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第102回 【 自由投稿スペース 】

恋愛・ちょっといい話・伝説・不思議な話など、
小説・エッセイ等の散文であれば
スタイルは問いません。
体験や事実に基づく必要もありません。

ステータス 終了
コンテストカテゴリ
投稿期日 2017/03/06〜2017/04/03
投稿数 8 件
賞金
投稿上限文字数 10000
最大投稿数
総評

投稿済みの記事一覧

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エンドレス・ウォール

17/04/01 コメント:0件 本宮晃樹

〈壁〉は高かった、とてつもなく。
「父ちゃん」子どものころのわたしは折に触れて聞いたものだ。「〈壁〉はどこまで続いてるの」
「どこまでもだ」父はしかつめらしい表情で答えたものだ。「終わりなんてありゃせんのさ」
 父は無骨な男で口数も少なく、わたしは小さいながらも息苦しさを感じていたと思う。ようやく自力で〈壁〉にしがみつけるようにはなっていたものの、彼は自分の登攀ペースを乱されるの・・・

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17/03/20 コメント:0件 笹山ナオ

 長かった夏が、ようやく終わりを迎えた頃。昼夜の気温差が開きはじめ、高くなっていく空の下、蝉のがなりたてる声は減っていき、桜の葉が色づき始めた頃。
 私は暮らしているところから程近い公園に来ていた。週に一回、その公園の隅に佇む東洋風の質素な四阿あずまやの腰掛に座って、色々なことを考えたり、考えなかったりするのが私の習慣だった。私は生まれつき脚が悪かった。四阿のすぐ西側には広い湖があり、東側に・・・

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街の生き神様

17/03/15 コメント:2件 吉岡 幸一

 家の前の庭に掘った穴の中で一日の大半を過ごすのが老人の日課だった。穴は立っていれば首から上が出る深さで、両手を横に伸ばせば土壁に当たった。目の前には高さ八十センチの小さな鳥居が立てられていて、庭向こうにはバス通りがあり人通りが多かった。門はいつも開けっ放しにしていたので、道行く人は頭だけ穴から出した老人を見つけてはぎょっとして立ち止まった。驚いた通行人の顔を見ても老人の表情は変わらなかった。

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思考がまとまらない

17/03/12 コメント:1件 mikis

彼女と何がしたいのか
なぜ相性があっていると思ったのか
本当に彼女とあっているのか
実際は合わせているだけではないのか
昔それで後悔したのではないのか
人を見た目で選んでいいのか
自分は将来どうしたいのか
彼女とどうなりたいのか
自分では不釣り合いではないか
なぜうまくいくと思ったのか
長時間話すことは本当に苦ではなかったのか
出会・・・

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親子でよむ2000字 『「ニンジン」さん』

17/03/12 コメント:2件 瑠真

 「ま〜たニンジンのこしてッーーコラッ!」

 ーーニンジン?なにソレ?くえんの?
 「ニンジン」っていうヤツがあらわれたころから、いつだって、こんなカンジできりぬけてきた。と、いうワケで、モチロンくったことなかった、ニンジン。
 そりゃ、「うたのじかん」にはいつもでてくるけど?・・・・

 『おべんとおべんとチョットつめて♪ーーニンジンさん♪ーー』

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読んでると必ず「キモッ」と口から出てしまう話

17/03/06 コメント:0件 aki0708

俺がベトナムで、ハメ撮り写真見られそうになったからブチ切れて、その流れでキスまで持ってった話するわ。

他言無用な。

俺はベトナムで駐在員として働いてた。その週は特に忙しくて、土曜は朝7時から深夜12時、日曜は朝6時からっていう、「週末?なにそれおいしいの?」状態だったのね。

その日曜日は「女性感謝デー」っていう女性に対して、日ごろの感謝の気持ちを込めて花束・・・

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北風と太陽のその後

17/03/06 コメント:0件 aki0708

旅人は東京にいた。

北風は太陽に言った。
「あのときの勝負をもう一度やらないか?あの旅人の着ものを脱がせたほうがが勝ちだ。」
太陽は勝負を受けた。

まずは北風が初めにやった。
北風は思いきり強く、「ビューッ!」と、吹きつけた。
しかし、一向に旅人に風は訪れない。
なぜだろう。

次に太陽は旅人をぽかぽかと旅人を照らした。
・・・

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「グリーンゲートの少年たち」第6話・迷子の小鳥

17/03/06 コメント:0件 ちほ

 夏休み三日目。
 朝六時ちょうどに電話が鳴った。布団の中にいた静波は慌てて起きだし、廊下に出て受話器を取る。
「もしもし?」
 自分の声がのろのろしている。頭がまだ眠い。
「……」
 相手の癖のある声に静波は首を傾げた。が、相手が誰だかわかると「えーっ!」と大きな声になる。
「は……はい、お久し振りです、我が父上!」
 どうしてこんな間抜けな返事をしたの・・・

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