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こぐまじゅんこさん

詩を書いたり童話を書いたりしている主婦です。 みなさん、よろしくお願いします。 MyISBN−デザインエッグ社さんから、絵本「おしえて!ねこばあちゃん」を出版しました。 アマゾンでも取り扱っていますので、よかったら みてくださいね。 ブログ「こぐまのノート」も書いています。

性別 女性
将来の夢 自分の書いた童話を孫に読んで聞かせたいです。
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クリスマスのよるに

16/11/21 コンテスト(テーマ):第123回 時空モノガタリ文学賞 【 クリスマス 】 コメント:0件 こぐまじゅんこ 閲覧数:369

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 はるくんは、三さい。
 クリスマスをたのしみにしています。
 カレンダーをみて、おかあさんにききます。
「いつ、サンタさん、くるの?」
 おかあさんは、カレンダーのさいごの一枚をみながら、
「きょうがここだから、あと一回ねたらくるよ。」
と、こたえます。
「2と4のところ?」
 はるくんは、なんどもきいています。
 おかあさんは、はるくんにいいました。
「そうだよ。サンタさんはね、この日に、はるくんがねたあとにきて、プレゼントをおいていってくれるんだよ。」
「ねたあとにくるの?」
 はるくんは、ちょっぴりざんねんそうです。
 二十四日になりました。
 はるくんは、あさから、そわそわしています。
「きょう、サンタさんがくるの?」
 おかあさんにきくと、
「そうよ。はるくんがおりこうにしていたら、きてくれるよ。」
と、にこにこしています。
 きょうのはるくんは、おもちゃも、きれいにかたづけます。おひるごはんも、のこさずたべます。いつもと、ちょっとちがうはるくんです。
 おひるねをしておきたら、まどのそとに、ちらちらしろいものが、ふっていました。
「しろいあめ!」
 はるくんは、ゆきをはじめてみるんです。
 おかあさんが、
「ゆきがふってきたね。」
と、びっくりしています。
 ゆきは、しんしんふりつづき、よるには、すっかりつもっていました。
 ばんごはんは、はるくんのだいすきなものばかりです。
 フライドチキンに、ポテトサラダ、サンドイッチもあります。
 はるくんは、パクパクたべました。
 おふろにはいって、ポカポカからだもあったまりました。
 おかあさんが、いいます。
「はるくん、サンタさんにクッキーをおいておこうよ。」
「うん。ココアもあげよう。」
 はるくんは、おかあさんといっしょに、クッキーとあたたかいココアをテーブルにおいておきました。
 それから、おふとんにはいると、すやすやとねむってしまいました。

「はるくん、ごちそうさま。」
 どこからか、ひくい声がきこえてきました。
 はるくんが、目をあけると、そこには、赤い服をきたサンタさんがいました。
「はるくん、おいしかったよ。これから、はるくんのおともだちの家にも、プレゼントをもっていくんだけど、おなかがペコペコでこまっていたんだ。はるくんのクッキーとココアで、げんきになったよ。ありがとう。」
「サンタさん、きてくれたんだ。」
 はるくんは、ちいさな声でいいました。
「来年もまた、くるからね。」
 サンタさんは、そりにのると、空をかけていきました。
 はるくんは、いつまでも、サンタさんに手をふっていました。

 あさひをあびて、はるくんは目をさましました。
 いつのまにかねむっていたみたいです。
 まくらもとには、リボンのかかったちいさなはこがありました。


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