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こぐまじゅんこさん

詩を書いたり童話を書いたりしている主婦です。 みなさん、よろしくお願いします。 ムゲンブックスさんから、絵本「ねんねのかみさま」を出版しました。 アマゾンでも取り扱っていますので、よかったら みてくださいね。 ブログ「こぐまのノート」も書いています。

性別 女性
将来の夢 自分の書いた童話を孫に読んで聞かせたいです。
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歯医者さん

14/04/29 コンテスト(テーマ): 第三十回 【 自由投稿スペース 】  コメント:1件 こぐまじゅんこ 閲覧数:759

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 えみちゃんは、今、でぇれぇゆううつなんじゃ。
 なんでって明日、歯医者さんに行かにゃぁおえんから。
 えみちゃんは、毎年、学校の歯科検診で虫歯がみつかって、治療してきなさいゆう紙をもらうんじゃ。

 毎朝、毎晩、歯磨きはしょんのに、どうして虫歯になるんか、えみちゃんは納得できんのんじゃけど、右の奥歯が、ずきんとするたび、泣きそうになる。
 歯医者さんに行くと、あのウィーンゆうて削られる機械の音がきょうとうて、えみちゃんは、思い出しただけで、ぞっとするんじゃ。

 でも、とうとう歯医者さんに行く日になった。
 歯医者さんは、大きなマスクをして、目しか見えん。

「はい、大きい口あけて。」
 こわごわ口をあける。
 あの嫌な機械が、目に入る。
 ぎゅっと体に力が入る。
「あー、肩の力をぬいてよぉ。」
と先生が言う。
 そんなん無理じゃ、えみちゃんは思うけど、しかたのう力をぬく。

 痛いっと思うたけど、思うたより治療がはようすんだ。

 先生が、
「よぉ、がんばったなぁ。」
ゆうて、ほめてくれた。

 もう絶対、虫歯にならんように、歯磨きを丁寧にするぞ、と、えみちゃんは、今年も思うのでした。


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このストーリーに関するコメント

14/04/29 こぐまじゅんこ

岡山弁で書いてみました。

きょうてえ  は こわい という意味です。

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