんなこわい思いはじめてしたよ。

 おばあち・・・

4

マンガって勉強になるよ

15/08/26 コメント:6件 こぐまじゅんこ 閲覧数:734

 私は、幼いころから、母に、
「マンガを買うぐらいなら、本を買ってあげる。」
と言われて育った。
 母が、単にマンガが嫌いというだけで、私の家には、マンガ本は一冊もなかった。
 
 だけど、子どもというものは、親に禁止されても、かくれて読むものである。
 私は、友だちの家で、マンガをたくさん読ませてもらった。
 りぼん・なかよし・花とゆめetc.
<・・・

2

ゆうくんのミニカー

15/05/04 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:954

 九月十五日。満月のお月見の夜。
 ゆうくんは、今日、五歳の誕生日をむかえました。

「ゆうくん、お誕生日、おめでとう。誕生日プレゼントだよ。」
 お母さんと、お父さんが、リボンのかかった小さな箱をわたしてくれました。
 ゆうくんは、(何が入っているんだろう?)と、わくわくしました。
「ゆうくんが、大好きなものよ。」
 お母さんが、にっこり笑って言います。・・・

3

海からの授かりもの

15/04/21 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:978

 むかしむかし、ある村に、としさんと、はつこさんという仲の良い夫婦がおった。
 二人は、なかなか子どもを授からなかった。いつか、二人の子どもを、この腕に抱きてぇなぁ・・・と、としさんもはつこさんも、心から願っとった。

 ある日、としさん夫婦の家に、髪の長いきれいな女の人が、たずねてきた。
 その女の人は、
「あなた方は、子どもがほしいと願っているようですね。これから・・・

3

オオカミ詐欺

15/04/08 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1089

 三匹のこぶたの一番上のお兄さんのところに、オオカミから電話がありました。
「あー、オレオレ。この間は、わらの家をふきとばしちゃって、悪かったな。おわびに
これから、ケーキをもっていくから、待ってて。」

 お兄さんぶたは、やさしいので、オオカミを疑うことをしませんでした。
 首をながくして待っていると、二番目のおとうとぶたが、やってきました。
 そこへ、オオカ・・・

4

書斎

15/03/23 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:990

 「童話作家 もりくまこ」と、よばれるようになって、一年たった。

 お話が好きで、幼いころから、自分でお話を作っては、母に聞いてもらっていた。母は、いつも、「上手ねぇ。」と言ってほめてくれる。ほめられると調子にのって、私は、どんどん空想の世界に羽をひろげた。

 私が、はじめて本を出版したのは、孫のりくくんが生まれたころのことだ。
 りくくんのために、本にして残した・・・

5

中学時代の通学路

15/03/10 コメント:6件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1004

 私は、お見合いで、家から車で二十分のところに嫁にきた。
 だから、実家には、しょっちゅう帰れる。私は、ペーパードライバーなので、スクーターに乗って帰る。そして、その帰り道は、私の中学生の頃、通っていた通学路なのだ。

 あぁ、あの本屋さん。まだあるのねぇ。
 学校の近くだったから、帰りに、よく立ち寄ったなぁ。あの本屋さん、小さくてせまかったけど、妙に居心地がよくて、私は、・・・

4

まくちゃん 仲間はずれ

15/02/25 コメント:6件 こぐまじゅんこ 閲覧数:969

 まくちゃんは、くまの男の子。
 まくちゃんには、なかよしのともだちがいます。

 ちょっぴりいたずら好きな、きつねのコンすけくん。
 のんびり屋さんの、たぬきのポンきちくん。
 かわいくて、おしゃまな、うさぎのねねちゃん。

 まくちゃんは、コンすけくんも、ポンきちくんも、ねねちゃんも、だいすきです。

 森は、今、春です。

 ・・・

2

ハチ

15/02/10 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:856

 ぼくは、今、目の前に静かに横たわっているハチをみている。
 胸に手をあてると、もう息をしていないことがわかった。
 ハチは、あおぞら公園の片隅で、ポツンと眠るように死んでいた。


 ぼくは、片桐たつや。四年生になったばかりだ。
 ぼくは、まだ新しいクラスになじめずにいた。ひとりで、いつもすごしている。
だれにも声をかけてもらえなくて、ぼくは、休み時間に・・・

2

歴史のべんきょう

15/01/26 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:832

 どういうわけか、ぼくは歴史の勉強が嫌いだった。昔の人が何をしたかなんて勉強して、何の意味があるんだろう。ぼくは、今、この時代を生きるだけで必死なんだ。

 ぼくは、黒川光秀。五年生だ。
 歴史の嫌いなぼくに、どうしてこんな名前をつけるのか、本当に親をうらむ。
 社会の時間に、明智光秀がでてくるたびに、クラスメートがくすくす笑うんだもの。

 そのうえ、歴史の嫌・・・

2

ベートーベンの肖像画

15/01/14 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:849

 ぼくは、音楽室に飾ってあるベートーベンの肖像画に見入っていた。
 ベートーベンは、晩年には耳が聞こえなくなっていたというのに、曲を作り続けたと聞いた。

 それほどまでに夢中になれるものが、ベートーベンには生涯あったということだ。
 ぼくには、それがうらやましい。

 ぼくは、太田なおき。四年生だ。
 小学一年生のとき、お母さんにすすめられて英会話教室に・・・

3

空をとびたい

14/12/29 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:908

 ぼくは、原田かける。三歳だ。
 ぼくは、アンパンマンがだいすき。アンパンマンが空をとぶところが、とくにすき。
 ぼくも、空をとびたいなぁ・・・。

 おかあさんと、おさんぽするとき、いつも空を見上げるんだ。
 スズメがチュンチュンなきながら、空をとんでいる。
 
 いいなぁ・・・。

 アンパンマンはムリでも、スズメになれないかなぁ・・・。<・・・

2

どうぶつえん

14/12/17 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:772

 どうぶつえんのオリの中。
 ここは、さるくんの部屋です。
 さるくんの部屋は広くて、木があり、仲間もいっぱいいます。
 今は、冬なので、さむくてさむくて、さるくんは、みんなとくっついてじっとしています。
 そのようすを、オリの外の人間たちは、おもしろそうにみています。
「おいおい、さるがくっついて、あっためあってるぞ! かわいいなぁ。」

 さるくんは、・・・

1

練り消しとしげじいとぼく

14/12/01 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:935

 ぼくは、小林そうた。四年生だ。
 ぼくは、勉強がきらい。授業中も、よく書き間違えては消しゴムで消す。

 ある日、消しカスを手でこねていたら、くるんと丸くまるまった。
 その次の日も、消しカスを昨日の分とくっつけて丸めてみた。昨日よりも、ちょっと大きくなった。
 その次の日も、その次の日も、ぼくは、消しカスをくっつけて丸めていった。
 授業中、先生の話を聞きな・・・

1

タピオカに殺されかけた私

14/11/17 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1216

 今日は、秋晴れで、絶好のドライブ日和。

 娘の運転で、孫と私と三人で、ドライブにでかけた。

 カーシートに乗った十一か月の孫は、
「あー、あー。」
と、大きな声をあげて、はしゃいでいる。
 私も、ドライブは大好きなので、気分はうきうき。娘との会話もはずむ。

 赤や黄色に色づいた木々を眺めながら、車は走る。
「うわー、きれいじゃなぁ・・・

2

ふたごのくつ下

14/11/05 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:903

 ゆうまくんは、二さいです。
 まだまだ、やんちゃで、きかんぼう。おかあさんは、いつも、ゆうまくんに手をやいていました。

 おもちゃ箱から、ポイポイおもちゃをとりだして遊ぶゆうまくん。
 部屋は、おもちゃだらけです。

 おかあさんは、
「ゆうまくん、おもちゃで遊んだら、おもちゃさんのおうちにかえしてあげようね。」
と言って、おもちゃを箱にもどすの・・・

2

ほうれん草くんのゆめ

14/10/23 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:813

 とよばあちゃんは、秋のはじめに、ほうれん草をうえました。
 たっぷりおいしいほうれん草が育つように、毎日毎日、畑に行って、ほうれん草の世話をします。
 ほうれん草は、おばあちゃんの期待にこたえて、すくすく元気に大きくなりました。
 冷たい風が吹くようになった頃、おばあちゃんは、大きく育ったほうれん草を、大事に大事に収穫して、もってかえりました。

 それから、おばあ・・・

2

あっくんのおばあちゃん

14/10/06 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:933

 あっくんは、十か月の赤ちゃんです。
 おかあさんは、仕事をしているので、おかあさんがいない間、あっくんは、おばあちゃんといっしょにあそんでいます。

 今日も、あっくんは朝からおばあちゃんの家にきています。

 おばあちゃんは、あっくんがくると、いつも目じりが、ぐーっとさがって、にこにこ笑顔になります。
「あっくん、今日もいっしょにあそぼうね。」
 おば・・・

2

ひみつの飲物

14/09/22 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:824

 やすくんは、三才です。
 毎日、保育園に行っています。
 保育園では、ゆみ先生や、おともだちとなかよくあそびます。
 ときどき、おもちゃのとりあいになったり、砂場でころんだりします。
 保育園はたのしいけど、保育園がおやすみの日は、もっとたのしいです。

 おとうさんと、おかあさんが、やすくんをデパートにつれて行ってくれたり、ゆうえんちにつれて行ってくれるから・・・

5

心のカギ

14/09/09 コメント:6件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1114

 ぼくは、川井ゆうと。小学三年生だ。
 
 三学期のある日、授業中に、おしっこをがまんできなくなってもらしてしまった。そのときから、クラスのいじめっこに、「おもらしゆうと」ってからかわれて、学校に行くのがいやになっている。
 ぼくのお母さんは、パートで夕方まで働いているから、ぼくは、家のカギをいつも持っている。カギって、しめると他の人は入ってこれないんだよな。そして、ふと、ぼくは・・・

4

詩を書くこと

14/09/07 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:822

 「ものを書くということは、自分をすべてさらけだすということです。」

 誰かに聞いたこのことば。
 誰だったか思い出せないのだが、私は詩を書くときに、いつもこのことばを思い出すのだ。

 私の書く詩は、家族をテーマにしたものが多い。自然に家の中のことを書いてしまう。
 子どもが、受験で心配だとか、反抗期で手がつけられないとか・・・。
 そんな詩を、ブログ・・・

2

おとこだもん

14/09/05 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:792

 ぼく、りゅうま。小学二年生。
 ぼくには、おとうさんがいない。おかあさんは、けっこんしないで、ぼくをうんだんだって。
 ぼくは、おとうさんがいないことを、あまり気にしていない。家には、おじいちゃんも、おばあちゃんもいるし、ねこのユメもいるから・・・。
 おかあさんは、「さかもとりょうま」っていうえらい人がすきで、ぼくに、「りゅうま」って名前をつけたんだって。
「りょうま ・・・

2

ゆきとしおりちゃん

14/06/02 コメント:1件 こぐまじゅんこ 閲覧数:800

 しおりちゃんは、小学二年生。学校からの帰り道に四角い段ボール箱をみつけました。
 しおりちゃんが、通り過ぎようとしたとき、箱の中から、(ミャー)と小さな声が聞こえてきました。(何がはいってるんだろう?)
 しおりちゃんが、箱の中をのぞくと、真っ白な小さな猫がいました。
 しおりちゃんが、そっと頭をなでてあげると、子猫は(ミャーミャー)甘えた声を出して気持ちよさそうにしています。・・・

1

笑い上戸

14/05/27 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:741

 私は、いつも笑っている。
 人が真面目なことをしているときでも、ふとしたきっかけで笑いそうになる。
 失礼になるから、と思って、手をつねったりして、ぐっとこらえることもたびたびある。我慢できるときは、それでいい。
 でも、ついうっかりニタニタしてしまうと、もうだめだ。
「何がおかしいんですか?」
と先生に指をさされてしまう。
(しまったぁ)と思う。もう笑うのは・・・

2

ころがる ぼく

14/05/19 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:776

 右足を左足にかけて。体をうかせるようにして、えいっとふんばる。
  
ーくるりんー

(やったぁ、ころがった!)

 ぼくが、きゃっきゃっと笑っていると、ふりむいたお母さんが、びっくりしてかけよってきた。
「まーくん、ねがえりうてたのね! すごい、すごい。」

 興奮して、飲みかけのコーヒーをこぼしている。

 ぼくは、もう五か月・・・

3

おとうさんのカルボナーラ

14/05/07 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:834

 あずきちゃんは、五歳です。
 あずきちゃんのおとうさんは、イタリア料理店のコックさんです。
 とびきりおいしいスパゲッティを作ります。
 あずきちゃんは、おとうさんのカルボナーラがだいすきです。

 ある日、お店に、真っ黒なサングラスをかけて、背広にネクタイをしめたおじさんがやってきました。
 あずきちゃんは、お店にきて、カルボナーラを食べていました。サングラ・・・

1

歯医者さん

14/04/29 コメント:1件 こぐまじゅんこ 閲覧数:744

 えみちゃんは、今、でぇれぇゆううつなんじゃ。
 なんでって明日、歯医者さんに行かにゃぁおえんから。
 えみちゃんは、毎年、学校の歯科検診で虫歯がみつかって、治療してきなさいゆう紙をもらうんじゃ。

 毎朝、毎晩、歯磨きはしょんのに、どうして虫歯になるんか、えみちゃんは納得できんのんじゃけど、右の奥歯が、ずきんとするたび、泣きそうになる。
 歯医者さんに行くと、あのウ・・・

3

結婚って。

14/04/21 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:881

 私は、加藤なお。五年生だ。
 今日は、大きいばあちゃんの法事で、親類のおじさんやおばさんがいっぱい集まっている。

 みんなの話題は、来年の春、結婚することが決まったといういとこのゆみねえさんのことで、もちきりだ。
「ゆみちゃんも、結婚することになって、よかったねぇ。」
「結婚しても、学校の先生は続けるんでしょう。最近は、共働きがほとんどだよね。」
「でも、働・・・

2

ひとりでお泊り

14/04/14 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:809

 ぼくは、小学三年生。ひとりっこだ。
 でも、来年のお正月がくるころ、新しく妹がやってくる予定なんだ。(たぶん、妹だろう、とお医者さんが言ったらしい。)
 お母さんは、赤ちゃんの靴下を編んだり、これまで聞いたこともないモーツァルトとか聞いているんだ。なんだか家じゅうが、妹のための準備一色になってしまっている。ぼくなんか、いてもいなくてもいいみたいだ。

 はっきりいって、お・・・

2

ハッピーエンドの予感

14/04/07 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:952

 私が子供のころ、テレビで放送されていたアニメ、「フランダースの犬」。

 私は、あのアニメが大好きで、毎週楽しみにしていた。
 家族と夕食を食べた後、兄と二人で、真剣に食い入るようにアニメに見入った。
 何がそんなに好きだったのか、今では、はっきり思い出せない。ただ、誠実でやさしいネロと、利口な犬のパトラッシュが、かわいそうでかわいそうでしかたががなった。
 毎回お・・・

1

ちっちゃいおかあさん

14/03/31 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:694

 みゆちゃんは、まだ三さいです。
 らいねんから幼稚園に行くのを楽しみにしています。

 みゆちゃんは、おかあさんがだいすきで、おかあさんみたいになりたくてしかたありません。
 おかあさんが、朝、せんたくものをほしていると、みゆちゃんも、ちょこちょこやってきて、となりで犬のぬいぐるみのベストをほそうとしています。
 おかあさんは、くすっとわらって、ぬいぐるみのベストも・・・

3

雨の日の発見

14/03/24 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:964

 さきちゃんは、二年生。
 学校から帰ると、お母さんが言いました。
「ちょっと近所のスーパーに買い物に行ってくるから、お留守番しててくれる?

 さきちゃんは、近所のあのスーパーなら、近いし、ひとりで留守番しても大丈夫だと思いました。
「うん、いいよ。行ってらっしゃい。」
 お母さんは、
「じゃぁ、行ってくるね。」
と言うと、歩いてスーパーに向かいま・・・

4

春さがし

14/03/21 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:853

 あたたかい風がふぅーっと吹き抜けました。

 くまのまくちゃんは、鼻をぴくんとさせました。土の中で眠っていたまくちゃんは、春のにおいをかいだ気がしました。
 となりをみると、お父さんとお母さんが、土をかきわけて外に出ています。
「まくちゃん、気がついたね。もう春だよ。でておいで。」

 まくちゃんは、むっくり起き上がると、外に出てみました。
 おひさまが・・・

3

太陽のスポットライト

14/03/10 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:940

 ぼくは、角田新一。三年生。
「新一」っていう名前は、お母さんが、名探偵コナンが大好きだったからついた名前なんだ。   
 でも、ぼくは、はっきりいって、この名前に迷惑している。ぼくは、コナンの工藤新一みたいにかっこよくもないし、運動神経なんてゼロに等しいんだから・・・。

 クラスでも、いつもおとなしくして目立たないようにしている。

 でも、クラスのみんなと・・・

4

私もおばちゃんになったわ。

14/03/03 コメント:6件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1028

 私は、田中けいこ。今、四十代後半の主婦だ。
 私は、小さい頃、ひどい人見知りだった。知らないおじさんやおばさんに声をかけられると、ひきつり笑いをうかべて、何も言えなくなってしまう。
 仲の良い友達とは、バカ話ができるのだが、活発なリーダー的なクラスメートとは、ほとんど話せずにいた。

 たしか、五年生の時だったと思う。
 算数の時間に、割合の勉強をしていた。先生が、・・・

4

人見知り

14/02/26 コメント:6件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1043

 かこちゃんは、二年生。
 人見知りがはげしくて、はじめて会う人とお話をするとき、とっても勇気がいります。
 
 たとえば、スーパーにお母さんと買い物に行ったとき、お母さんが近所のおばさんに会って世間話を始めると、かこちゃんは決まってお母さんの後ろに回って、ぴったり背中にはりついています。
 おばちゃんが、
「かこちゃん、お母さんと一緒に買い物いいねぇ。」
なん・・・

3

チューリップの咲くころに

14/02/19 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:2046

 ぼくは、小学五年生。
 毎朝、近所の登校班で並んで学校に通っている。
 通学路には、ぼくたちの安全を見守ってくれている洋三じいさんが、毎朝、立っている。
「おはよう。気を付けて行けよ。」
 いつも声をかけてくれるのだ。
 洋三じいさんの大きな声を聞くと、ぼくは元気になれる。

 でも、今朝は、友達の様子がいつもと違う。けんたは、やたらつっかかってくる。<・・・

2

春の足音

14/02/16 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:874

 いよちゃんは、一歳の誕生日を迎えたばかりの赤ちゃんです。

 はいはいをしたり、おすわりはおてのものですが、つかまり立ちはこの間、やっとできるようになったばかりです。

 いよちゃんのお母さんは、
「早く歩けるようにならないかしら・・・。」
と、いつもいよちゃんのあんよをさすっていました。

 二月の立春が過ぎたというのに、今日は、雪が降っています・・・

3

ソウルメイト

14/02/11 コメント:7件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1043

 出会い。
 それは、ある意味、奇跡だと思う。
 私と彼女との出会いは、」一冊の本だった。
 それは、月刊誌で」、投稿者の詩とイラストを載せる本だった。私は、その本の方言詩のコーナーに投稿し、ときどき掲載されていた。
 一年くらい経ったある日。
 郵便受けに一通の手紙が届いた。
 その月刊誌の出版社からだった。開けてみると、私の詩にイラストを描きたいというイラス・・・

2

ジャガイモくん

14/01/27 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1091

 夏の暑い日。

 畑で収穫された3種類の野菜たちが、カゴの中で自慢話をして言い争っています。

 まず、ごつごつしたジャガイモくんが、トマトくんと、とうがらしさんに向かって自慢しています。
「この中で、煮ても炒めても揚げてもおいしいのは、このぼくだけだ。ぼくが野菜の中で一番えらいんだ!」

 トマトくんが、真っ赤な顔をして反撃します。
「でも、ジャ・・・

2

まくちゃんの春の一日

14/01/24 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:813

 まくちゃんは、くまの男の子。
 今日は、大好物のハチミツをとりに、森へでかけるところです。
 てくてく歩いていると、うさぎのねねちゃんと、きつねのコンすけくん、たぬきのポンきちくんが鬼ごっこをして遊んでいました。

 まくちゃんに気がついたポンきちくんが、
「まくちゃん、どこ行くの?」
と、声をかけてきました。
「ハチミツをとりに、森に行ってるんだよ。」・・・

3

作家志望

14/01/21 コメント:6件 こぐまじゅんこ 閲覧数:982

 私、小泉ようこは、自称童話作家である。
 月一回、童話教室に通い、仲間から批評を受け、先生のアドバイスをもらう。
 小さい頃から、本を読むのが好きで、大きくなったら、本にかかわることをしたいと、漠然と思っていた。

 童話を書くようになったのは、子どもも手をはなれ、趣味で書いていた詩とは違うジャンルにも挑戦してみたいと思ったからだ。
 童話を書き始めると、子ども心を・・・

3

馬の生き方

14/01/13 コメント:6件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1033

 空の上で神様が、三つの命の玉にききました。
「おまえたちは、地上で馬になるのだ。一つは、走るのが速くて人間たちに楽しんでもらえる競走馬、一つは、人間たちを乗せて運んでやる馬車馬、一つは、人間たちを癒してあげられる動物園の馬にしてやる。それぞれなりたい馬を言ってみなさい。」

 赤い玉だった馬は、競走するのが面白そうだったので、競走馬に。
 黄色い玉だった馬は、人間の役に立・・・

2

そろばん塾

14/01/05 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1038

 私は、昭和四十年生まれだ。小学二年生の頃から、そろばん塾に通い始めた。
 昭和の時代の、子どもの習い事といえば、ピアノ・書道・そろばんが主流だったと思う。

 そろばん塾の先生は、いわゆるスパルタ方式で、生徒は頭にハチマキを巻いて、先生は竹刀をもって指導していた。

 私は、そこへ、週四日、通っていた。何が目的でそんなにがんばっていたのか、今思い返すとよくわからない・・・

1

はるきとかいと

14/01/03 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:943

 ぼくは、山本はるき。今年から高校一年生だ。
 ぼくは、人見知りするタイプだから、誰か友達になれるような子が一人でもみつかるといいけど・・・と不安の方が大きかった。
 教室に行くと、他の中学から来たクラスメートがたくさんいて、ちょっと圧倒された。
  
 はじめてのホームルームで、先生が出席をとっていった。クラスメートの名前を呼んでいく。ふと、聞き覚えのある名前が耳に入って・・・

3

クリスマスが誕生日

13/12/25 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:949

 ぼくは、四年生。もう九回誕生日があった。もうすぐ十回目の誕生日がくる。
 ぼくの誕生日は、なんと十二月二十五日。クリスマスの日だ。なんでクリスマスに生まれたんだろう、とぼくはいつもくやしくてたまらない。
 まず、プレゼントは、クリスマスと誕生日とまとめてわたされる。それでも、二年生くらいまでは、お父さんもお母さんもクリスマス用と誕生日用にわけて買ってくれていた。やっぱり少しかわいそ・・・

2

宝くじ

13/12/02 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:977

 これは、つい先日私の身の上におこった話である。
 夢を見た。宝くじを買う夢だ。当たったのかはずれたのか見る前に、目がさめた。

 私は、めったに宝くじを買ったことはない。
 たまに買っても、当たったためしもない。
 でも、この夢には、何か意味があるような気がする。
 私は、意を決して宝くじ売り場に向かった。ロトシックスは、むずかしいと思い、
ふつうの二百・・・

3

ひなたちゃんとおばあちゃん

13/11/25 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:946

 ひなたちゃんは二年生。
 お父さんと、お母さんと、弟のたいきくんと四人でくらしています。
 ひなたちゃんには、大すきなおばあちゃんがいます。

 おばあちゃんは、いっしょにくらしていたおじいちゃんが、きょねん、なくなってから
ひとりぼっちでくらしているのです。
 いつものように夕ごはんを食べたあとで、お父さんが、みんなを見回して言いました。
「おばあちゃ・・・

5

雪うさぎ

13/11/18 コメント:8件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1134

 ほのかちゃんは、小学二年生。
 冬になって朝、布団からでるのに、ひと苦労しています。

 今朝も、寒くて布団の中で、ちぢこまっていました。
「早く、起きなさいよー。」
 お母さんが、台所から大きな声で言うのが聞こえます。
「うーん、だって寒いんだもん。」

 ほのかちゃんは、ぐずぐずしていましたが、えいやっと、気合いを入れて、布団をはねとばし、やっ・・・

4

魔法のドリンク

13/11/12 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1168

 くまのまくちゃんは、森の中の小さなおうちに住んでいます。
 森の仲間の、うさぎのねねちゃんとたぬきのポンきちくんが遊びにきました。
「鬼ごっこしよう!」
と言って、みんなで遊び始めました。
 鬼は、ポンきちくんです。
 みんなは、
「逃げろー。」
と、かけだしたのですが、ポンきちくんは、ちっとも追いかけてきません。
(どうしたのかなぁ・・・。)

8

言い間違い

13/11/04 コメント:11件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1218

 なつみちゃんは、今、三歳です。おしゃべりの大好きな女の子です。
 ある日、お母さんが、言いました。
「なっちゃん、めだまやきを作ってあげようか。」
 なつみちゃんは、めだまやきが大好物なのです。黄身がとろっとしていて、おしょうゆをちょっとたらして食べると、本当にほっぺたがおっこちそうになるのです。

「わぁい、めだやまき、めだやまき」

 なつみちゃんは・・・

2

ばら寿司

13/10/28 コメント:5件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1085

 庭の金木犀が、よい香りをふわりとさせるようになりました。

 かりんちゃんは、小学四年生。
(明日は、お祭りだ。お母さん、ばら寿司を作ってくれるかなぁ・・・。)
 わくわくしながら、学校から帰ると、すぐにお母さんに聞きました。
「明日、ばら寿司、作ってくれる?」
 お母さんは、
「うん、作るよ。これから材料を買いに行くから、一緒に行こう。」
と言う・・・

4

思い出のスイートポテト

13/10/21 コメント:8件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1194

 これは、本当にあった話である。

 娘が、保育園に通っていたころ、いもほりをしてきた。
 保育園の近所の畑で、さつまいもをほる行事だ。ほったさつまいもは、子どもたちみんなに分けられ、娘も、二本、しっかりにぎって持って帰ってきた。

「お母さん、おいもほってきたんよ。とっても楽しかった! なにか、おいもで作って!」

 にこにこ顔の娘から手渡されたさつまい・・・

3

ぶうたのセーター

13/10/15 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1114

 ぶうたくんは、いつもブーブー文句を言っているぶたの男の子です。
 おや?今日もまた、ブーブー文句を言ってますよ。何を怒っているのでしょう。ちょっと、のぞいてみましょう。

 ぶうたくんのおかあさんは、一週間前からぶうたくんのセーターを編んでいました。
 ごはんを作ったあとや、ぶうたくんが、お昼寝をしているときなどの、あいた時間をみつけては、せっせせっせと編んでいたのでした・・・

3

五つの約束

13/10/07 コメント:8件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1078

 しおんちゃんは、小学二年生。
 二学期になってから、お母さんと五つの約束をしたんじゃ。

一、毎朝 パジャマに着替えたら たたむこと
二、学校に行く前に 花瓶の水をかえること
三、学校から帰ったら くつをそろえること
四、夕ご飯を食べたら お皿洗いを手伝うこと
五、ねこのミケに ごはんをあげること

 しおんちゃんは、毎日毎日、五つの約束を守・・・

7

口裂け女

13/10/07 コメント:10件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1412

 都市伝説。

 私が中学生の頃、急にはやった「口裂け女」の話は、今で言う都市伝説ではないだろうか、と思っている。

 当時の私たちは、「口裂け女」の話を、半信半疑ながら、全くの作り話だと言いきることもできず、特に私は、
「そんなのうそだよぉ。」
と、友だちの間では、強がっていた。

 だけど、内心では(私、足、本当に遅いし、口裂け女に追いかけられた・・・

3

私のアイドル観

13/09/26 コメント:3件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1281

 私は、アラフィフの主婦、小島くみこ。
 
 私の中学時代のアイドルといえば、たのきんトリオ、シブがき隊、ももえちゃんにピンクレディー、松田聖子、小泉今日子、中森明菜などなど、アイドル全盛時代だ。

 学校に行くと、みんな、トシちゃんの写真付き下敷きを手に入れたとか、マッチのレコードを買ったとか言って盛り上がっている。

 私は、クラスでも目立たない部類の子だっ・・・

2

秋、こないかな。

13/09/11 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1271

 くまのまくちゃんは、夏のあついときから、ずっと秋がくるのを、首を長くして待っていました。
 夏がきらいだというわけでは、ありません。夏には、夏のいいところがあります。
 きつねのコンすけくんが、人間に化けて、かき氷という珍しいものを食べさせてくれたり、川に入って、魚をとって遊んだり、楽しいことがいっぱいありました。
 けれども、まくちゃんは、秋の、あの高い空と、さわやかな風、夜・・・

0

ねこばあちゃんのオレンジピール

13/09/10 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1092

 ある夏の日、にゃんこ村のミケとクロは、遊んでいるうち、村のはずれまできてしまいました。
 ふと、われにかえり、あたりをみまわすと、なんとオレンジの木がたくさんあります。

 ミケとクロは、オレンジをひとつとって、かじってみました。
 オレンジは、とってもさわやかなあまさで、ひと口食べたミケとクロは、
「おいしい!」
と顔をみあわせました。

 ミケ・・・

4

柿くらべ

13/08/21 コメント:3件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1326

 むかしむかし、柿が大好きなお殿様が、
「おいしい柿を作ってくれた者には、ほうびに米俵一俵をさずける」
と、おふれをだしました。
 村のやさしいおじいさんは、
「お殿様に、体にやさしいおいしい柿を食べてもらおう。」
と言って、農薬を使わずに柿を育てはじめました。

 となりのじいさんも、それを聞いて、
「よし、わしも柿を作ろう。」
と、農薬をた・・・

2

ねこばあちゃんのおやつ

13/08/09 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1205

 にゃんこ村は、ねこだけが住んでいる村です。
 三毛猫のミケと、黒猫のクロは、同じ年に生まれて、兄弟のようになかよく、いつも遊んでいました。
 ミケとクロは、近くのにゃんこ公園に遊びに行くのに、サンドイッチを作ることにしました。
 にゃんこ村には、一軒だけ、お店があります。ねこばあちゃんのお店です。
 パンでも、お米でも、かんづめでもなんでも売られています。

・・・

5

神様みたいな人

13/07/29 コメント:7件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1525

 私は、小学三年生の娘をもつ主婦。
 毎日、パートから帰って、急いで晩ご飯の支度をして、娘の塾や習い事の送り迎えをして、お風呂に入り、午前零時にベッドにもぐりこむという生活をしている。
 
 ただでさえ忙しいのに、その上、今年はPTAの役員まで、引き受けてしまった。
 PTAだけは、断ろうと思っていたのに、他の人にうまいこと言いくるめられて、結局断り切れず、引き受けてしまっ・・・

2

鼻の長いぶたろう

13/07/28 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1326

 ぶたぶた村というところに、ぶたたちがおおぜい暮らしていました。
 その中に、ほかのぶたより、ちょっと鼻の長いぶたがいました。ぶたろうくんです。
ぶたろうくんは、
「ほかのみんなは、鼻が短いのに、どうしてぼくだけこんなに鼻が長いんだろう。」
と、くよくよ悩んでいました。
 ぶたろうくんは、悩んで、みんなをさけるようになりました。

 ある日、たべものをさが・・・

1

ポンきちくんとかき氷

13/07/23 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1049

 あついあつい夏がやってきました。
 かめじま山も朝からお日さまが、じりじり照りつけています。
 ポンきちくんは、ぷっくりまるいおなかをだして、あせをふきながら、ふぅふぅ言っていました。
 きつねのコンすけくんがやってきて、
「ポンきちくん、かき氷って知ってるかい?ぼく、この間、人間に化けて町に行ったら、
人間の子どもたちが、みんな白くて小さな山みたいなものに赤い水を・・・

3

理想の男性

13/07/15 コメント:7件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1214

 私、広田ふみ子。大学二先生。下宿で一人暮らしをしている。彼氏いない歴十九年だ。
 悲しい。悲しすぎる。
 女友達は、みんな口をそろえて、
「私が男だったら、ふみ子みたいな女の子、絶対、ほっとかないんだけどなぁ・・・。」
と言う。
 でも、実際、私は、ほったらかされているのだ。
 私の理想の男性は、ずばり高倉健さん。
 あの無口でしぶい感じがたまらない。友・・・

2

お父さんと花火

13/07/09 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1027

 ゆうた君は、小学六年生。走るのが、遅いのが悩みです。

 今日の体育の時間は、リレーの練習でした。ゆうた君の前までは一番で走っています。
 ゆうた君は、どきどきしてきました。
 順番がきて、ゆうた君が走り出すと、すぐに一人抜かされ、もう少し走ったところで
二人が抜かしていきました。
 結局、ゆうた君のチームは最後になってしまいました。

 友達が、・・・

5

いじわるなコンすけくん

13/07/01 コメント:5件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1214

 まくちゃんは、くまの男の子。
 今日は、おひさまが、にこにこ顔をだし、さわやかな風がふきわたっていて、とても気持ちのいい日です。

 まくちゃんは、森のお友達の、きつねのコンすけくんと、うさぎのねねちゃん、たぬきのポンきちくんをさそって、森のおくのお花畑に遊びに行こうと思いました。
 お母さんが、昨日、夕ごはんを食べながら、
「森のおくは、一面のシロツメクサの花がさ・・・

2

お父さんのオムライス

13/06/25 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1295

 ぼくは、中野てった。小学五年生だ。
 今日は、日曜日だけど、お母さんは、朝からおしゃれしている。小学校のときの同窓会があるんだって。いつもより、ちょっと若づくりしているみたいだ。
 お母さんが、
「じゃぁ、行ってくるね。お父さん、てったをお願いしますよ。」
と言って、いそいそと出かけて行った。
 家に残されたお父さんとぼくは、特に話すこともなく、お父さんは新聞を読ん・・・

5

犯人は だれ?

13/06/19 コメント:8件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1355

 まくちゃんは、くまの男の子。
 まくちゃんは、おさんぽするときについてくる かげ が大好きなんです。
 かげは、いつも、まくちゃんにくっついてきます。かけると、すばやくついてきます。
 まくちゃんが止まると、かげもぴたっと止まります。

 まくちゃんは、今日も、かげといっしょにおさんぽしていました。

 ピューっと強い風が吹きました。

 ふ・・・

1

父の日

13/06/10 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1206

 ふうかちゃんは、幼稚園の年長さんです。
 今日は、幼稚園のゆみ先生が、
「来週の日曜日は、何の日か知ってますか?」
と、みんなに聞きました。
 かずくんが、
「ぼくのたんじょうび!」
と、大きな声で言うと、ゆみ先生は、
「あら、それは、おめでとう。でも、それだけじゃなくてね、お父さんの日なのよ。」
と教えてくれました。
「みんな、お父さん、大・・・

3

迷わない人

13/06/03 コメント:6件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1446

 迷わない人。
 それは、私だ。
 いや、でも、全く迷わないというわけではない。毎日の生活の中でおこるささいなこと。
 たとえば、晩のおかずを魚にするか肉にするか、とか、洋服は、水色がいいか、緑色がいいか、とか、少しは迷っている。
 でも、決めるまでが、意外と早い。実は、私って、男っぽいのかも・・・とさえ思っている。
 人生で最大の決断となる結婚も、はじめてのお見合い・・・

3

雨降り

13/05/28 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1154

 ここのところ、毎日、雨が降っています。
 今日は、せっかくの日曜日なのに、雨降りで、こころちゃんは家の中で退屈しています。
 こころちゃんは、小学二年生。お友達と外で遊ぶ約束をしていたのに、雨が降ったので、また今度遊ぶことになったのです。
(つまらないなぁ・・・。)

 お父さんも、お母さんも、テレビをみて、ゴロゴロしていて、こころちゃんの相手をしてくれません。

2

ラーメンライス

13/05/25 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1337

 娘が、小学校三年生の頃。食べることが大好きで、まるまる太っていた。
 日曜日は、主人と娘と三人で、スーパーに買い物に行き、スーパーの中のパン屋さんで、菓子パンを買っては、車の中で食べてしまう。
 そして、帰ってからの昼ごはんは、決まって、ラーメン。
 袋ラーメンを作って、ラーメンの汁にごはんを入れて主人が食べているのを見た娘は、
「私も、あれが食べたい!」
と言って・・・

2

まくちゃんの魚とり

13/05/15 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1340

 まだ五月だというのに、今日は真夏のようにおひさまが照りつけています。
 
 森の小さなおうちに住んでいるまくちゃんは、おうちのそばを流れている細い川を、
なんとなくながめていました。
 水面が、キラキラ輝いて、さらさら流れる川は、とてもきれいでした。
 そのとき、川から魚が、パシャッと、とびあがりました。
 銀色のうろこをきらめかせながら、その小さな魚は、また・・・

6

名前

13/05/06 コメント:9件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1591

 私は、自分の名前が嫌いだ。下の名前じゃなくて、苗字が大嫌いなんだ。

 私の名前は、名古屋京子。
 
 地名が苗字なんて、おかしいよ、と私は思う。でも、山口さんや松山さんは、そんなに嫌じゃないけど、名古屋さんっていうのは、変に目立つ。
 だから、嫌なんだ。
 私が、小学生の頃は、社会の時間がくるたび、からかわれた。「名古屋」って地名がでるたび、男子が振り向い・・・

4

空を泳ぐ魚

13/04/29 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1568

 ここは、森の仲間たちが仲良く暮らしている、かめじま山です。

 ある日、かめじま山に住んでいるきつねのコンすけくんが、息せき切ってかけてきて、
たぬきのポンきちくんと、くまのまくちゃん、うさぎのねねちゃんを集めて言いました。
「みんな知ってる? 空を泳ぐ魚を!」

 みんなは、
「えっ、空を泳ぐ魚?」
と、口をポカンとあけて聞き返しました。
・・・

3

新人ママさん

13/04/22 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1430

 私、橋田みえは、ただ今、初めての育児に奮闘中。
 新人ママなのだ。

 私は、ひとりっ子だから、弟や妹の世話をしたこともなければ、お姉さんの赤ちゃんを抱っこするなんてことも、絶対にあるはずもなく、本当に自分で産んだ我が子を抱っこしたのが、赤ちゃん初抱っこのときだったのだ。

 四月の末、無事、出産したけれど、その後の赤ちゃんの扱いに慣れなくて、いつまでも
おっ・・・

2

涙のネックレス

13/04/15 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:2182

 森の中の赤い屋根のおうちが、うさぎのねねちゃんのおうちです。

 ねねちゃんは、今日、だいすきなお母さんのために、コーヒーをいれてあげようと思いました。
 お母さんのお気に入りのカップをとりだして、インスタントコーヒーをスプーンに一杯いれると、ポットのお湯を入れるつもりでした。
 でも、つい手がすべって、カップを床に落としてしまったのです。
 ねねちゃんは、びっくり・・・

4

未来からの手紙

13/04/08 コメント:11件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1571

 ぼくは、今、悩んでいる。
学校に行っても、心を許して話せる友だちがいない。
なんとなく話をあわせて、あたりさわりのない会話をして、嫌われないようにしているだけだ。
 だから、ぼくは、休み時間は、図書館で本ばかり読んでいる。
 冒険ものが特に好きだ。
 ぼくとは、ちがう活発な男の子が、仲間と無茶なことをしながら、冒険して成長していく物語を読むと、本当に憧れる。
・・・

3

こまった まくちゃん

13/04/01 コメント:6件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1322

 ある山に、小さなおうちにくらしている三匹のくまの家族がいました。
 お父さんもお母さんも、ひとりむすこのまくちゃんを、とてもかわいがっていました。 なのに、まくちゃんは、反対のことばかり言う子になってしまいました。
 おいしいハチミツをあげても、まくちゃんは、
「あんまり、おいしくない。」
と言いながら、ペロリと全部たいらげてしまいます。

 まくちゃんに、<・・・

1

迷子の私

13/03/25 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1445

「東京に転勤になった。」
 仕事から帰るなり、主人が言った。
「えっ!東京?」

 私は、台所で洗いものをしていた手をとめ、振り返った。
 息子は、地元の大学生、娘は高校生だから、みんなで東京に行くのは無理だ。
 それに、岡山の片田舎に住んでいる私は、東京がこわいのだ。

「ひとりで行ってくるよ。」
と、主人がつぶやいた。
「うん、そうし・・・

2

ポンきちくんのおかあさん

13/03/18 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1349

 ポンきちくんのおうちは、森のはずれのみどりの屋根のおうちです。
 おとうさんとおかあさん、そして、おばあちゃんと妹のポンことの五人(いや、五匹)暮らしです。
 みんななかよしでしたが、ポンきちくんは、ひとつだけ不満がありました。
 ポンきちくんは、おかあさんが、ちょっと太めなのが気にいらないのです。
「おかあさんのおなか、なんでそんなに太鼓みたいに、ふくらんでるの?」

0

コンすけくんと神様

13/03/17 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1246

 きつねのコンすけくんのおうちは、森の中の、とんがり屋根のおうちです。
 今日は、おかあさんに、森のはずれのにわとりのコッコさんの家に行って玉子を買って
くるようにたのまれました。

 コンすけくんは、はりきって家をでると、かけて行きました。コッコさんに玉子をもらうと、急いで帰っていました。

 途中で、布に包まれた四角い箱が、道端の切り株の上に置いてありました・・・

2

これ、なぁに

13/03/11 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1330

 まくちゃんは、くまの男の子。
 山の上の小さなおうちに、お父さんとお母さんといっしょに住んでいます。

 ある日、まくちゃんは、森のお友達と遊ぼうと思って、山道を歩いていました。
 道の途中に、黄色くて細長いものが落ちていました。
 ファスナーをあけると、中には、細長い紙きれや、銀色の丸いもの、茶色の丸いものなんかが、いっぱい入っていました。

 「こ・・・

3

ライオンのジロー

13/02/25 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1804

 サーカス団に、火の輪くぐりをするライオンのジローがいた。
 ジローは、ライオンなのに、心がやさしくて、ちょっぴりこわがりだった。

 火の輪くぐりをする前は、いつもこわくて心臓が、ばくばくした。
 団長さんが、
「ジロー、いい加減に慣れてくれないと、毎回毎回、おしっこちびられちゃぁかなわないよ。」
と、大きな声で言うもんだから、サーカスの仲間にまで、ジローがち・・・

1

青いランドセル

13/02/24 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1254

 これは、私が小学校に入学するときの話だ。
 
 4月になったら、私は小学校1年生になる。3月のはじめ、おじいちゃんとおばあちゃんが、ランドセルを贈ってくれた。
 おかあさんが、小学生の頃は、男の子は、黒で、女の子は赤色と決まっていたらしい。

 私は、青色が好きだ。空を見上げると、いつも心がほっとする。
 夏に、沖縄の海をみてきたんだけど、目の前に広がる透き通・・・

3

おひなさま

13/02/12 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1547

 立春をすぎた頃から、デパートで、おひなさまが飾られるようになる。
立派な七段飾りのものや、ケースに入ったもの、玄関などに置けるような小さなおひなさまもある。
 みているだけで、心が明るくなるのがわかる。
 私にも、娘がいるから、家にもおひなさまはある。でも、いつも出そうと思ってから、
出すまでに、ぐずぐずしてしまう。
 2月の中頃だと、まだ寒くて、押し入れにしまいこ・・・

1

占いとぼく

13/02/06 コメント:3件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1358

 ぼくは、小学2年生。
 毎朝、学校に行く前にテレビをみている。トーストを食べながら、テレビの占いをチェックするのが、ぼくの日課なのだ。
 今日も、いつもと同じように、ぼくは、占いをみていた。
 十月生まれの、てんびん座。わくわくしながらみていたら、今日はなんと、ビリだった。
(えーっ、いやだなぁ。)
 テレビでは、
「でも、大丈夫。てんびん座の人は牛肉を食べる・・・

2

受験生の親

13/01/28 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1416

 智子は、今、風邪をひきかけて大慌てで病院に来ている。早く治さなければ、大変なことになるのだ。
 なぜって、智子の子どもが2人とも受験生だからである。

 息子は、大学受験。
 娘は、高校受験。

 ふぅ、受験生を2人抱えることが、これほど大変だとは思っていなかった。

 1月になると、息子は、夜中の2時まで勉強するようになり、夜食を作ってやらなけれ・・・

2

愛と青春の旅立ち

13/01/22 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1428

 私と久美子は、大学の入学試験のとき、出会った。私の前の席に、久美子がすわっていた。試験が終わって、なんとなく話しかけてみたら、久美子が同じ高校の生徒だということがわかった。
 しばらくして、合格発表があって、なんとか受かった私は、大学の入学式にでた。そのあと、クラスに行くと、久美子がいた。
 お互い、顔を見合わせて笑った。
 こんな偶然ってあるのかしら?

 それか・・・

2

チョコレートケーキ

13/01/14 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1423

 主婦となって、スーパーに買い物に行った京子は、バレンタインのチョコレートがたくさん売られているコーナーをみて、今日がバレンタインデーだったことに気がついた。

 京子は、夫と二人暮らしだったが、専業主婦として家にいることに、焦りを感じていた。子どもを望まないわけではなかったのだが、授かる気配がまったくない今、この状況は変わりそうもなかったからだ。

 かといって、バリバリ・・・

4

宇高連絡船

13/01/09 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1764

 瀬戸大橋ができる前、岡山から香川に行くのは、宇高連絡船に乗って行っていた。
 岡山から香川の大学に入学した私は、初めて連絡船に乗った。
 船は、広くて、ゆったりとしていて海風を受けながら走ると本当に気持ちいい。デッキにのりこみ、景色を眺めると、見渡す限り、海、海。小さな島が、ぽつぽつと浮かんでいる。

 これから始まる大学生活に、期待と不安で胸はいっぱいだった。
<・・・

2

合格祈願

13/01/01 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1466

 私は、高校3年生。受験生だ。進学校だったため、私もなんとなく大学に行こうと思うようになり、勉強以外、これといってすることもなかったので、ただただ勉強に明け暮れていた。

 勉強というものは、天才型と努力型があるみたいで、天才型は、一度、教科書でみたことは、すーっと頭に入ってしまい、塾に行かなくても常にトップクラスにいられる人のことをいう。
 私みたいな努力型というのは、何度も何・・・

3

ケータイ電話

12/12/19 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1620

 私は、専業主婦だ。1日中、ほとんど家にいる。
だから、ケータイなんて必要ないと思っていた。
 子ども会の役員だって、家に電話があるんだから問題ないと思うようにしていた。それでも、役員のお母さん達からは、
「いまどきケータイをもっていないなんて、天然記念物じゃわ。」
とあきれられていた。
 
 結局、ケータイはもたないまま、役員の仕事は終え、それからも私がケータ・・・

8

北極星

12/12/10 コメント:8件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1607

「先生が死んだら、夜空に瞬く北極星になって、いつも河野をみているよ。
河野も先生に会いたくなったら、夜空を見上げて北極星をさがしてくれよ。」

北野先生と、最後に交わした約束だった。

小学校4年生のときの担任だった北野先生に再会したのは、ぼくが骨折して入院していた病院だった。
 ぼくは、中学3年生。野球部に入って最後の対抗試合のときだった。
ボールはバッ・・・

2

ウェイトレス

12/12/03 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1348

 今から20年ほど前の話だ。
 あこがれの女子大生になった私は、大学生活にも慣れ、何かアルバイトをしてみようと
思っていた。

 ある日、大学の近くの喫茶店に、バイト募集の張り紙をみつけた。
 喫茶店のウェイトレスさんになるのは、かわいくて、目立つ子じゃないとむかないのかなぁ・・・と自信はなかったが、仕送りだけでは、厳しくなってきた懐具合を考えて、
思い切って、・・・

4

着物でお正月

12/11/26 コメント:8件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1687

 私は45歳の主婦。高校生の娘がいる。
その娘が、
「夏休みに浴衣を着たいんだけど・・・。」
と言いだした。

 私は、45年もの間、着物を着たのは七五三と成人式のときだけだ。
 成人式のときなんか、苦しいだけで、早く脱ぐことばかり考えていた。

 そんな私だから、浴衣を着せるなんて絶対ムリな話なのだ。

 でも、最近は、内心ちょっと着物・・・

1

箸使い

12/11/19 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1542

 私には、つき合って1年になる さとし という彼がいる。
さとしは、性格は穏やかで、真面目で、時々天然っぽいことを言うが、私は、さとしといっしょにいると心がほっと癒されて好きなのだ。
 でも、ただひとつ、気になっていることがある。
 それは、さとしの箸使いが下手なことだ。里芋の煮っころがしなんか作っても、さとしはうまくつかめない。箸をつきさして食べている。

 私は、・・・

0

ハッピークリスマス

12/11/12 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1726

 私は、高校2年生。県下でも有名な進学校に通っている。授業は0時間から7時間まである。どんだけ勉強するんだろう、とぼやきながら、みんなについていくのがやっとだった。
 数学が大の苦手で、授業中は、ちんぷんかんぷんだった。しかも、数学の先生が、鬼の川田と言われる超こわい先生だったので、数学の授業がある日は、私は朝から胃が痛かった。
 先週の月曜日に席替えをしてから、私の隣には、山崎君がす・・・

0

スーパーお兄ちゃん

12/11/05 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1229

 私には、2歳ちがいの兄がいる。兄は、勉強もできるし、スポーツもできる。
顔もなかなかのイケメンで、女の子にも、もてもてだ。
 そんなお兄ちゃんとは対照的に、私はといえば、勉強も中くらい、スポーツは大の苦手。顔も、平安時代ならもてもてだったのに・・・と残念な私なのだ。
 お兄ちゃんと私は、何かというと比べられてきた。
 昨日だって、お母さんに、
「お兄ちゃんは、今日も・・・

1

コーヒーダイエット

12/10/29 コメント:2件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1287

 4月から大学生になり、遠い京都で下宿暮らしをしている娘から、
誕生日プレゼントが届いた。
 娘が、わざわざ送ってくれたプレゼント。うれしくて胸が高鳴る。
小包をあけてみると、中からコーヒーがでてきた。
 インスタントではなくて、粉のやつ。
 うーん、コーヒー好きの私に、粋なもん送ってくるねぇ。
 私は、ふだんはインスタントコーヒーに、ダイエットシュガーと牛乳を・・・

1

ファミレスデート

12/10/25 コメント:4件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1378

 今、私とかずやは、ファミレスでハンバーグランチを食べている。
 今日は、私とかずやがつきあい始めた記念日だから、かずやが、ごちそうしてくれると
言っていた。
 まず、最初に連れて行ってくれたところは、おいしいと評判のステーキ料理をだしてくれるお店。
 2人で、店の前に立ち、
「ここにしてみようと思うんだけど・・・。」
と、かずやが清水の舞台からとびおりるんじゃ・・・

1

テレビ教育法

12/10/24 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1276

「今日から、夕飯を食べるとき、テレビは消します。」
 お母さんが、テーブルにカレーライスとサラダを並べながら、宣言した。
 我が家は、小学6年生のぼくと、小学4年生の妹とお父さん、お母さんの4人家族。
ぼくのお母さんは、専業主婦だ。
「家のことをするのも結構大変なのよ。」
と言いながら、ぼくが学校に行っている間にお昼寝なんかして、なんだか気楽にやっているみたい。

0

本が大好き

12/10/23 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1279

 ぼくは、小学5年生。本屋さんが大好きだ。お母さんとショッピングモールに買い物に行くと、ぼくは、いつも本屋さんに行って時間をつぶす。
 本屋さんに行けば、なんだか心がほっとする。最近、大好きになった星新一さんの本をさがして歩く。星新一さんの本をみつけると、思わず手にとり読み始める。
 立ち読みは、いけない。悪いと思う。でも、ぼくは、本をめくってみることが快感なんだ。我慢できない。店員さ・・・

1

エレベーター

12/10/23 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:1263

 デパートに友だちのゆりとショッピングに来た。
私は、エレベーターよりエスカレーターの方が好きなのだが、ゆりは、なにかと
エレベーターを使いたがる。
 エレベーターに乗る前、私はいつも、ちょっぴり不安になるのだ。
(もしかして閉じ込められたら、どうするの?)

 そんな私の不安をちっとも感じないゆりは、とっとと乗りこみ、4階の婦人服売り場の
ボタンを押す。・・・

  1. 1
ログイン
アドセンス