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第113回 【 自由投稿スペース 】

恋愛・ちょっといい話・伝説・不思議な話など、
小説・エッセイ等の散文であれば
スタイルは問いません。
体験や事実に基づく必要もありません。

ステータス 終了
コンテストカテゴリ
投稿期日 2017/08/21〜2017/09/18
投稿数 4 件
賞金
投稿上限文字数 10000
最大投稿数 3
総評

投稿済みの記事一覧

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結婚物理学

17/09/17 コメント:0件 本宮晃樹

 さて、三十を過ぎたいい歳のおっさんがこうしてみすぼらしく余ってるわけだが。
 こないだ催された合コンに集結した女の子たちから総スカンを喰らったという冷厳な事実を、いよいよ深刻に受け止めねばなるまい。厳しいようだが次のような考えから金輪際おさらばする必要がある。すなわち、
「どうせまたべつのコンパに呼んでもらえる、そのときによい娘を――社交辞令のあいさつメールにさえ返信しようとしない勘・・・

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和子と傘の人

17/08/30 コメント:0件 吉岡 幸一

 竹の骨組みに赤い油紙を貼った番傘を男はさしていた。男は「傘の人」と呼ばれ、雨の日だけでなく、晴れている日も、雪の日も、嵐の日も関係なく朝から日没までの時間傘をさし続けていた。
 傘の人がバス停の横に立つようになったのは一年前だっただろうか。派手な傘をずっとさしているわりには大人しい男で、バスに乗るわけでもなく、ただ一日中バス停の横に立っているだけだった。スーツを着ていたので遠目には会社員の・・・

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職業について

17/08/27 コメント:0件 yoshiki

 人は生まれながらにすべての職業に向いている。
 そして人がどんな職業につくかは偶然によって決定される。

 パンセの中でパスカルはこう語っています。なんだか励まされたような、励まされないような微妙なニュアンスです。人生において職業はとても大事な意味を持ち、人生を左右すると言っていいと思います。

 人は自分の意志によって職業を決定していると思いがちですが実はそうでも・・・

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砂時計の浜辺で

17/08/26 コメント:0件 lucky

 突然の豪雨だった。
 予報されていなかった雨はひたひたと勢いを増し、傘を持たなかった僕はある店の屋根の下に駆け込んだ。
 一目では店だと分からないような古ぼけた作りで、ガラス窓に小さく、
【砂時計】
とだけ書かれていた。
 雨は一層強くなり、しばらくやむ気配はない。吸い寄せられるようにドアを開ける。
 木製のドアは取っ手の金属が錆び付いていて、開けるとギ・・・

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