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第107回 【 自由投稿スペース 】

恋愛・ちょっといい話・伝説・不思議な話など、
小説・エッセイ等の散文であれば
スタイルは問いません。
体験や事実に基づく必要もありません。

ステータス 終了
コンテストカテゴリ
投稿期日 2017/05/29〜2017/06/26
投稿数 8 件
賞金
投稿上限文字数 10000
最大投稿数
総評

投稿済みの記事一覧

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本屋の英雄

17/06/24 コメント:0件 seika

 戸舞賛歌は『日本一のドイツ文学者』だとか『ドイツ文学界の奇才』なんていわれているらしいけど、世間一般では大した有名人でもなければ有力者でもないんだ・・・。ただ文芸愛好家には愛されているらしい・・・というか、愛されているどころか神格化されているらいんだ・・・だから戸舞賛歌が書店古書店図書館に行くと
「あの、スゴイドイツ文学者の戸舞賛歌先生がいらっしゃった・・・。」
と特別扱いだったこと・・・

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CO2フォビア

17/06/23 コメント:0件 本宮晃樹

「シュプレヒコール!」
 年老いてもまだなお矍鑠たる理事長を先頭に、慈愛あふれる環境保護団体のそうそうたる面々がメガホン片手に大音声を張り上げている。
「みんなの地球が!」不運にも絡まれているのは火力発電所だ。「暑い暑いと泣いてるぞ!」
 作業員たちはうんざりしながらLNGを炉に注入している。もくもくと恐るべき大気汚染物質が煙突から大気へ解き放たれる――と思いきや、窒素酸化物やら・・・

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謎の美貌の図書館

17/06/21 コメント:0件 seika

戸舞賛歌は「日本一のドイツ文学者」だとか「ドイツ文学界の奇才」とかいう人もいるけど、世間一般では大した有名人でなければましてや有力者でもない。ただごくごく一部の文芸愛好家たちには愛されている・・・というより神格化されているらしい・・・。その戸舞賛歌、細身で長身、歌舞伎役者みたいな端正な顔立ちの優男で、人によっては「イカにも文学おじさん」とか「ドイツ文学者」という人もいれば「声が甲高く女性的でなんだ・・・

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バレンタインデーのコスプレ

17/06/16 コメント:0件 榊真一


「ありがとうございます、お気をつけてお帰り下さい」

そう言いながらレジにお金をしまう私。
金額は先程から決まった数字しか打ち込んでいない。
今晩のお客様は二人の男女ばかり。

今回の企画は上手くいった、大成功である。
私は心の中でガッツポーズを作り、スマートフォンに向けて笑みを浮かべた。

「ダニエラっ、お前のお陰だよ」

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世界一のドイツ文学者、イエローナイフで見つかる

17/06/11 コメント:0件 seika

「ぼかぁ世界一のドイツ文学者だ、えへんのへん。ここにその事実がある、ずいずい。ただ残念のことにその事実があまり認知されていない・・・。えへんのへん。」
戸舞賛歌はそう自身ありげに満身の笑みを込めてそう豪語した。周囲の人たちは呆れてでも戸舞賛歌と摩擦を起こしたくないから仕方無しにゴマを擦っては世界一のドイツ文学者と距離を置き始めていた。

そんな戸舞賛歌の周囲にいる人たちというと、・・・

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恋愛相談 〜風邪を引いたあの日から〜

17/06/06 コメント:0件 ランデブー

私の名前は、綾鷹(あやた)和子(かずこ)
お父さんは一流俳優、お母さんは女優。何だけど…
私は、悩んでいるの女優なるのか。普通なら女優目指すよね。でも、私今恋してるから恋か女優か迷ってるの…
私の恋する相手はKくん
でもKくんのお父さんはプロレスラーだから、近寄り難い。

そんなある日、私は風邪を引いてしまった。
すると、なんと!Kくんがお見舞いに来た!K・・・

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Aヘの想察

17/06/04 コメント:0件 笹山ナオ

 日が少し西に傾いたころ、晩夏の高い空は急に陰りはじめた。湿っぽさを急に感じた。
「雨の匂いがする」と妙織が言った。
「降る前に帰ろうか」と聞く私に、彼女は大丈夫だと答えた。私たちは買い物もそこそこに、行きつけの喫茶店に入った。
 間接照明がところどころに置かれ、空調の効いた店内は、客は少なくないが静かだった。小柄な初老のマスターにブレンドを二人分頼むと、私たちは奥の向かい席に座・・・

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埋蔵金を探しているって本当ですか

17/06/02 コメント:0件 吉岡 幸一

「埋蔵金を探しているって本当ですか」
 塀の向こうから純子は体を乗り出して聞いた。隣の庭で老人が手押し車で運んできた土をおろして山にしている。老人は山の上に乗ってスコップの背で土を押し固めていた。
「誰に聞いたんだ。俺はただ庭に富士の山を作っているだけだ」
「夫が言っていたんですよ。家の裏の崖に穴を掘っているのは、埋蔵金を探しているからだって」
「なんだ。覗き見していたのか・・・

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